【バスケットボール】最終Q奮闘も、慶応大に敗北

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◇平成29年度慶関定期戦男子戦第1戦◇5月27日◇関西大学中央体育館◇

【第1Q】関大18-21慶応大
【第2Q】関大12-14慶応大
【第3Q】関大9-21慶応大
【第4Q】関大20-10慶応大
【試合終了】関大59-66慶応大

Bリーグの初代王者を決める試合が行われたこの日、千里山の地では長い伝統を誇る慶関定期戦が幕を開けた。今年は慶応大をホームに迎えての戦いとなる。過去最高タイとなる5位で関西学生選手権大会を終えたあと、「インカレベスト16達成するにはまずは慶関定期戦で関東のチームを倒す」と井上諒汰主将(文4)が語ったように、関東の大学を相手に力量を計る絶好の機会。どんな試合を展開できるのか、注目の一戦が始まった。

この試合最初の得点は、森田雄次(人3)の3P。その後も河野拓海(人2)が足立臣哉(人2)のアシストでシュートするが、慶応大に早い展開から得点を積み重ねられてしまう。しかし、菅原紳太郎(文1)のバスケットカウントや石野渉生(人3)のシュート、さらに井上がこぼれ球に食らいつくなど応戦。3点ビハインドで第1Qを終える。


▲石野渉


▲菅原


▲河野


▲足立

第2Qは、開始50秒で井上の目の覚めるような鮮やかな3Pが決まる。さらに石野渉が3Pを、梶原聖大(情3)も0度からのシュートをリングに収めるなど奮闘。しかし、慶応大に素早いパス回しから得点を許すなど、逆転してリードを広げるには至らない。終盤には森田が立て続けにシュートし、これには慶応大もたまらずタイムアウトを要求するが、前半のうちに点数をひっくり返すことはできなかった。


▲梶原

逆転の糸口を見出したい第3Qだったが、「オフェンスもディフェンスも練習でやってきたことをできずに受けてしまった」(井上)。何度もシュートは放つものの、リングに嫌われる時間が続き、中盤で梶原のシュートが決まるまで無得点。その間に慶応大に得点を量産される。5分を過ぎた頃から森田の3Pや井上のシュートが決まるなど徐々にペースを取り戻すが、第3Qが終わって15点を追う苦しい展開になった。


▲森田

第4Qでは森田、中谷颯吾(情2)、石野が3Pを沈めるなど、関大のスタイルがはまり出し、このQは慶応大の2倍の得点。しかし、「第4Qからそれをやっても、慶応(大)相手には追いつけない」(井上)。第3Qで広げられた差は大きく、猛追もむなしく慶応大に屈した。


▲中谷

翌日には再び慶応大との一戦が控える関大男子バスケ部。「練習通りに自分たちのやってきたことを100%出したい」と井上主将が語るように、関大のスタイルでプレーすることはできるか。先に控える西日本学生選手権大会へ弾みをつけるためにも、勝利をつかみたいところだ。【文:宮西美紅/写真:中谷開】

▼井上主将
「全関西の選手権(関西学生選手権大会)が終わって、スタートのメンバーで中々ゲームを作れずに、交代で石野だったり僕だったりが出て流れを変えなきゃいけない試合展開が選手権で続いたので、スターティングメンバーが練習中からしっかり先頭に立って、流れを作るということをやってきた。でも今日もやっぱりスタートのメンバーのところでまず弱気になってしまって、受け身から入って相手のインサイドとかにリバウンドを取られたり、早い展開でやられたりっていう場面が多かった。(慶応大は)しっかり堅い守りから、大きな選手が走って、早い展開にする。あとはインサイドにボールを収めて、ディフェンスが寄ったら外から打ったり、インサイドの選手が1対1をしてそこからリバウンド飛び込んでくるような、アグレッシブなチームだった。前半は、ハーフコートの守りっていう点では、しっかり体を使ってある程度守れていたと思うが、こっち(関大)のオフェンスが悪くてシュートが入らない時間帯になると、相手に走られて簡単に2点を与えていた。第3Qは前半でギリギリ我慢できていたところをさらにやられた感じで、相手が1段ギアを上げてきたところで、オフェンスもディフェンスも練習でやってきたことをできずに受けてしまった、1番苦しい時間だった。第4Qは逆に開き直って、練習通りのことができたが、やっぱり第4Qからそれをやっても、慶応(大)相手には追いつけないという感じの試合展開だった。練習でしっかり守って早い展開に持っていくというのが僕たちのスタイルで、チームでオフェンスをして、チームでディフェンスをするということをやってきたので、(明日は)しっかりそれを出して、慶応(大)とか関東のチームだということを変に意識し過ぎずに、練習通りに自分たちのやってきたことを100%出したい」