【漕艇】女子シングルスカルと女子ダブルスカルで優勝!

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◇第2回西日本選手権大会2日目◇6月11日◇大阪府立漕艇センター◇

順位決定戦

【男子エイト】

2着 6:03.41→総合7位

【男子舵手つきフォア】

2着 6:58.64→総合7位

【女子シングルスカル】

3着 林   8:43.15→総合9位

【女子シングルスカル】

5着 甲田  8:50.31→総合11位

【女子シングルスカル】

2着 天野 8:51.67→総合14位

決勝戦

【女子シングルスカル】

1着 山本昌 8:17.98→優勝

【女子シングルスカル】

6着 山本千 8:45.49→総合6位

【女子ダブルスカル】

1着 7:26.53→優勝

天候はあいにくながらの曇りで、風も吹いていた。良好なコンディションとは言えない中、女子シングルスカルの山本昌奈(文3)と、染矢希美(政策4)と森千聖(外3)の女子ダブルスカルが優勝し来月に迫る関西選手権へ大きな弾みをつけた。

大会2日目の最初に行われたのは順位決定戦。悔しくも決勝戦に進むことができなかった選手たちも、上位に勝ち上がるため各々が健闘した。

初レースは男子エイト。昨日の1本目は、5着という結果であったが、2本目では1着を奪取しガッツが光った。さらに今回は関学大も出場しており、総合関関戦のリベンジを果たしたい。

いよいよ戦いの幕が開けた。スタートから先頭に飛び出し、そのままレースは中盤を迎えた。しかし、ここから関学大の追い上げがかかりリードを許す。結果的にリベンジは果たせなかったが、1着である関学大を約0.5秒差まで追い詰めることに成功。また、3着とは約10秒の差をつけ、「今まで取り組んでいたことは実現できたと思うし、間違ってないことがわかってよかったし、それを信じてやれた」と川添司樹(かずき=情4)主将は評する。

続く男子舵手つきフォアも関学大と接戦を繰り広げる。中盤では先頭より3番目あたりから一気にトップを走る関学大に食らいつき、先頭を争う。最終的に、1着を奪うことはできなかったが、関学大を約2秒差まで追い詰め、2着でレースを終えた。

女子シングルスカルには林奈々(社4)、天野優希(社4)、甲田侑希(商4)が出場。3人ともに前日のタイムを大幅に縮め、林は3着、天野は2着でゴールする。

順位決定戦終了後、行われた決勝戦。女子シングルスカルの山本昌と山本千咲(文2)が同じレースに臨む。「スタートで前に出ることができた」(山本昌)。順調な立ち上がりを見せ、好調なペースをキープし中盤へ差し掛かった。対する山本千は他艇に離されるも、とにかく粘り続けた。健闘する2人を岸から多くのチームメイトが見守る中、山本昌は1着で優勝。「優勝できてよかった」と喜びをかみしめた。山本千も6位だが、前日と比較して約20秒のタイムを縮めた。

決勝戦最後のレースは女子ダブルスカル。前日1位通過の勢いを保ち優勝を狙いたい。この種目は、染矢とダブルスカル初出場の森が艇を漕ぐ。スタートから一気に先頭に飛び出し、他艇を大きく離す。「スタートで飛び出せたので、それが気持ちの余裕につながったと思う」(森)。途中、押し寄せる波に苦しむも、取り乱すことなくレースは終盤へ。最後は2着の大市大Aと4秒差でゴールに滑り込み、大会を優勝で締めくくった。

(写真提供:関西大学体育会漕艇部)

女子の活躍が顕著だった西日本選手権。2つの優勝は関西選手権への大きな弾みとなった。「今回の(女子シングルスカルと女子ダブルスカルの)優勝がきっかけで向上していけたらなと思う」と川添。また、「徐々に一丸となって戦えるチームが体現できつつある」と振り返るように、朝日レガッタに引き続き部員が一体となり応援する場面が見られた。そして関西選手権での目標はもちろん優勝。明るみになったポイントを生かし、チーム一丸で頂をつかみとる。次に勝つのも関大だ。文/写真:柴村直宏】

▼男子エイト・川添主将

「惜しくも2着で1着の関学大とは0.5秒差だった。関学大に勝ちたかった。けれど、今まで今回で、今まで取り組んでいたことは実現できたと思うし、間違ってないことがわかってよかったし、それを信じてやれた。また、スタートは他大学と比較してみても早いほうだったと思う。そして、女子の決勝戦でチーム一丸となって彼女らの後押しもできたし、関西選手権、全日本大学選手権(インカレ)が近づく中で、徐々に一丸となって戦えるチームが体現できつつある。雰囲気も良くなってきていると思うし、今回の(女子シングルスカルと女子ダブルスカルの)優勝がきっかけで向上していけたらなと思う。それに今回は、数少ない他チームとの力の比較ができるいい機会となった。普段はそういう機会があまりないので、井の中の蛙状態になりがち。良かった点も負けている点も見つかった。課題としては、スタートからスパートにかけてコンスタントが落ちた時のタイムの落ちが大きかった。次は高い出力の強い漕ぎができるようにしたい。さらにレベルとタイムを確実に上げて、関西選手権では優勝を目指す」

▼女子シングルスカル・山本昌

「優勝できてよかった。決勝戦は3レーンが早いということが分かっていた。昨日はスタートで出れなかったけれど、今回はスタートで前に出ることができたし、差を開けることができた。とりあえず、回転数を上げて最初の5分で前に出ようとした。昨年はメダルに届かず、今回はメダルを絶対取ろうということを目標で戦った。若い選手が多かったけど、優勝できてよかった。このレースを点数化すると100点中60点。スタートはよかったけど、レース後半でばててしまったので、後半は余力を残して相手を突き放していきたい。関西選手権では昨年は結果が残せず、悔しい思いをしてしまったので、そうならないように、また、先輩方が良い形で引退できるように、良い勢いを保ちたい」

▼女子ダブルスカル・染矢

「決勝は他艇が速かった。昨日は良い感じだったので、そのままの勢いを保つことができて良かった。終盤に艇に波が来て、崩れてしまっても修正できて良かった。それに、レースではスタートで相手を離すことができた。また、シングルの山本昌も優勝できたので、一緒に(ダブルスカルに)出れるなと思う。朝日レガッタでは悔しい思いをしたので、今回の結果を次に生かせたらなと思う。反対に今回は漕ぎが雑で、蛇行してしまったり、細かいミスがあったと思う。それを減らすためにも技術面でも精神面でも向上して、関西選手権でも優勝を狙いたい」

▼女子ダブルスカル・森

「(決勝では他艇が速いことは)警戒していたけれど、前日のレースでは良い感じだったので、その勢いを保てば表彰台に上がれるかなと思っていた。また、スタートで飛び出せたので、それが気持ちの余裕につながったと思う。朝日レガッタでは悔しい思いをしたので、今回の結果を次に生かせれたらなと思う。また、今回は初めてダブルスカルに出場したけれど、結構気持ちよく漕ぐことができた。組んだ先輩が良かったと思う。関西選手権でも優勝を狙いたい」