【ボクシング】ついに掴んだリーグ戦初勝利!

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◇第71回関西学生リーグ戦第3戦対関学大◇6月4日◇関西学院大学ボクシング場◇

[LF級] 竹下 ◯ RSC
[F級] 上木原 ◯ WP
[B1級] 中尾 ● WP
[B2級] 古郡 ◯ WP
[L1級] ラフトン ● RSC
[L2級] 平出 ◯ WP
[LW級] ー ●
[W級] 日野 ◯ RSC
[M級] 宮本 ◯ WP

関大6ー3関学大

(WP:判定 RSC:レフリーが行う勝敗宣告。TKOに相当)

強豪集まる1部リーグ戦5戦中、2連敗を喫する関大。今回の相手は2部から上がって来た関学大だ。「今日絶対取りに行く」と、平出拓士主将(法4)。絶対に勝たなければならない戦いが始まった。

最初は直前まで練習をしていた竹下開斗(情1)。4月の関関戦前哨戦で敗北し、「ほんとにリベンジしたかった」。神宮寺コーチにつきっきりでサウスポーの対策をしてもらっていた。今回の相手は前とは違うものの、サウスポー。練習通りにカウンターからのストレートを決めると、3回もダウンを奪い、1RでTKO勝ち。笑顔でコーチと拳を合わせ、好スタートを切った。

1戦目から一気に関大のボルテージが上がり、次はF級上木原昌輝(人2)。1Rから激戦となりワンツーを決める。左フックが華麗に決まり2Rにはダウン奪うも、3Rでコンビネーションを当てられる。相手の手数も増え、必死に応戦。激しい打ち合いのまま試合終了のゴングがなると、笑顔で互いの健闘を称えあった。

B1級は格上との2戦で3Rまで持ち込んで来た期待の新人、中尾天青(政策1)。序盤から組み付きが多い相手の4年生に苦戦。さらにバッディングで2度の減点を食らってしまう。3Rは手数も上回り、連打で攻め込むが、惜しくも判定負けとなった。

「取り返したい」と、リングに上がったのは同じ1年生の古郡優士(人1)。なかなか距離を詰めることができず、自分からいけと声がかかる。その後はジャブで流れをつかむと、リーチを生かして5ー0の判定勝ちとなった。

L1級はラフトンカイエル喜(経1)。序盤から激しい打ち合いが始まり、パンチを決める。だが、隙にカウンターを狙われ。3Rにはダウンを奪われた。カウントの末にレフリーにより、試合が止められTKO負けとなった。

2敗となり、勝っておきたいL2級は腰を痛めながらも出場となった平出主将だ。互いに4年生だけに勝利への気持ちが溢れ、開始直後から力強いパンチが交差する。3R開始直後、相手の猛攻に合う。しかし、連打を浴びるも落ち着いてパンチを繰り出し距離を開けていく。残り1分で今度は平出のスイッチが入った。顔面にもボディにも連打を打ち込み、ついにダウンを奪うと関大の応戦は大盛り上がり。接戦を制し1勝をつかみ取った。

4ー4でリーグ戦初勝利に王手がかかり、登場したのは日野魁人(人3)。リーグ初戦で初めて、気付けば床だった状況を味わいショックを受けた。終始日野のペースで顔面にストレート、ボディも打ち込んでいく。ロープに追い込んで1R1分30秒でダウンを奪うと相手のセコンドからタオルが飛んだ。今年度から3年生が1人となり、さらにエースの重圧がのしかかるが、「先輩として後輩に刺激あるとこ見せたい」と、さらに上を見据えた。

勝利は決まったが、「僕が勝つかで後味が決まる」と宮本大樹(人2)。右手首の骨折により試合に出場していなかったが、2ヶ月ぶりにリングに帰って来た。左を中心にフック、アッパーを次々に当て、序盤から優勢の状況に。だが、勝って終わりたい相手も意地を見せる。重いパンチでボディを連打され、3Rには足が動かなくなったが、逃げ切って最後も勝利で飾った。

ついにリーグ戦初勝利を飾った関大。4月の関関戦前哨戦で敗北となった1年生の竹下、古郡がリベンジを果たすなど、勝利への熱い気持ちが現れた。また、竹下が「ほんとにみんなに勝って欲しかった」と、人一倍応援を盛り上げた。残る2戦で1つでも多くの白星を挙げたい。【文/写真:谷満梨奈】

▼平出主将
「相原が体調崩して来れなくなって、人数が1人減ってどうなるかなと不安だった。3Rまで行った試合が多くて、みんな体力つけて打ち勝ってくれた。(前の試合から3週間)減量で小さくなってたけど、走り込みや打ち込み練習で体力づくりしていた。(個人的には)相手も4年生で気持ち出して来てて、手数も多かったけど最後まで出し切れた。途中は勝ってるか分からなかったけど、絶対取りたいと思っていた。腰は先週痛めてさっきの試合でまた痛めた。今日絶対取りに行くって想いで全階級出て貰った。このチームでやるのも2戦しかない。とにかく全力でやり抜く」

▼竹下
「ほんとに前の相手にリベンジしたいと思って、神宮寺さんに付きっ切りでサウスポーの対策をして貰っていた。相手が違っていてショックだったけど、勝ちたい気持ちは変わらなかった。相手もサウスポーで、練習した通りやったら1RTKO勝ち。神宮寺さんには感謝したい。相手のストレートを外してカウンターで自分のストレートを決める練習。充実した試合やった。初戦、2戦強豪校で関学大との試合が、このあとの流れ決める。盛り返して僕が勝つか負けるかで流れが変わる。絶対勝つ気持ちでいった。(試合中の応援は)みんなで練習頑張って来て、ほんとにみんなに勝って欲しかった。全力で声枯れるまで応援した。これからもキツイが試合続く。全員で関大のチームワークで乗り切って勝ちたい」

▼上木原
「膝の調子が悪くて、休みながらケアしながら、全員にサポートして貰って練習して来た。絶対に勝たなあかん試合で緊張してた。キツイ試合やったけど勝ってよかった。相手はプライベートでも付き合いあって、お互いに勝ちにいかなと思って、ベストパフォーマンスができた。膝のケアしながら、距離取りつつ攻めるところは攻めてメリハリつけて、気持ち入れて勝ちたい」

▼古郡
「より出来た所はあった。前から言われてるところできてない部分もあった。相手との間隔とか。しっかりジャブを突く意識、右を痛めていたから、左を極めていた。(関学大については)前負けたのもあってリベンジしたい。天青が残念な負け方した分取り返したいと思っていった。試合中はカッとなって我を忘れることがあった。1年生やけど、しっかり貢献して勝ちを積み重ねられるように。残り大商大戦と同大戦、しっかり詰めるとこ詰めて、当てるとこ当てていきたい」

▼日野
「前の試合でラッキーパンチみたいなん貰って、自分が勝たなあかんところで負けてしまった。申し訳ないじゃないけど、みんなを引っ張らなあかん中、悪いなって。期待を裏切ってしまった。今回の試合は勝てると思ってた。LW抜けたり、減点取られたりとかあったけど、チームで勝ててよかった。前の試合は、気付いたら床だった。落ちたのは初めて。勝てると思ってるくらい練習してたし追い込んでいたから、落ち込まないように良い練習ができた。(去年との違いは)体力的な練習が多くなった。パワーで前に行く感じ。スタミナ強化でしんどい練習が増えた。1年生が4人入ってくれてよかった。(3年生が1人なのは)正直キツイ。抜けたら代わりがいないし、先輩として後輩に刺激あるとこ見せたい。平出さんに任してしまってるところもある1つずつ勝っていきたい」

▼宮本
「右手首を骨折していて、関学戦からの参加だった。今日に向けてコーチが毎日遅くまで付き合ってくれて、自分だけの力で勝てたんじゃなくて、応援とか支えてくれたからというのがわかった試合だった。どんなに強くてもTKOとかで負けないタフな相手でしんどかった。ボディとかも打たれて途中から足が動かなくなった。(勝利が決まってからの出場について)勝つのが決まってても、僕が勝つかで後味が決まる。頑張らないと。チーム戦だからみんなで高め合って、残りの試合勝利つかみたい」