【サッカー】塩谷、荒井の2ゴールでリーグ戦初白星!

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◇第95回関西学生リーグ前期第3節対立命大◇4月30日◇西京極総合運動公園◇

【前半】関大 1―1 立命大
【後半】関大 1―0 立命大
【試合終了】関大 2―1 立命大

引き分け、敗戦と続き、まだ勝ち点3を手にしていない関大。第3節の相手は、昨年のリーグ戦1勝1敗と実力が均衡する立命大だ。今節こそ『全員サッカー』で白星を挙げたい。

立命大が優位な風上に立ち、試合がスタート。「前半はしっかり耐えて、後半で押し込むという作戦だった」(FW竹下玲王=社4)。開始早々、相手FK(フリーキック)からつながったボールがゴールへ一直線。しかし、クロスバーに直撃し失点を免れた。相手の攻撃に耐える時間が続く中、先制点のチャンスが訪れる。15分、中盤左サイドからMF藤村洋太(商4)がループでMF塩谷仁(人3)へパス。相手DF2人が追いかけるが塩谷がゴール前まで運び、シュートを放つ。ボールは相手GKの頭上を通ってゴールネット右側に収まり、関大が先制。
▲MF塩谷

24分には、左サイドを駆け上がったDF黒川圭介(法2)がゴール前で右サイドのFW竹下にロングパス。しかし、相手DFに倒されシュートに至らず。これがファールとなりMF中井英人(人3)がFKを蹴るが、これも得点にはつながらない。その3分後、中井との連携でDF羽田健人(情2)が、相手2人を抜く巧みなパスをFW加賀山泰毅(人3)に送る。加賀山が豪快なシュートを放つが、ゴール左にそれ追加点にはならず。

▲DF黒川

▲FW竹下

▲DF羽田

30分、右サイドから押し込まれここで失点。前半終了間際に黒川の見事な足さばきで相手DFを脅かすも、ホイッスルが鳴り前半終了。

試合が振り出しに戻った後半は、立ち上がりから関大が攻める。58分、立命大からCK(コーナーキック)を奪い、キッカーは中井。右サイドから上がったボールは相手DFにクリアされるが、藤村が引き戻しパスを繋げる。最後は黒川が強烈なシュートを放つも、ゴール上へ。立命大も意地を見せ攻めるが、DF荒木隼人(商3)が体を張って阻止し、終始安定のDFラインを見せた。

あと1点が欲しい関大。時間は過ぎ試合終了間際、途中出場のMF荒井大(社2)が魅せた。羽田、MF牧野寛太(経2)からつながったボールを荒井がシュート。放ったボールは相手DFをすり抜けゴール真ん中に突き刺さった。同時に荒井と同じ2年生の黒川、羽田、牧野、FW大久保優(商2)らが一斉に駆け寄り喜びを爆発させる。これが決勝弾となり関大は、今季初白星を手にした。

▲MF荒井

決勝弾を決めた荒井は、「絶対点を取りたいと思っていたので、本当に気持ち良かった」とリーグ戦初ゴールの喜びをかみしめた。「とりあえずホッとしている」(竹下)。喜ぶのも束の間、中2日で大経大戦が控えている。今節では立命大の応援に負けまいと、関大スタンドも一体となって戦っていた。『全員サッカー』でやっとつかんだ勝ち点3。ベンチ、スタンドと共にこれからも『全員サッカー』で勝ち進む。【文:西井奈帆/写真:川﨑恵莉子・野村沙永】

▼前田監督
「立命大の対策としては、後ろからしっかりつないでくるのでそれをしっかり止めることと、中盤で浮く選手がいるのでどうマークするかなどを練習してきた。前半は、わざと風下をとってしぶとく全員で足を動かして耐えるようにした。塩谷のゴールの流れは良かったけどそれ以外はなかなかうまく繋げることができなかった。2年生は最近よくベンチにも入り、試合に絡むことも去年より圧倒的に多くなってきた。しかし、1年生も大学に慣れてきているので、気を抜いたら入れ替わることもあると思う。これから連戦も続いていくが、コンディションをしっかり管理してやっていく」

▼竹下主将
「前2試合は、試合終了間際での失点があったので、前節からの弱2週間はそれをなくすことと、絶対勝つという気持ちを強く持っていた。今日は勝ててとりあえずホッとしている。前田監督に風下をあえて取れと言われて、前半はしっかり耐えて、後半で押し込むという作戦だった。塩谷のゴールでみんなにも勢いが出てきた。ゴールだけではなく、守備や攻撃もシュートで終わることでもっと勢いを出せたらよかった。荒井は去年からトップチームにいて腐らず練習してきたので、今日のように活きてきたと思う。リーグ戦は1試合1試合の積み重ねが大事だと思うので、しっかり勝って勝ち点を積み重ねたい」

▼先制点を決めた塩谷
「やっぱりゴールを決めるのは気持ち良い。(藤村)洋太くんが良いボールを出してくれて、キーパーと1対1だったので冷静に流し込むだけだった。けがでサッカーが出来ない時に、みんなが高槻合宿などで強くなっていき、もどかしい気持ちになった時もある。それを乗り越えてのゴールだったので、自分としてもすごく大きかった。後半と比べると前半は相手を圧倒できていないので、前半と後半でチームが変わってしまうことは今後の課題。ここ2戦勝てていなかった。チームで掲げているのは『全員サッカーで日本一』なので、今日の勝利を弾みにして1戦1戦戦っていきたい」

▼2点目を決めた荒井
「前半は風向きも少し不利だったけど、後半まで耐えればいけると思っていた。後半は絶対点を取りたいと思って出場したので、本当に気持ち良かった。自分の武器である左足のキックをもっと出せたら良かった。羽田や牧野とは仲も良いのでコミュニケーションを他学年よりは取れていると思う。ここからもっと勝って、自分も先発出場できるように頑張っていきたい。次は試合も続いて、交代出場の選手も重要になってくるので、しっかり準備していきたい」