【フェンシング】フルーレリーグ準V!1部昇格に向けて好発進

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◇関西学生リーグ◇4月22・23日◇大山崎町体育館◇

【男子フルーレ】
関大45-37近大
関大45-31阪大
関大45-22中京大
関大34-45京産大
関大45-20京大

悲願の1部昇格を目指すフェンシング部。リーグ戦はフルーレ、サーブル、エペの3リーグの順位によって総合優勝を果たした1チームのみが入れ替え戦に進む。今年は男子のみの出場となったが、2部制覇に向けまずは大事な1種目目、フルーレリーグに挑んだ。

初戦で対するは昨年フルーレで後れを取った近大。序盤からリードを保ち一時は10ポイント以上の差をつける。しかし6番手で登場した市ノ瀬拓弥(経2)が苦戦。相手に12ポイントを奪われる。続く安達優虎(文1)も流れを変えることはできず3点差まで迫られた。ここで登場するは再び市ノ瀬。連続ポイントを含む猛攻で名誉を挽回。最後はエースの勅使河原知大(社2)が締め大事な初戦を勝利で飾った。


続く阪大戦、中京大戦は終始関大が圧倒。相手に1度もリードを許さないなどペースを握り続け、確実に白星を重ねた。

全勝対決となった対京産大戦は白熱の展開となる。試合開始直後4連続ポイントを奪われるなど苦しいスタートとなる。だが、勅使河原がエースの実力を見せつける。4点差で託された状況から9ポイントを掴みとり逆転に成功。しかし続くメンバーは京産大に苦戦する。再びリードを許し点差も5ポイントに広げられた。流れを変えたい関大は主将の田中亘(情4)を投入するも思うように差が縮まらない。ビハインドが8ポイントとなり主将の後を任されたのは勅使河原。怒涛の猛追を見せ一時3点差まで京産大を追い詰める。しかし、その後は相手の勢いに押され力尽きた。2年生エースの奮闘実らずリーグ戦初黒星を喫した。

フルーレリーグ最終戦に迎えたのは京大。市ノ瀬が5連続ポイントを決めるなど序盤から着実にリードを奪い、圧倒した。しかし、京産大が最終戦を勝利で飾ったためフルーレリーグは2位という結果になった。

総合優勝、そして1部昇格へ。フルーレで準優勝を飾ったことで積年の願い成就へ好発進を決めた。「優勝にこだわっていきたい」(田中主将)。「残り2種目は優勝を狙う」(勅使河原)。見据えているのは優勝の先のみ。44年ぶりの1部復帰に向けて、関大剣士が夢舞台への道を駆け上がる。【文/写真:多田知生】

【競技説明】
有効面(フルーレ=胴体、サーブル=上半身、エペ=全身)を突くことで得点。団体戦は3対3の9試合を行う。1試合は3分、またはどちらかが試合数×5点を先取するまで。45点先取、または9試合終了時点でリードしているチームが勝利となる。

▼田中主将
「フルーレリーグで得た収穫は自分たちが通用するとわかったこと。今までの練習メニューは効果があったということが分かった。筋トレを増やしたところが結果につながった。課題は試合となった時に緊張でいつも通りやれていないことがあるところ。京産大には負けてしまったが、実力的には負けていない。たまたまというか、今日は負けたというだけで次やれば勝てるという気持ち。メンバーの調子はすごくよかった。1日目に比べて2日目のほうがみんな調子は良かった。今後も期待できる。次のサーブルのキーマンは正直自分だと思っている。自分が一番頑張っている種目でもあるし、昨年も優勝している。優勝にこだわっていきたい。サーブルは自分の良し悪しで勝負が決まる。自分が負けないように頑張りたい。エペのキーマンは留学生のジョン・マクドナルド。彼は強いし得点を取ってきてくれる選手。今までの関大のエペはどちらかというと守り勝つスタンスだった。そこに点を取れる彼が入ったのは大きい。今年はメンバーも揃っていて1部昇格が狙える。何としても上に上がりたい。」

▼市ノ瀬
「2部の中で実力のある近大に勝ったことで流れに乗れて勝てていけた。中京大戦でポイントが取れた。そこで京産大戦で少し気持ちが浮ついてしまった。ポイント欲しさに攻めすぎた点は反省点。冷静に攻められるようにしたい。審判に少しイラついてしまって感情が表に出た。感情を表に出さないようにもしたい。フルーレは自分と勅使河原に任されていたがサーブルは主将が自分に任せろと言ってくれているので自分は気楽に、簡単なポイントを逃さないようにだけやっていきたい。エペは自分はリザーブで試合に出るかはわからないが、その時が来たらしっかり役割を果たせるようにしていきたい。」

▼勅使河原
「去年に比べてベンチワークも集中力も成長していた点は収穫。全体としてみればよかったと思う。個人のプレーとしては去年に比べてスキをなくす、安定したプレーはできていた。しかし、自分がエースという立場。点を取りに行くべきところで点を取れなかった場面が何度かあった。そこが敗因かもしれない。サーブル、エペと1番のライバルは京産大になる。残り2種目は優勝を狙う。サーブルは田中主将に任せるつもり。エペでは優勝に自分が貢献できたと言えるプレーをできるようにやっていきたい。」