【総合関関戦】関関戦リベンジならずも吉田が善戦

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◇第40回総合関関戦前哨戦◇5月5日◇舞洲スポーツアイランド◇

関学大 2.53.91
関大  2.49.46

4月の全関西学生ダートトライアル選手権(全関ダート)で優勝を成し遂げ、勢いに乗っている自動車部。その勢いを保ちつつ、総合関関戦でも勝利したい。

関学大が試合車であるインテグラ(ホンダ)で出場しているのに対し、関大は練習車として使用しているCR-X(ホンダ)で試合に臨んだ。ОBの青木氏が設定した今回のコースは、直線やスロラーム、ターンなどバラエティに富んでおり、コーナリングやブレーキング力が要求される。「うちの練習車は曲がりやすく、今回のコースはこれで対応できた」と吉安昌子コーチは車のコースへの適性を語った。

いよいよ始まった第1ヒート。1走目は、荻野尚貴(化生3)がハンドルを握った。「直線でアクセルを踏めていなかった」というように、加速が壁となった。続く關(せき)快人(シス理3)もパイロンタッチによりタイムロス。さらに、吉田啓一郎(社4)もコースミスにより結果は無効となってしまった。

再び荻野から開始された第2ヒート。スタートの旗が振り上げられると、車は一気に直線を加速し、スラロームに突入した。360度のターンを、車速を落とすことなくクリアする。その後は、關もパイロンタッチなどのペナルティを課されることなく、コースをクリアした。「第2ヒートは思い切った」(關)。両選手ともに、先のレースでの課題を踏まえ、タイムを更新。そして、吉田が最後の走行に挑む。巧みなステアリングでミスをすることなく順調にコースを進んでいく。だが、折り返し地点でのターンに苦しんだ。「後輪をうまく滑らせることができなかった」と吉田は悔しさを滲ませる。しかし、タイムは55秒と今大会2番目の最速記録を残し存在感を放った。

結果は4秒差で関大は勝利を収めることはできなかったが、奥田直人主将(文4)は、「タイム差は小さかった」と試合を評価する。また、「ここからはのびることしかない。とにかくブレーキングやメンタル面などを向上させないといけない」と吉安コーチはこれからの課題を見据える。目標は全関西総合杯。そのためにもひとつひとつの大会で勝ちを重ねていく。【文/写真:柴村直宏】

▼吉安コーチ
「関学大の車はパワーがあったが、うちの練習車は曲がりやすく、今回のコースはこれで対応できた。勝つことはできたが、負けてしまった。3年生の2人がまだまだ力量が足りないと感じた。だが、吉田は伸びてきていると思うし、今回も良かった。ここからはのびることしかない。とにかくブレーキングやメンタル面などを向上させないといけない。ひとりひとりにあった指導をしていきたいと思う」

▼奥田主将
「僕自身は走ってないが、部員が走っているのを見て思ったのは、ミスコースが惜しかったということ。関学大は昨年も強く、関大はチャレンジャーとして総合関関戦に挑んだ。しかし、合計のタイム差は小さかった。僕らは4年生だけど、来年に下級生が育ってくれれば勝負できるのではないかなと思う。目標は全関西総合杯を取ること。4月30日の全関ダートでは優勝することができたが、1回勝つだけでは、目標を果たせない。また、フィギュアなどの種目などでも勝たないといけないし、安定して勝利しないといけない。どの試合でもコンスタントに上位にいけるように、チーム一丸で目標を追いかけていく」

▼吉田
「第1ヒートはミスコースをしてしまった。3年生が成績を残してくれていたが、団体でそろわないと、成績を残すことができない。第2ヒートはいい感じで走ることができたが、ターンで後輪をうまく滑らせることができなかった。それができるかできないかで、1秒差がついてしまう。今回はOBや監督やコーチなどいろいろな人たちのおかげで総合関関戦を開くことができた。大会は年に数回しかなく、貴重な機会となった」

▼關
「第1ヒートはミスコースを防ぐために、丁寧に走ろうとしたがステアリングなどにも粗さがあって、ペナルティもあり不安要素を残してしまった。しかし、第2ヒートは思い切った。ペナルティなしでクリアできた。試合には練習車で出場していたが、試合車は速いけど、乗る人を選ぶので、早く乗れるように頑張りたい。そして、タイムをより縮めていきたい」

▼荻野
「久しぶりに選手に選ばれた。第1ヒートでは直線でアクセルを踏めていなかったが、第2ヒートでは踏むことができた。しかし、ハンドルを切るのが遅くなってしまって、スロラームで差がついてしまった。なのでタイムはあまり良くなかった。だけど、360度のターンでは車速を落とすことがなくてよかった」