【フェンシング】サーブルリーグ連覇逃す。優勝争いは三つ巴に

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◇関西学生リーグサーブルリーグ兼サーブル新人戦◇5月13・14日◇東淀川体育館◇

【男子サーブル】
関大43-45近大
関大45-18京大
関大45-27阪大
関大45-42京産大
関大45-16中京大

【サーブルリーグ結果】
2位 4勝1敗

【サーブル新人戦】
2位 山本
ベスト16 安達
予選敗退 小川

フルーレリーグでは2位に甘んじた関大フェンシング部。総合優勝に向け、昨年も制している得意のサーブルリーグでは優勝を掴みたい。

初戦の相手はフルーレと同じく近大。サーブルを得意とする田中亘(情4)主将が難なく5点先取。幸先のいいスタートを切る。しかし3番手でピストに立った市ノ瀬拓弥(経2)が苦しむ。4点差を返され追う展開となった。その後は一進一退の攻防が続き、試合は近大リードのまま終盤へ。関大の7番手は山本康平(社1)。対する近大はこの時点で両チーム合わせて指数トップの太刀川。アレの号令がかかると同時に速攻を仕掛け、アタックに成功した山本が主導権を握り逆転に成功する。続く市ノ瀬も1回生の奮闘に応え1点リードを保った。殿を務めたのは田中。しかし、流れが向かずまさかの逆転負けを喫する。「後輩がリードして回してくれたのに自分で最後負けた」と田中は悔しさをにじませた。

続く2試合は相手校を圧倒。確実に勝利を重ね大会初日を終えた。また、同日行われたサーブル新人戦予選には3名が出場。リーグ戦でも奮闘した山本が2位、フルーレリーグではリーグメンバー入りを果たした安達優虎(文1)が19位で予選を通過した。小川万葵(経2)は白星が遠く予選敗退となった。

日付が変わり迎えたリーグ第4戦。対するはフルーレで唯一黒星をつけられた京産大だ。試合開始直後こそリードを許すも田中の7連続ポイントもあり4試合目終了時点で20-19とリードする。しかし続く山本が善戦するも力及ばず逆転を許し、その後を務めた田中も差を詰められずに3点のビハインドを負う。そこで剣を握ったのは山本。名誉挽回のチャンスを生かす気迫のプレーで逆転した。その後はそのリードを守り切り、新星の活躍でフルーレの雪辱を果たした。

リーグ最終戦となった中京大戦。試合前に近大が最終戦を勝利し優勝の可能性は消えたが、勝ち点確保へ上の順位を狙った。試合は序盤から関大が主導権を握り最大30ポイント以上の差をつけ圧勝。力の差を見せつけた。

リーグ終了後、行われた新人戦本戦。1回戦からの登場となった安達は2回生の選手と対戦した。中盤までは接戦となるも後半は的確にポイントを稼ぎ勝利。2回戦に駒を進めた。その後の2回戦ではフルーレで敗れた関学大の三村との対戦。9-9までもつれるも最後の1突きが届かず、2大会連続ベスト16に終わった。

予選2位通過の山本は2回戦からの登場。実力の違いを見せつけ準決勝まで駒を進める。準決勝の対戦相手は安達を破った三村。中盤までは拮抗するも、後半山本が連続ポイント。同期の無念を晴らした。決勝はインターハイ王者との戦いとなる。実力者と互角の攻防を繰り広げるも最後は力及ばず敗戦。栄冠には届かなかったが力を示す準優勝を手にした。

リーグ戦ではエペを残し勝ち点1差の3位につけた。続くエペで優勝を掴めば自力での逆転優勝が決まる。最終種目、エペを制しまずは1部昇格への挑戦権を得る。

【文/写真:多田知生】

▼田中主将

「やっぱり優勝する気ではいたので二位という結果に終わって悔しい反面、最低限の成果は残せれたかなと思う。後輩達はすごい頑張ってくれた。90点上げてもいい。負けた試合もそうですけど後輩がリードして回してくれたのに自分で最後負けたりしたので自分は60点くらい。自分たちもそうだがどの大学も追い詰められている。死に物狂いでかかってくると思う。気持ちの強い大学が勝つと思うのでそういうところでは負けないようにしたい。(山本は)今は1回生だけどこの先の関大フェンシング部を背負っていく人物になってほしいなと思う。前日に接戦で負けていたので今日の試合は本当に落としてはダメという気持ちが全員にあった。その気持ちの強さがチームの雰囲気にもつながってみんな前向きに戦えたのが勝因だったと思う。」