【漕艇】コンディションに苦しむも、女子舵手つきクォドルプルが決勝進出をつかむ!

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◇第70回記念大会朝日レガッタ1日目◇5月4日◇滋賀県立琵琶湖漕艇場◇

【女子ダブルスカル予選2組】
5着 4:33.72→敗者復活戦
【女子ダブルスカル予選4組】
4着 4:14.72→敗者復活戦
【女子舵手つきクォドルプル予選1組】
2着 3:57.85→決勝進出

強い風と湖特有の波に苦しんだ初日だった。決して良好とは言えない会場のコンディションの下、関大は女子ダブルスカルの2レース、女子舵手つきクォドルプルの1レースに出場。ダブルスカルでは予選敗退と悔しい結果となったが、舵手つきクォドルプルでは2着で決勝進出をかなえた。

まずは、甲田侑希(商4)と高山唯(文2)のペアがダブルスカルに出場する。強い風が吹きつけ、水面は波で揺れ、安定しない状況下で始まったレース。序盤から他艇に離されるものの、徐々に差を埋めていく。しかし、ラフコンディションということもあり、なかなか相手に追いつくことができない。「荒れていて思い通りに進めなかった」(甲田)。結果は5着と悔しさが残った。

ダブルスカル2組目は、林奈々(社4)と山本千咲(文2)。コンディションに加え、立ち上がりに追い抜けず苦しむものの、コースの中間に差しかかるまでには先頭争いを繰り広げる。先頭にわずかな差を着けられつつも、必死に食らいつく関大。しかし、他艇が追い上げを始め、このレースを4着で終える。準決勝に駒を進めることができなかったが、「ペースを落とすことがなかった」と林は今レースでの評価点を語った。

誰も予選を突破することなく迎えた舵手つきクォドルプルのレース。スタートで相手にリードを許してしまうものの、コースの半分を過ぎると着実に順位を上げ始め、息を吹き返した。レース終盤、多くのライバルが先頭を走る京大の後ろでもつれあう中、2着でゴールし決勝進出をつかむ。「リラックスしていつも通りに漕ぐことを意識した」と染矢希実(政策4)は勝利の要因を口にした。

条件が重なり、苦しい戦いで終えた初日。スタートで相手に引き離され、敗北というパターンが目立った。だが、収穫も多くあった。「ミスもあったが、お互いに励ましあうこともできた」と染矢。そして、舵手つきクォドルプルの決勝進出という確かな成績も残した。また、惜しくも予選で敗退となった選手も明日には敗者復活戦を控えている。戦いはこれからだ。【文/写真:柴村直宏】

▼女子ダブルスカル・甲田
「目標は準決勝進出だが、(コンディションが)荒れていて思い通りに進めなかった。荒れていたのはわかっていたが、丁寧に漕げなかった。天候はどうなるかわからないが、悔しい。敗者復活戦では頑張らないといけない」

▼女子ダブルスカル・高山
「初めての試合ということで緊張していた。コンディションの荒れ具合に対応できていなかったし、リラックスもできていなかった。敗者復活戦では体を大きく動かし、声も出していきたい」

▼女子ダブルスカル・林
「(コンディションが)最初の練習の時から荒れていた。スタートがあまりうまくいかなかった。しかし、今日良かったこととしては、ペースを落とすことなくコンスタント(コース中間)に突入できたこと。敗者復活戦では、コースの距離が300メートルのレースだと思って最初から頑張りたい」

▼女子ダブルスカル・山本
「初めてのレースだったが、緊張することはなかった。オールの動きがずれないようにとにかく先輩に合わせて漕いでいて、ペースが落ちることなく進むことができた。明日は天気予報では、コンディションは悪くなさそうなので、敗者復活戦ではぶん回す勢いで頑張る」

▼女子舵手つきクォドルプル・染矢
「割とレース前に緊張しているメンバーもいたが、和やかな雰囲気の下レースに臨んだ。リラックスしていつも通り漕ぐことを意識した。(レースでは)最初は、相手に抜かれてしまったがコンスタントに入って順位を上げることができた。京大には離されてしまったが落ち着いて漕ぐことができた。今日の課題は、スタートと気持ち。いつも通りに緊張しない冷静さが必要だと思う。反対に今日良かったこととしては、ミスもあったがお互いに励ましあうことができたこと。決勝戦まで2日間練習することができるので、修正し、楽しんで試合に臨みたい」