【野球】7年ぶりの勝利とはならず

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◇第40回総合関関戦対関学大◇6月18日◇関西学院大学第3フィールド野球場◇

関 大 002 000 100=3
関学大 002 010 000=3
(関大)濵田駿、奥村、小住、本城、占部、鷹尾、肥後―永谷
(関学)藤川、香川、岩元、松本、平川、古田―中村太、岩崎

昨年は雨天中止となった野球部の総合関関戦。2年ぶりの開催となったこの日は晴天にも恵まれ、汗ばむ陽気の中プレイボールを迎えた。

また、第24回大学野球関西オールスター5リーグ対抗戦に出場する6選手が不在。そのため、久米健夫主将(人4)に代わってベンチでムードメーカーを買って出る億田雄一(人4)が背番号1を付けてグラウンドに立った。さらに、就職活動を終えた4年生が多く復帰し、リーグ戦でチャンスをつかめなかった選手がアピールを誓い出場した。

関大の先発は、リーグ戦で本来の力を発揮できなかった貴重な左腕・濵田駿(法3)。志願のマウンドとなった。濵田駿は2回をパーフェクトに抑える内容を見せたが、「まだまだ」と自身の投球内容を振り返った。

4年生が6人も名を連ねた打線は、3回表。先頭の8番・四十田弥慶(あいだ・みつよし=商4)、中島大地(人4)の連打で無死一、三塁とチャンスメイク。続く、1番・松本拓真(法4)が振り抜いた打球が一塁線を破る二塁打を放つと、2人の走者が一気に生還し2点の先制に成功した。

その裏、2番手でマウンドに上がった奥村純平(経3)が2点を失うと、なおも2死一、二塁のピンチ。ここで、火消しを任された小住考彦(人3)が後続を三飛に斬って取り勝ち越しは許さない。

ここから関大は小刻みな継投に出る。6回からは長身左腕の本城円(人2)、7回からは占部大輔(経4)、8回からは鷹尾颯哉(法4)と、練習でのチームへの貢献度が高い4年生が続く。最後は、9回途中からマウンドを受けた肥後皓介(人2)が格の違いを見せつけ試合を締めた。

中盤に1点を取り合ったが、決着がつかなかった総合関関戦。7年ぶりの勝利とはならなかった。だが、先発出場した谷牧圭(人4)が3安打を放ち出色を見せた。前田悠(法4)、永谷奉隆(経4)がハツラツとしたプレーでフルイニング出場を果たした。4年生を中心に盛り上がりを見せた伝統の一戦。リーグ戦とは一味違った野球の醍醐味が詰まった9イニングとなった。【文:嶋健太朗/写真:高木満里絵】

▼億田
「(背番号1を付けての試合となったが)いつもは久米が引っ張ってくれている。それ以上のことをしてチームの士気を下げないように心掛けた。就活もあって全員がそろうことなかったが、今日はベンチに入った4年生が全員出られて良かった。でも、勝ちたった。(ここからオフシーズンに入るが)去年の秋は全国で負けている。オフに入っても、意識高く秋の日本一に向けていい準備をしていきたい」

▼濵田駿
「昨日先発を告げられた。春のリーグ戦は調子が良くなくて、リーグ戦が終わってから志願してきた。それでも投球内容はまだまだ。リーグ戦では通用しない。春は結果を出せず悔しいことしか残っていない。制球力を上げて、コントロール良く、しっかりと勝負球を投げ込めるようにしたい。秋は先発したいというのが本音。でも、2人(阪本大、山本)いいピッチャーがいるので、2人が崩れたときに濵田なら任せられると思ってもらえるようになりたい」