【サッカー】[なでしこ]リベンジ燃えるも、予選ブロック1位通過ならず

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◇関西女子学生春季リーグ(2部)第5節対明治国際医療大◇6月4日◇関西大学高槻キャンパス第1グラウンド◇

【前 半】関大 0-3 明国医大
【後 半】関大 1-2 明国医大
【試合終了】関大 1-5 明国医大

リーグ3連勝で勢いに乗る関大。第5節の相手は前季惜敗し、過去未勝利の明国医大だ。今季の流れで連敗を食い止めたい。

「絶対勝とう」(MF河崎美穂主将=社4)。十分な気合いがチームを奮い立たせる。前半開始5分、落ち着いた丁寧なディフェンスを見せ、攻撃のタイミングを狙う関大。10分には、相手に右サイドから攻め込まれるがGK佐々木恵梨(法1)が飛び込みセーブ。その後も相手の攻撃のスピードに食らいつき守備を徹底する。27分、MF鳥本みずほ(法1)が左サイドからドリブルで切り込みクロスボールを上げるが、得点には至らない。応援に駆けつけた関大一高の応援がコートに響きわたる中、相手の守備を崩せない状況が続いた。すると32分、相手のコーナーキックのこぼれ球を押し込まれ失点。この1点を機に相手に流れが傾き、34分にもコーナーで失点を許す。流れを払拭しようと鳥本やMF濱直海(人2)が攻撃を仕掛けるも守備に阻まれる。右サイドを破られ再び失点し、前半は0-3で終える。

後半開始早々、相手のコーナーがゴールを脅かす。その後も相手の攻撃が続く中、FW大田萌(文1)が試合を動かす。パスからのターンで左サイドを駆け上がり、力強いクロスを上げる。ゴール前のDFをすり抜けGKのオウンゴールで1-3となる。ここから勢いをつけたいが、後半9分に相手のコーナーで失点し1-4と得点差を離される。その際に身体を張った佐々木が倒れ込み試合が一時中断するも、再びゴール前に立ち力強い眼差しで構えた。後半21分、途中交代のFWコギー・トレイシー(経4)が鳥本のパス受けシュートを放つが左へそれる。その後も失点し1-5。後半28分にFW岡田香菜子(社2)を投入し得点を狙う。体力が落ちてくる中、DF岸本玲奈(人3)が空中戦で強さを見せた。試合の終了が迫る中、濱のスルーパスを受けた鳥本がシュートを放つも枠をとらえられない。最後まで全員でゴールを目指すが、試合終了のホイッスルが鳴る。リーグ戦完封勝利への道は厳しかった。

明国医大に大敗を喫し、リーグ全勝とはならなかった。「目標である日本一につなぐインカレのためにも負けられない試合」(河崎)。11日からは決勝トーナメントが始まる。今回の負けを生かし、再び関大なでしこは走り出す。【文:野村沙永/写真:西井奈帆・高木満里絵】

▼足高女子監督
「明国医大との力の差を確認するための試合でもあった。今回は怪我などで選手がそろっていない状況で挑んだ戦いだった。リーグ戦はシャットアウトで勝ち進んできたので相手のスピードに圧倒されていた印象だ。まとまったディフェンスの力が出なかった。今年は良い戦力として1年生が6人加わった。5月に正式入部し別メニューで練習していた選手もいたが、使えると感じた。これからの1年生の活躍が楽しみ」

▼河崎女子主将
「明国医大の分析はもちろん自分たちのサッカーを出すことを意識した。3連敗の上、1位通過もかかっていたので気合いは十分だったが結果につながらなかった。気持ちを持って戦うことは当たり前のことだが、チームの中で一番大切にしている。コーナーは要注意としていたがやられてしまった。それでも気持ちは最後まで消えてなかったし声も出ていた。ハーフタイムでは、相手のロングキックをおさめてパスをつなごうと話していた。後半はパスがつながり、自分たちのリズムをつくることができ、得点できたのはとても良かった。日本一につなぐインカレのために来週の決勝トーナメントは今回の負けを生かし自分たちらしいサッカーで臨みたい」