【ソフトテニス】全員でつかみ取った1部昇格!快進撃は止まらない!

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◇平成29年度関西学生春季リーグ戦2日目◇5月4日◇マリンテニスパーク・北村◇

【4戦目】関大5-0龍大
谷口・飯田 4-3
岩木・三宅 4-3
浅井    4-0
石田・島津 4-3
池田・奥村 4-1

【第5戦】関大4-1近大
谷口・飯田 4-2
石田・島津 4-0
浅井    3-4
岩木・ 三宅4-2
池田・奥村 4-0

【入替戦】関大3-0天理大
谷口・飯田 4-0
石田・島津 4-0
浅井    4-3

ソフトテニス部がついに13年秋以来の1部昇格を決めた!今まで2部上位の成績を残すも、ことごとく打ち砕かれてきた1部への道。最後は入替戦で浅井怜介(人4)主将がファイナルデュースの死闘を制し、見事昇格を果たした。

前日の結果よりトップを走る関大。まず、この日の1戦目は龍大と対峙。試合前の円陣では「絶対勝つぞ!」の声がチームで発せられ幕を開けた。1試合目は昨日と変わらず1年生ペアの谷口睦(商1)・飯田脩三(人1)組が任される。幸先良く2ゲームを先行するも、ミスが目立ち3ゲーム連取される展開。しかし、ここから崩れずファイナルゲームに持ち込むと取り切り勝利。良い形で次につなぐと2戦目も勝利を収める。3戦目の浅井も危なげなくストレート勝利し、リーグ4連勝を確定させた。続く4戦目石田康貴(経3)・島津勇佑(商4)組、5戦目池田侑生(商2)・奥村亮介(安全2)組も取りこぼすことなく龍大との試合を終えた。

龍大との試合を終えた時点で4勝0敗と2部優勝を確定させ、入替戦が決まった状態で臨んだ近大戦。しかしその結果に気を緩めることなく選手達はコート上で力を発揮。第1、2試合を白星で飾り、リーグ戦全勝まであと一つとする。しかし、ここで誤算だったのは主将の浅井だった。普段のような相手を圧倒するボールがネットを越えない場面が続き2-3とリードをされる。「入替にいけると気が抜けていた」と浅井。その後ファイナルに持ち込み1度はマッチポイントを握るも、ものに出来ず敗戦。浅井はこのリーグ初めてゲームを失い、黒星となった。しかし、エースのまさかの敗戦の後に登場した岩木和也(経3)・三宅智和(商4)が空気を変える。岩木が相手後衛との打ち合いを制し、緩くなった球を三宅が叩くという息の合ったプレーを見せる。バックの応援も味方に付け流れに乗り完勝。第5試合目の池田・奥村組も相手を寄せ付けず。全勝でまず2部リーグを制覇し入替戦に臨む形となった。

入替戦の相手は長年1部に定着している天理大だ。表彰式後に行われたこの試合に多くの観客が押しかけ運命の一戦を見守った。まず、先陣を切ったのはここまでリーグ戦全勝の活躍を見せる1年生コンビの谷口・飯田組だ。1部昇格を懸けるこの大事な試合でもルーキー達は全く動じない。谷口が相手とのラリーで完全に打ち勝つと飯田もスマッシュ、ボレーを決め、何度もガッツポーズを見せ、ストレート勝利。完全に流れをつかんだ関大の勢いは止まらない。常に選手を支えてきた応援も最高の盛り上がりを見せ後押し。続く石田・島津組もストレートの圧勝。勝利が決まると石田はラケットを上に放り投げ、感情を爆発させた。ついに昇格まであとひとつとした。

昇格に王手をかけ登場したのは主将の浅井。しかし、最初の2ゲームはカット主体の相手に脚が動かず2ゲームを連取され後手に回る。負けられない一戦に応援から「キャプテン頼むぞ、1部に連れてってくれと」さまざまな声が飛び交う。その言葉に奮起し粘りのテニスを繰り広げ勝負はファイナルゲームへ。ファイナルでも両者一進一退の攻防を繰り広げデュースにもつれ込む。2回目のデュースでマッチポイントを握ると最後は浅井のサーブに相手のレシーブがネットの白帯に当たり試合終了。ついにソフトテニス部が1部昇格を果たした。

試合が終わると、チームメイト全員がコートの奥から浅井に駆け寄り、胴上げが始まる。チーム全員で昇格の喜びを分かち合った。浅井主将は「チーム全員でつかみ取ったすごく価値のある勝利」と素直に喜ぶ。次なる大舞台である西カレ、全日本インカレは7月~8月に開催される。飛躍を遂げたソフトテニス部のさらなる活躍に期待だ。【文/写真:三木勇人】

▼浅井主将
「応援も選手みたいに自分達が試合に出ている気持ちでやってくれて自分が試合中にも感じるものがあった。出ている選手だけではなく全員でつかみ取ったすごく価値のある勝利。近大戦ではみんなに『入替が決まったからって気を抜くなよ』って言っていたが自分が一番『入替いける』と気が抜けていた。だから、入替戦ではそこで駄目だと思って気持ちを入れ直せた。1部昇格はずっと口にしてて、達成できなかったら口だけなのでそこは有言実行できてほっとしたしうれしい。(近大戦、相手はカット主体の戦法だった)最初の方は脚が動かなくて短いボールをアウトばっかだったのでとりあえず脚を動かそうと意識してファイナルまでいけたがマッチポイントとられて『どうしよ』と思ったが後ろの応援や(関大ソフトテニス部)女子の応援とか聞こえてきたしそこでみんなの気持ちの込もった球が打てた。(印象に残った応援は)1部に連れてってくれ、キャプテン頼むでっていう応援。みんなが試合してくれている気持ちでやってくれてるなと思ってうれしかった。(1部昇格の要因は)去年負けてみんな後悔して、練習とかもだいぶきつい練習にしたがみんな文句を言わずについてきてくれたのでそこが勝因かなと。西カレ、インカレ優勝を目指し、もっとまとまって挑んでいきたい。西カレ、インカレはダブルス3つの形式になる。今回は一年生が一本目取ってくれてだいぶ勝ちにつながってあれが大きかった。でも1年生に頼っているチームは弱いと思うので4回生が試合に出て勝っていかないといけない。まだ1部の最下位のチームを倒しただけなのでこれでは西カレ、インカレでは上にはいけないので、個々の能力をもっと上げてまとまって上にいきたい」

▼三宅
「ここまで来るのに4年かかった。今日の試合は今まで下の学年に助けてもらうことも多かったので、4回生が引っ張っていこうと心がけた。近大戦の大事なところも勝てて100点満点の動きだったと思う。インカレ、西カレでもこのままの勢いでいきたい。大学生活で1番うれしい。」

▼島津
「入学した時に自分が入替戦にでて負けたので今日は勝ちたかった。4-0で勝てて本当によかった。昇格の要因は力のある新入生が入ってくれたことも大きいし、なによりまとまりのある応援が本当に選手の力になったと思う。インカレ、西カレでは自分が出て勝ちにこだわりたい。」

▼岩木
「(1部昇格は)めちゃくちゃうれしい。昨日は全然だったけど今日は勝利に貢献できてよかった。昨秋のリーグ戦から技術的な面より精神的に成長できた。」

▼石田
「2番・4番目と苦しいところが多かったが、攻撃していくことを意識していった。入替戦は緊張したが、勝って当たり前と思っていった。個人的には70点。回り込みがイマイチ。ペアとのコンビネーションも強化して、全日本インカレベスト4に入りたい」

▼池田
「去年秋リーグに立命館に1敗してしまった。なので、1回も負けず全勝で終えられたのはよかった。1部で戦っていけるようにレベルを上げていきたい」

▼奥村
「みんなが1番気持ちを入れてできた試合だと思う。応援がよかった。個人的には入替戦も自分が出て決めたかった。関西ダブルスでは浅井さんとペアで出場するが、結果にこだわらずやっていきたい。そして全日本では、去年初戦敗退だったが今年はそれを上回っていきたい」

▼谷口

「初の団体戦で不安があった。だが、全勝できてホッとした。立ち上がりがあまり良くないのが課題。飯田とは高校が同じなのでペアにも慣れてきた。関西ダブルスでベスト32に入って、全日本でも上位に入ることが目標。」

▼飯田
「リーグ戦は緊張した。谷口のおかげで勝てた。徐々にペアも慣れてきた。ストロークがまだまだなのでそこを直していきたい。関西ダブルスでは頂点を取るつもりで挑んでいきたい」