【野球】ホーム遠く 立命大から勝ち点奪えず

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◇平成29年度関西学生春季リーグ戦第6節対立命大3回戦◇5月7日◇ほっともっとフィールド神戸◇

立命大 000 010 000=1
関 大 000 000 000=0

(立)山上、小橋、福島―大本、佐野
(関)阪本大―久米、高橋

5度得点圏まで走者を進めながらも、あと1本が出ない。完投した阪本大樹(経4)の力投むなしく、わずか1点で勝敗が決してしまった。

2回、4番起用された松島恒陽(人2)が左前打を放ち、さっそく指揮官の期待に応える。しかし、続く5番・倉川竜之介(文2)、6番・杉本陽哉(人4)が凡打。7番・久米健夫(人4)も空振り三振となり、先制とはならない。

すると3回の立命大の攻撃。先頭にヒットを許すと、次打者の三ゴロを三塁手・松島がエラーし無死一、二塁のピンチを迎える。そして、1番・大谷征輝への5球目も捉えられ、ライト後方へ。だがここは右翼手・太田健裕(文3)がなんとか追いつき、1度グラブで球をはじきながらもキャッチ。そのあとは一ゴロで打ち取り、併殺でピンチをしのぎ切った。

4回の守りでも、3番・辰己涼介の強烈なライナーを遊撃手・古川陸(商3)がダイビングキャッチ。阪本の粘投を守備で盛り立てる。

しかし、5回だった。2死一塁から連打を浴び失点。立命大に先制を許してしまう。

1点を取り返したい関大だが、5、6、7回は二塁に走者を進めるも、後続が凡退。得点に結びつけることができない。そして1点ビハインドのまま最終回を迎えた。

阪本が先頭打者を死球で出すなど、2死二塁の場面。8番・中本貴大に中前打を許すと、二塁走者が三塁を蹴って本塁へ。すると、8回から守備についていた中堅手・若泉洸仁(人4)がバックホーム。見事走者を刺すファインプレーに、ベンチからも選手が飛び出した。守備で勢いをつけ、最後の攻撃へと向かう。

しかし、先頭の代打・阪本将太(法4)がわずか1球で遊飛に倒れる。試合途中からマスクを被る7番・高橋佑八(経3)、代打・土居弘洋(情3)も空振り三振。投手戦となった緊迫したゲーム展開に、1点が遠かった。

立命大と同じ8安打ながらも、打線のつながりがなかった関大。勝ち点を獲得することが出来ず、優勝の可能性が完全に消滅した。だが、まだリーグ戦は残っている。甲子園球場で行われる、伝統の一戦。「勝ち点3で終わることだけを考える」(久米主将)。次節こそは、全員野球で2連勝する。【文/写真:谷 風花】

▼早瀬万豊監督
「1点が遠かった。バタバタしながらもチャンスはあった。そういう場面でアウトがないように。課題は見つかったからまた次に向けて力をつけないと。関大にはどっしりした4番というのがいない。松島は思い切りが良いから、4番目のバッターとして使った。松島や倉川は守備面に課題はあるが、力をつけてほしい選手。いい経験になれば。あの1点もミスからだったが、(阪本大は)よく投げ切ってくれた。ライトがもっといい返球をすれば失点はなかった。このシーズンは3試合くらい、守備のミスで余計な点を与えてしまっている。関学は特別。しっかり勝ち点を挙げて秋につなげたい。また、たくさんの方々が応援に来てくださるから、その応援も力に。内容のいい試合にしたい」

▼久米主将
「みんな勝ちたいという気持ちはあった。けど、たくさんチャンスが作れていたのに、あと何か一つが足りなかった。乗り越えていかないといけない課題があったから、修正していかないといけない。(立命のピッチャーが)東じゃないということに多少の動揺はあったかもしれない。ただ、どんなピッチャーが来ても勝ちたいという気持ちは一緒。やはり勝つために一皮むけないといけない。阪本(大)が頑張っている。しかし0点で終わってしまった、相手に先に取られているのは良くない。ただ、秋勝つために少し見えたものはある。来週の関学戦は結果が出る出ないに関係なく、全員で勝ち点3で終えることだけを考えていきたい」

▼阪本大
「最少失点だった。毎回ランナーを出してしまって、いい試合リズムにならなかったと思う。完投するだけじゃなくて、内容もこだわらないといけない。味方に援護がなかったのは何とも言えない。だが、自分は援護がないと思って投げている。1点でも取られたら負け。(来週の関関戦は)今季最後の試合。最後はいい形で終わりたいから、この1週間で良い準備をしていきたい」