【ラグビー】2年ぶりの定期戦勝利

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◇第83回関法定期戦◇5月14日◇関大中央グラウンド◇

【前半】関大 14-24 法大
【後半】関大 22-7 法大
【試合終了】関大 36-31 法大

定期戦での勝利を春シーズンの目標とするラグビー部。法大を関大中央グラウンドに迎え、26-46で敗れた昨年のリベンジを期す。強い日差しがピッチを照らす中、83回目のキックオフとなった。

前半は法大がペースを握る。「スタートはFWとBKの連携がよくなかった」と、主将のPR藤井拓海(人4)が振り返ったように、外に枚数が余る法大の攻撃に対応しきれず4トライを献上した。だが、好調のアタックはこの日も健在。11分には、ブレイクダウンで人数をかけてターンオーバーに成功すると、ラインアウトからチャンスを作る。最後は、LO岡田健吾(法2)が力強い突破で相手のタックルを外し、中央にグラウンディングした。前半終了間際にFL三井利晃(文4)のトライもあり、10点ビハインドで試合を折り返す。

エンドが変わった後半は、力強い縦への突破を軸に関大フィフティーンが躍動する。8分、ゴール前5㍍でマイボールスクラムを獲得。すると、FW8人が束となり相手にプレッシャーを与え、SH木下皓太(人3)のきれいな球出しから、最後は右の大外で待っていたWTB福井大介(経3)のトライで5点差に詰め寄る。23分に、途中から入ったFL神野心(安全3)のトライで同点に追いつくと、32分にはピッチを大きく使った攻撃からFB正木航平(社3)が左隅にグラウンディングし、勝ち越しに成功した。その後、三井がこの日2本目のトライを決め、勝負あり。後半はCTB山縣翔(人3)や神野、岡田などの出足の速いタックルが光り、法大を1トライに抑えた。

主力にけが人を多く抱えながらも、関東の雄を撃破した関大。勝利に貢献した3年生中心の若手BKに対し、桑原久佳監督は「ファーストジャージのプライドを持ってやってくれている」と信頼を寄せる。後半の戦いぶりには、関大ラグビーの強さと自信を感じさせた。また、1か月後に迫った関関戦に向け藤井主将は「圧倒して勝ちたい」と、並々ならぬ意気込みを見せる。関学大に昨秋の借りを返すため、新たな武器となりつつあるオフェンスと、従来の武器であるディフェンス両面の精度を上げていく。【文/写真:嶋健太朗】

▼桑原監督
「いい試合だった。出足は悪かったが、ハーフタイムに出た課題を後半は修正できた。スタートがいつも悪い。最初から後半のような戦いができればここまでしんどい試合にはならない。Aに上がってきた若いメンバーがファーストジャージのプライドを持ってやってくれている。(春シーズンは)一戦一戦課題をつぶして強くなっていきたい」

▼藤井主将
「スタートはFWとBKの連携がよくなくて、相手の選手が外で余っていた。後半はもっと連携を取って、ノミネートを合わしてやろうとハーフタイムで確認した。アタックは前半から前に出れていたし、後半は継続して攻めることができた。一人一人がキャリーで前に出れていた。定期戦に勝つという目標を達成できて自信にはなる。今日はこの1週間取り組んできたディフェンスでいいところがあった。自分たちは元々ディフェンスが武器のチーム。関関戦は同じ関西のチームとして、ボールを持ったら取り切る気持ちで圧倒して勝ちたい」

▼岡田
「前半は自分もチームも練習してきたことが出せた。1本目のトライはブレイクダウンの局面や、ボールを持ったら前に出ることや、サポートで走ることなどやってきたことが出た。ディフェンスは前半はポイントに寄っていたので、後半は前に出て出足の速いタックルを心掛けた。まだシーズン中盤。Aチームが体張って、示せるように頑張りたい」