【アメリカンフットボール】春季最終戦を勝利で締めくくる!

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◇東西交流戦対明大◇6月18日◇関西大学中央グランド◇

1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関 大   0  7  14  0  21
明 大   0  3  0  7  10

アメフト部が春季最後の試合で明大に快勝。4年生3人がタッチダウンを奪う活躍でチームを勝利に導いた。

5月に行われた関関戦では関学大に完敗を喫し、立て直しを迫られた関大。春季最後となる試合はホームで明大を迎え入れ、勝利を目指し臨んだ。

第1Q、最初にチャンスを迎えたのは関大。QB入佐一輝(情3)からWR中村聡吾(政策4)へパスが通る。中村が相手をうまくかわし、タッチダウン(TD)かと思われた。しかし、反則を取られ先制とはいかない。しかし、その後のディフェンスではしっかり抑え、明大に自由を与えなかった。
1Q終了間際にK三輪達也(法3)がフィールドゴール(FG)を狙うも、惜しくも外れ両者無得点のまま試合は第2Qへ。

第2Q開始早々、明大にFGから先制を許し、その後の攻撃でもWR長井友和(環都3)がパスをファンブル。攻守交代になるなど、オフェンス陣にミスが続く苦しい状況。流れを変えたい関大は守備からリズムをつかんだ。LB田口宗志(情4)がQBサックを決め大きくロスを奪うと、DL永岡嵩大(文3)もタックルを決める。さらに、DB湯浅直希(商2)がインターセプトを決め、敵陣残り約32yrdsの位置で攻撃権を得た。

勢いに乗った関大はWR三木達也(法4)へのパスで残り約20yrdsとすると、最後は「ディフェンスのカバーが見えた時点で僕が空くなと感じた」(中村)と入佐から中村へきれいなパスが通りタッチダウン。逆転に成功した。

その後、湯浅の2度目のインターセプトなど光るプレーはあったが、追加点を奪えず、前半を終えた。


後半、最初にビックプレーが決まる。相手キックオフのボールを三木がキャッチ。「周りがしっかりブロックしたところを走るだけだった。前が空いたのが見えたので、ブロックのおかげ」(三木)とキックオフリターンタッチダウンを決めた。

トライフォーポイントも三輪がしっかりと決め、後半幸先よく追加点を奪う。その後の攻撃は前半と打って変わり、ラン中心の攻撃となる。「OLが頑張ってくれたので走りやすかった」(RB畑中登=政策4)。この言葉通り、畑中、RB松下堅一郎(人4)、RB古川真宙(情4)の4年生トリオが躍動。3Q終了間際に古川がランを重ねファーストダウン更新を奪うと、畑中に交代。変わった畑中は約27yrdsランを決め、TDまで残り約5yrdsとし、最後も中央を突くランで駆け抜けた。

この日3つ目となるTDで相手を突き離した関大は第4Qに相手にTDを許すも、リードを守り切り、伝統的な交流戦を勝利で飾った。

春季最後となったゲームでWR、RBの4年生陣が活躍。さらに「下級生中心にいいプレーが何本かあって、下が育ってきているかなと思う」と岡田勝行主将(文4)もチームとしての成長を実感。秋に向けチーム内での競争も高まる予感を見せた。長く待ち焦がれた日本一へ。春に出た収穫と課題を見つめ直し、秋に成長した姿で関西を席巻する。【文:大島涼太郎/写真:谷   風花】

▼松浦監督

「勝ったので良かったがミスもたくさん出た。そこをどう修正するか。ミスをしているのが4年生なので、そこのところを真摯に受け止めて頑張らないといけない。特に関学と明治の試合からはすべてのゲームが日本一に繋がっていると定義して、負けから始まっている。最初の滑り出しでミスが出ているのは直すべき点。勝てたこと自体は良かったし、入佐が先発でやり切れたのは良かった。今日出たミスが1週間や2週間で直ると思っていない。選手たちにはそれも分かってほしいし、シーズン最後まで成長を続けないといけない。(RB3人が出場したが)今年のチームはWRとRBのメンバーが売りになってくると思う。下級生の競争がもっとあればと思うが、上級生に関しては頼もしいと思いながら見ている。(春の収穫は)WRメンバーが十分日本一を狙える武器になりえるだろうということと、春の最後になってけが人が帰ってきてくれているのが、いい練習に繋がるのでなないかなということ」

▼岡田主将

「下級生中心にいいプレーが何本かあって、下が育ってきているかなと思う。ファンブルなどミスが4回生に多くて思いが足りないのかなと思う。ディフェンスの出来は良かったと思うし、そこから流れが作れたと思う。実際春の試合をやってきて、関学など強い相手の場合に自分たちのプレーができなかった。先を見据えるとまだまだできることはあると思う。春を通して春の最後で勝てたこととビッグプレーが出たことはよかった。強い相手に引いてプレーしてしまう、思い切れないのが課題」

▼畑中

「僕個人で走ったというよりは周りのブロックに助けられた。とてもいいプレーだった。日々の練習から3人で競い合って、相乗効果というか高め合って練習できている。試合中もお互いいいプレーをして、刺激を受けていい関係で互いの技術を高めあえているので、3人の関係はすごくいいと思う。(後半ランが増えたが)前半はパスが多かったので、後半ランを入れていこうということで多めになった。OLが頑張ってくれたので走りやすかった。(秋に向けて)オフェンスから見たディフェンスは下級生の活躍があったので、下の底上げができたのかなと思う。オフェンスは上級生のミスが多いので、そういったところの甘さが反省。それでも大きなけがが出ることなく終われたのは大きなことだと思う。このメンバーで夏もう一度気を引き締めて秋に向かって練習したい」

▼中村

「ディフェンスのカバーが見えた時点で僕が空くなと感じたので、そこに走るだけだった。(パスもよく通っていたように思うが)通ってはいたが練習してたところがまだまだ試合で出せなかったので、秋に向けて完成度を高めたい。(WR後輩の活躍もあったが)長井はディフェンスからコンバートしてきたがいい具合に適応してくれて、前の春シーズンも活躍してくれた。他の4年生、3回生、2回生もいい刺激をもらってレシーバーの中でいい競争ができたらと思う。(秋に向けて)課題はワイドチームの完成度と、TE、WRの連携がまだ上手くいかなかったり、大事なシーンで自分のチームがファンブルしたり、ミスで相手に翻弄されることが多かった。ミスなく自分たちのテンポで試合が進められるようにしたい」

▼三木

「周りがしっかりブロックしていたところを走るだけだった。前が空いたのが見えたので、ブロックのおかげ。レシーバーは立ち上がりが、落としたり、タッチミスしたり、ファンブルしたり足を引っ張ってしまった。3回生の長井や明生が出てきたり、底上げができていると思うので、もっと1、2年生ももっと頑張ってレシーバー自体の質を上げないと秋を乗り越えられない。練習でできていることしかできないと思うので、練習の中からビッグプレーを起こして試合でできるようにしたい」

▼入佐「オフェンスのプレーとして自滅が多かったので、ミスが多い試合では勝てないと思うのでそこを詰めていかないと。(秋に向けてQB競争になるが)(大内)勇さんは走れるQBなのでそこは追いつく努力はするがセンスがあると思う。自分の持ち味であるパスやクォーターバッキングで勝負していきたい。」
▼湯浅「タックルを意識して取り組もうと話していた。ミスもそんなになくできたので良かった。春はDBのパートは2回生中心だったのでそこで活躍できたのは良かった。秋に向けてまだ未熟さがあるのでもっと頼りになれる存在になりたい。」