【バスケットボール】慶関戦、勝利ならずも西日本へ収穫

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◇平成29年度慶関定期戦男子戦第2戦◇5月28日◇関西大学中央体育館◇

【第1Q】関大9-17慶大
【第2Q】関大18-19慶大
【第3Q】関大13-24慶大
【第4Q】関大16-17慶大
【試合終了】関大56-77慶大

7点差で敗れた前日、「関東のチームだということを変に意識し過ぎずに、練習通りに自分たちのやってきたことを100%出したい」と語った井上諒汰主将(文4)。しっかり守って早い展開に持っていくという関大のスタイルを展開できるか。慶関定期戦最終戦が始まった。

第1Qは石野渉生(人3)が3Pを決め、幸先の良いスタートを切ったように見えたが、その後は相手のディフェンスが堅く、ゴールに近づけない。足立臣哉(人2)や井上も3Pをリングに収めるが、このQを9得点に抑えられる。しかし、梶原聖大(情3)のリバウンドでの踏ん張りもあり、なんとか10点差以内で第1Qを終えた。


▲石野


▲足立


▲井上

▲梶原

続く第2Qは、足立がドリブルで一気に駆け上がり、そのままシュートするなど、オフェンスが機能。西岡晃司(法1)、梶原も得点する。だが、「しっかりこっちがオフェンスしてもその後簡単に相手に決められた」(井上)と、なかなか点差は埋まらない。関野日久(文2)の3Pや井上のシュートなどで着実に得点は重ねていくが、9点ビハインドで後半へ折り返す。


▲西岡


▲関野

逆転を狙う第3Q、序盤から互いに点を取り合い、一進一退の攻防が繰り広げられる。残り4分半、相手のエースがファウルトラブルでコートを離れるアクシデント。このチャンスをものにしたい関大は、井上の3P、梶原のミドルシュートなどで点差を詰めようとするも、なかなか流れをつかみきることができない。その後は関大側にミスが目立ち、20点差で第3Qを終える苦しい展開となった。

第4Q、「昨日と同じようにギアを上げてきた」と井上主将が振り返るように、相手の3Pやバスケットカウントに苦しめられ、嫌な流れを断ち切ることができない。途中交代の菅原紳太郎(文1)が攻守ともに奮闘を見せ、井上の3Pや森田雄次(人3)のシュートで応戦するも試合巧者の慶応大を崩すことができず、敗戦を喫した。


▲菅原


▲森田

伝統の慶関戦で惜しくも勝利を飾ることができなかった関大。悔しい結果となったが、収穫を得ることができた2日間でもあった。「今まで同様に準備し、どんな相手でも自分たちのやってきたことを出して、(西日本学生選手権大会での)目標のベスト4を必ず達成する」(井上)。先に控える大会での躍進に注目したい。【文:宮西美紅、中谷開/写真:奥井健太】

▼井上主将
「オフェンスのところでは、昨日は1人1人が孤立してしまってチームのやってきたことができなかった。今日はオフェンスの形っていうところではしっかりある程度できるようになってきたけど、シュートの確立だったり、しっかりこっちがオフェンスしてもその後簡単に相手に決められたりレベルの差を慶応(大)に見せつけられたような試合になってしまった。前半特に昨日の反省を生かしてチームで作ってシュートっていう形に持っていけたが中々シュートが決まらない時間が長かった。でもその中でも、なんとか10点差以内で我慢しようというのがチームの中にあって、厳しい中でもなんとか耐えられたかなという感じ。後半は、相手がまた昨日と同じでギアを上げてきて、15点差、20点差に離そうというところで、全関(関西学生選手権大会)の時だったら、例えばベンチだったりスタンドが声を出して、コート上の人を煽ってもらって、おぜん立てをしてもらってコートに出ている。コートに出ている人が踏ん張ってという風にやっていたと思うが、定期戦なので応援の人が悪いとかじゃなくて、試合に出ている人たちがそうやって雰囲気を作って、15点差、20点差に離されそうな時に耐えるとか、自分たちの良い流れの時に追いつく、逆転するっていうのを、コート上の5人が出せないっていうのがもろに出てしまった。これからの西日本(学生選手権大会)だったり、リーグ戦では、もちろんチーム一丸となってスタンドとベンチとコートに出ている5人が一体となって雰囲気を作っていけると思うが、やっぱりコートに出るのは5人なので、そのコートに出る5人とか、その後から交代して出てくるメンバーがもっと自覚をもって、自分たちで自分たちのやってきたことを出す雰囲気を作ったりというメンタル的な部分で慶応(大)との差を見せつけられたかなという2日間だった。マンツーマンのハーフコートのディフェンスはやっぱり関東相手でもある程度ロースコアに抑えて試合ができるということが分かったので、そこの強みをもっとオフェンスに生かして、ディフェンスから早い展開に持っていくための手段をどんどん西日本(学生選手権大会)に向けて作っていかないといけないなと気づけた。個人個人のスキルアップとか、もっと自覚をもってプレーするということは、慶応(大)から学ばないといけないところだった。(西日本学生選手権大会での)目標はベスト4以上なので、順当に勝ち進んだら中京大とか、普段関西でやらない相手とやることになると思うが、今まで同様にしっかり準備して、とにかくどんな相手でも自分たちのやってきたことを出して、必ずベスト4以上に入るという目標を達成」できるようにチーム全員で頑張りたい」

▼森田
「相手のハーフコートのディフェンスに対してやりたいことができなくて、今までやってきたことや自分たちのスタイルを崩してしまって点差が広がってしまった。慶応大はディフェンスがハードで、こっちがやりたいことが全然できなかった。そこが自分たちとの大きな違い。今日はこのような負け方をしてしまったけど、良い経験だと思って、西日本(西日本学生選手権大会)で同じようにハードなディフェンスをされても今日のことを思い出して自分たちのやりたいことをしっかりやっていけるようにしたいと思う」