【アイスホッケー】土居主将の勝ち越し弾で辛勝。課題の多い一戦に

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◇第40回総合関関戦前哨戦◇5月6日◇尼崎スポーツの森◇

【第1P】関大1-2関学大
【第2P】関大0-0関学大
【第3P】関大3-0関学大
【試合終了】関大4-2関学大

関関戦前哨戦を4-2と逆転勝利を収めた。第1P開始直後から先制点を奪われ、苦しい展開になるも第3Pに主将の土居功弥(人4)の勝ち越しゴールなど3点を奪い逆転に成功。最後は関西王者の意地を見せつけ、伝統の一戦を勝利で飾った。

この日から新体制の布陣でゲームに臨むアイスホッケー部。新しい船出を最高のスタートで弾みを付けたいところだ。しかし、最初に主導権を握ったのは関学大だった。開始1分過ぎに相手にターンオーバーを食らい、右サイドからゴールを決められる。土居主将が「一番の反省点」と語ったように出だしでつまずいた。その後鈴木大貴(人3)のシュートですぐさま追いつくも、今度は反則を出し、キルプレーの時間帯に相手に決められ勝ち越しを許す。その後も相手に不用意にパックを奪われたり、パスを取り損ない後ろにそらすなどらしくないプレーが目立ち精彩を欠いた。

大迫コーチ、土居主将の両者が我慢の時間帯だったと語ったのは第2P。序盤こそディフェンスゾーンからパックを奪われる危ない場面もあったが、徐々にパックを支配する時間を増え、流れが関大に傾き始める。6分にはFW柚木大珂(法2)、佐野優(文4)、DF高井優希(社1)、の組織的なパスワークから最後は柚木がフィニッシュを狙うもGK正面。その後も再三好機を作るも相手ゴーリーの好守もあり中々点が入らない状況が続いた。第2Pは両校とも点を入れることができず、勝負は第3Pに委ねられた。

何が何でも得点しなければいけない最終P。関大は積極的に相手のディフェンスゾーンに襲いかかる。中でも活躍を見せたのは主将の土居だ。何度も相手が敵陣へパックを弾きだそうとする力強いショットをカットし、そこから土居が起点となりチャンスを演出。良い流れの中で8分、佐野からパックを受け取った三浦詰平(人2)が相手のゴールをこじ開け、1ピリオドぶりにゴールが生まれ、同点に。そして2分後相手の反則によりパワープレーとなった展開で佐藤、柚木の華麗なパス回しから土居がブルーライン手前の右サイドから強烈なシュートをお見舞いし、勝ち越しを決めた。14分にも工藤雅基(経1)が追加点を決め、差を広げる。試合終盤には相手が6人攻撃を仕掛けてくるも沼田智也(人2)中心にDF陣が決死の守備を見せゼロで守りきった。

土居主将は接戦での勝利に「全然満足できない」と悔しさをあらわにした。序盤に早々2失点するなど立ち上がりに課題が露呈。新生関大アイスマンの初陣はほろ苦いスタートとなった。【文:三木勇人/写真:宮西美紅、長尾洋祐、野村沙永】

▼大迫コーチ
「見ての通りひどい試合だった。点を獲れないチームなので相手に点を与えてはいけない。その中で出だしでターンオーバーをしてピンチを作って失点した。このままじゃ関西やインカレでもやっていけない。いかに自分たちが自覚して練習、試合をやっていけるか新体制で初の試合で課題が露呈した。失点のシーンはどちらともターンオーバーからの失点、あとブルーラインの中での処理ミス、この2つはいつも注意している。それが今日のスタートから出て失点した、非常にストレスのある展開だった。第2Pは我慢、我慢の展開でやれて、それが第3Pにつながったのはよかった」

▼土居主将
「シーズン最初の試合ということでみんな硬かった。いつもスタッフから立ち上がりを気を付けろといわれてる中で開始5分も経たずに先制され、流れに乗れなかったことが今日の一番の反省点だと思う。(2点目の失点の原因は)失点してからパックに行く意識が、強くマークを外して気をとられた、もっと声かけをすればよかった。第2Pは結構攻めてる時間が長かったが、フィニッシュまでいかなかった。それでも、我慢の時間帯で走ることはできた。 (第3Pの自身のゴールは)数的有利な場面で味方がスクリーンをかけてくれたのもあるしただ空いてる所を狙った。全然満足してないし、むしろ負けのゲーム。5-5の場面でもっと仕掛けていかないといけない」