【サッカー】後半に得点も、首位びわこ大に黒星。

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◇第95回関西学生リーグ前期第10節対びわこ大◇6月10日◇ヤンマーフィールド長居◇

【前  半】関大 0-2 びわこ大
【後  半】関大 1-0 びわこ大
【試合終了】関大 1-2 びわこ大

今節の相手は今季抜群の調子を見せ、現在首位に立ちはだかるびわこ大。しかし関大は、びわこ大を引き分けに持ち込んだ阪南大に前節、勝利を収めたばかりだ。順位に臆することなく勝利を飾り、前期最終節を迎えたい。

この日も強敵との一戦を前に、スタンドと選手による気迫のこもった学歌斉唱が披露されびわこ大を応援で圧倒する。試合は、序盤から激しいボールの奪い合いが続いた。MF中井英人(人3)を中心に果敢に奪取し、起点を作りながらパス回しを見せる。12分、相手コーナーキック(CK)で初めて決定機を作られるが、DF荒木隼人(商3)が崩し、最後はMF森主麗司のスライディングでセーブ。その後も、MF塩谷仁(人3)が相手ドリブルに滑り込み、びわこ大の攻撃をねじ伏せる。

▲MF塩谷


▲DF荒木
攻撃では20分に、MF藤村洋太(商4)がうまくスペースを作りスルーパスで好機を演出。だが、走り込んだFW加賀山泰毅(人3)が間に合わず、相手GKの手にボールは収まった。関大のゴールが遠い中、31分と40分にこぼれ玉を押し込まれ、続けて失点。「2失点とも同じ形でこぼれ玉を拾われて決められたのでもったいなかった」(FW竹下玲王主将=社4)。2点を追う厳しい展開となり、後半戦へ折り返す。

▲FW竹下主将

▲FW加賀山

何としてでも得点が欲しい関大は後半開始から猛攻を仕掛け、58分に待望の瞬間が訪れた。右サイド中盤から森主がクロスを供給し、塩谷が頭で合わせようとするが、左へ流れてしまう。これをゴール左前の中井が冷静に落とし一気にゴールネットへ突き刺した。「ボランチのポジションでゴール前まで入っていけたのはよかった」(前田監督)。中井の得点により、関大に勢いが増した。森主は1対1の場面で積極的にしがみつき後ろからボールを奪い、ゲームを動かす。DF黒川圭介(法2)も前線へ上がり率先してゴールを狙うが、大きく枠外にそれ得点に至らない。

▲MF中井


▲MF森主


▲DF黒川

後半中盤、MF牧野寛太(経2)に続けて、久しぶりの公式戦出場となるFW吉井佑将(経4)を投入。新たな戦力も加え、DF羽田健人(情2)と藤村の巧みなクロスでゴールに迫る。吉井が持ち前の速さで右サイドを相手と競り合いながら駆け上がるが、ペナルティエリア付近で転倒。悔しくも吉井にファール判定が出される。終盤のFKとCKのチャンスも相手DFに潰され、2得点目を上げることなく試合終了のホイッスルが鳴り響いた。


▲MF牧野


▲DF羽田


▲MF藤村

後半だけで9本のFKと4本のCKを獲得するも、得点には結び付けれず。前田監督は「同じようなシュチュエーションの時に関大は得点できなくて、びわこ大は得点できるという場面があった」と振り返るように首位の強さを感じた。いよいよ、次戦の大体大戦が前期最終節となる。「今日負けているので、絶対に連敗はしないように勝ちたい」と、竹下。前期を勝利で締めくくるため、再びチーム一丸で歩みを進める。【文:西井奈帆/写真:野村沙永】

▼前田監督
「阪南大に勝ってから選手のモチベーションは上がっていたはずだけど、どこか隙があったのかもしれない。同じようなシュチュエーションの時に関大は得点できなくて、びわこ大は得点できるという場面があった。前半に2失点しても、前半中に1点返していたらよかった。(中井のゴールに関して)ボランチのポジションでゴール前まで入っていけたのはよかった。前期を何位で折り返そうが、やはり勝ち点3が大事になってくる。次節の大体戦に勝たないとインカレも厳しくなってくるので、とりあえず勝って前期を締めくくりたい」
▼竹下主将
「前節阪南大に勝って、チームの勢いは感じれていた。今日の試合はあまりやられていたという感覚はなかった。前半に2得点とって取り返されてもその後失点しないというのは、首位の強さだと感じた。2失点とも同じ形でこぼれ玉を拾われて決められたのでもったいなかった。中井が1点取った後にFWのどっちかがもう1点取れていたらよかった。後半のチャンスのところで押し込みきれなかった。それができないと勝ち点を積み重ねることはできないと思う。前期最終節の大体大とは何度もやって勝ち越してきているけど、そこは考えないで油断しない。今日負けているので、絶対に連敗はしないように勝ちたい」