【剣道】大野が決めた!勝本数で関関戦劇的勝利!

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◇第40回総合関関戦◇6月17日◇関西学院大学上ヶ原キャンパス総合体育館2階小フロア◇

【試合結果】
[勝敗数]
関大4−4関学大(12引き分け)
[勝本数]
関大8—7関学大

敵地・上ヶ原で挑んだ記念すべき第40回総合関関戦。関関戦は女子5人、男子15人の団体戦で行われる。最後まで勝敗の行方が分からない熱戦を繰り広げるも、最後に登場した主将・大野祐史(社4)が先に1本を取られるも引き分けに持ち込み、勝本数1本差で見事昨年の雪辱を晴らした。

女子2選手が引き分けと互角の戦いで勝負は始まった。次の岡田光生(人2)は、開始1分30秒ごろに鮮やかなメンを決め1本勝ち。続く上田渚(商3)は序盤、ドウを決められるもメンを取り返し、引き分けに持ち込んだ。しかし、女子5人目となる岩井花(文3)が岡田春希(関学大)にメンを許し、一勝一敗で男子の試合を迎える。男子の1人目は1年生の平田陸人(文1)。試合前半にメンで先取すると、相手が出てきたところを見事なコテでとらえ、2本勝ちを決めた。続く川口大貴(法1)、海老原裕志(政策2)、豊田大海(文1)が引き分けに持ち込むも、男子5人目となる若山祐也(人2)がコテを奪われ、10人終了時点で2勝2敗と両者譲らぬ展開となった。

後半戦、西田昂平(社4)が初太刀で豪快なドウを放ち、試合開始。迫力のあるメンで1本先取するが、相メンで打ち負けそのまま2本目も取られ、惜しくも敗退となった。高島大知(シス理3)も2反則で相手に1本を許し、関大が追い込まれる状況に。流れを変えるべく出場したのは、徳安直也(人3)だ。コテで1本を先取すると、相手をツキで追い込む。それでも関大の旗は1本しか上がらず、1本勝ちで試合をつないだ。その後の3人は白黒つかず、残すは3試合。すると、尾坂駿輔(人4)が出コテで1勝し、4勝4敗に持ち込んだ。

関大勝利に一筋の光が見え、応援の拍手にもより一層の熱が入る。鬼頭賢伍(法4)は相手に猛攻を仕掛けるも、なかなか1本が決まらず勝敗は、大野主将に託された。大野が負ければ関大の2年連続敗退が決まってしまうという場面。気迫で相手を追い込むも、コテを先取され後がなくなった大野。それでも残り1分、「落ち着いて1本を狙うことを意識した」と、相手の動きを見極めコテで1本を返す。試合は引き分けに終わるも、勝本数1本差で勝利の女神は関大に微笑んだ。

「勝ててよかった」(大野)。いつもの試合形式とは異なったが、大接戦の末チーム一丸で関学大を破った関大。9月には、全日につながる関西学生優勝大会が控えている。総合関関戦の勝利を追い風に変え、関大剣道部はより高みを目指す。【文/写真:西井奈帆・高木満里絵】

▼大野主将
「勝ててよかった。(先取されたが)日頃の練習の積み重ねを信じて、落ち着いて1本を狙うことを意識した。全体として、女子で特に頑張っていたのは2年生の岡田、男子は1年生の平田かな。積極的に1本を取りに行ってくれたと思う。これからも試合が続くが、今のところ関西学生選手権大会で川上が3位になった以外は結果が残せていない状態。この関関戦での勝利を糧にして、よりいっそう練習に励んで行きたい」