【空手道】悔しさ残る団体戦、課題を克服し先を見据える

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◇第55回西日本大学空手道選手権大会◇5月28日◇近畿大学記念会館◇

【男子組手】
3回戦敗退
<2回戦>
関大5-0大歯大
<3回戦>
関大1-3近大工

【女子組手】
3回戦敗退
<2回戦>
関大3-0中村大
<3回戦>
関大0-2天理大

4月の関西個人では悔しい結果と終った関大。男女ともに4強入りの目標を胸に大会に挑んだ。

今大会は男女ともに2回戦からの登場となる。まず登場したのは男子。先鋒・谷口玄(人3)が相手を寄せ付けず勝利を収める。続く中島郷(人1)は上段蹴りがさく裂、中堅・南宮翔太(シス理4)も6-0と圧倒した。この時点で関大の勝利が確定する。続く三代直輝(経3)は3-0でリードの展開。すると相手選手に警告が入り、反則勝ちとなった。大歯大の選手が4人だったため大将を務めた田坂鉱希(文4)は不戦勝となり結果5戦すべてを6-0で終える圧巻の勝利となった。

▲中島

▲南宮

▲三代

男子は続く3回戦で近畿大学工学部と激突。先鋒を任されたのは1回生の中島。「今日1番良かったのは中島と谷口」(田坂主将)。序盤こそ3ポイントのビハインドを背負うも上段蹴りと上段突きを終盤に決め逆転。先勝に成功する。続いた谷口も接戦を演じる。最大4ポイントあった差を残り1ポイントまで迫る活躍を見せる。敗れはしたが良い勢いで中堅の田坂につないだ。しかし、頼れる主将が1ポイントも奪えず敗れると、後続も盛り返すことは叶わず。田坂は「自分が勢いを止めてしまった」と、悔しさをにじませた。

▲谷口

▲田坂

次は女子組手。先鋒で登場したのは片岡彩葉(商4)。非常に安定した試合運びをみせ、勝利を掴む。続いて山口彩絵(人4)が挑む。2本の上段蹴りがさく裂し、相手に何もさせずに蹴りをつけた。女子は3人制のため、この時点で勝利が確定。だが、初戦のため玉置薫(法3)も大将として試合の地へ。序盤から突きが決まり、試合を優勢に運ぶ。その後も勢いを止めることもなく勝利を掴み、男子同様完封での初戦突破を決めた。

▲山口

3回戦の相手は強豪天理大。目標達成へ突破したい一戦だった。先鋒は玉置。お互いに手数が多い組手となる。互角の争いを繰り広げながら迎えた試合中盤、突きを決められ先制される。その後も追いつくも、今年度から採用された先取ルールのため逆転しか道はない。最後まで攻め続けるも審判の旗は上がらず無念の敗戦となった。続くは片岡。女子主将としての意地を見せたい。しかし、流れは天理大だった。中段蹴りなどの有効打を受け0-3とされる。その後は相手の猛攻をしのぎつつ反撃に出る。一時倒されるも有効打を与えられることなく試合に戻るなど意地を見せた。だが、無情にも時間は過ぎ、敗戦。男女ともに3回戦で姿を消すことになった。

▲玉置

▲片岡

男女ともに悔しい結果となった今大会。だが、課題は見えた。その課題を修正し、まずは続く関関戦勝利にチーム全体で戦っていきたい。【文:多田知生/写真:永津星斗】

▼田坂主将
「チームとしてはベスト4を目指していたが3回戦で負けてしまった。そこは主将として不甲斐ない。自分のプレーは最悪。前2人が1対1で回してくれて雰囲気的には2勝でまわしてくれたような雰囲気だった。それなのに自分が勢いを止めてしまった。すごく責任を感じている。今日よかったのは中島と谷口。中島は1年生ですけど1年生らしくいきいきと自分らしい勢いを感じた。これからの課題は勝ってる試合はいいけど、負けてる試合の中でどう修正していって最小失点で次に繋げていけるか。次は関関戦もあるのでそこを修正していきたい。」

▼片岡
「ベスト4という目標を掲げてチーム一丸でやってきた。一人一人の調子、チームとしての雰囲気も今までの中ではよかった。個人としては気持ちでは勝つと思ってやっていた。最後負けてしまったとき、作戦を決めれなかった。自分自身で戦術を立てて後ろに回せなかったというのが一番の心残り。どのように組み立てて自分がポイントを取っていくか。次の全関西では勝ち負けという点で、勝ちか最低でも引き分けで後ろに回せるようにしていきたい。今回よかったのは玉置。最初の試合も勝って、3回戦もルール上敗けてしまったが、点数では引き分けまで持ち込んでいる。力がついてきたのかなって感じ。一人一人の技術を上げていくってことが一番大切。その中でもチームの連帯。切磋琢磨して練習していけるようにしていきたい。」