【準硬式野球】8回一挙5得点!今季6勝目

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◇平成29年度関西六大学春季リーグ戦第4節対神大1回戦◇4月13日◇南港中央野球場◇

関 大 000 000 050=5
神 大 000 003 000=3

(関)小川、池本―瀧上
(神)檜垣、久保田、長谷、武田―村木

リーグ戦首位の関大と、最下位・神大との一戦。「気の緩みがあった」(村松)と、7回まで本来の力を発揮できずに苦しんだ。しかし、8回表。関大の勢いに神大のミスも絡み、一挙5得点。リーグ戦6勝目となった。

先発の小川は、3回まで毎回三者凡退に抑える上々の滑り出し。

4、5回も味方の援護がないながら、好投を見せていた。しかし、「もともと調子が良くなかった」。6回、9番と1番打者に連打を浴びるなど、2死満塁のピンチが訪れる。そして迎えたのは4番・村木。甘く入った4球目は、右翼手の頭上を越えた。これが走者一掃の三塁打となり、神大に先制を許す。

一方の関大は、これまでのリーグ戦で好調だった打線が沈黙。7回までの安打数は、6番・瀧上が放った中前打の1本のみだった。

そこで「流れを変えるために選手交代をした」と三浦監督。この判断が8回表の攻撃につながった。

1死一塁で打席に入るのは1番・村松。「1本欲しかった」と左翼線適時二塁打を放ち、まずは1点を返した。ようやく関大に流れが傾きベンチも盛り上がりを見せると、神大の守備にミスが目立ち始める。

代打・太田が死球、3番・白石も遊撃手の失策で出塁。1死満塁のチャンスで、6回の攻撃から出場していた4番・藤原に回った。投手が交代し、立ち上がりが不安定なところを強振。狙い球のストレートを左前に運び、同点に追いついた。

さらに、3四死球で2点追加し、5-3に。一気に試合をひっくり返した。

最終回は、小川に代わって池本がマウンドに。しっかり守護神としての仕事を果たし、関大は今季6勝目を手にした。

ヒットはわずか3本。8回の攻撃で試合を決めたものの、打線がつながらなかったのは大きな課題だ。「神大は負ける相手ではないから、もう一度気を引き締め直したい」(川村主将)。優勝が手の届く範囲にある中、まずは目の前の1勝をつかみに行く。【文:谷 風花/写真:大島涼太郎】

▼三浦監督
「関大の弱点である、相手に合わせてやるというのが出てしまった。1回からずっと先制点を取ろうと言っていたが、取れなくてベンチの雰囲気が悪かった。相手はここまで全敗で失うものがなかったが、こっちは5勝1敗。勝たなければいけないという焦りがあった。神大にワンチャンスをものにされたし、この試合は内容的には負け試合。こういう展開を恐れていた。流れを変えるという意味でも選手交代をして、藤原は同点タイムリーを打ってくれた。あれで流れを変えられたし、ベンチも悪いムードを脱しようとしてくれた。6回以外はバッターに応じたポジション取りをするとか、守りのリズムは良かった。エースの小川だから当たり前ではあるが、明日は打撃のリズムでいってくれたら。首位だからといって受け身ではダメ。しっかり国立で4連勝する。今日みたいな試合はしないように」

▼川村主将
「しんどかったし、ムードも悪かった。攻撃の時間も守備の時間も短くて、どちらが主導権を握るでもなく淡々としていた。6回の3点が本当に重く感じた。今日は攻撃がいける感じではなかったし、返せるかが不安だった。8回も相手が崩れてくれたから助けられたと思う。今日は流れが悪くて、代打などちょっとした変化をつけた。課題としては、今日はフライアウトが多かった。南港のグラウンドは打球が速いから、ゴロを転がす。ピッチャーは頑張っている。神大は負ける相手ではないから、もう一度気を引き締めなおして臨みたい」

▼小川
「もともと調子が良くなかった。攻撃ががんばってくれるまで耐えようと思っていたが、6回に一気にいかれた。できれば早めに援護はほしかった。いつも打っているし前半で入るかなと思っていたが、今日は打てそうな感じもなかった。神大には打たれたという感じがない。あまり振らなかったし、どの球を狙っているのかも分からなかった。ただ、甘いのを打たれた。8回の5点はありがたい。藤原の2点が大きかった。明日も神大は怖いものなしで来ると思う。序盤に1点取らないと今日みたいな感じになるし、最初の攻撃を大事にしたい」

▼村松
「(タイムリーの場面)1本欲しかった。カーブが甘く来たところ、腕をたたんでフェアゾーンに打てた。失点の時、フライが取れなかった悔しさがボールに伝わったと思う。(得点するまでは)打てないピッチャーではなかったが、相手は最下位という気の緩みがあった。(明日以降)明日の試合で勝てれば、次週1勝1敗で優勝が決まる可能性も出てくる。目の前の試合に全力で臨むだけ」

▼藤原
「(タイムリーの場面)ピッチャーが変わって、ストライクとボールがはっきりしていたので、ストレートだけを狙っていた。フルカウントで打ち上げない、三振をしないことを意識し、結果的にヒットになったので良かった。(代打での出場となったが)自分がチームの雰囲気を変えられたらと思っていた。ワンチャンスでなく、またチャンスが回ってくると考え、チームを元気づけるバッティングができた。(明日以降の試合は)みんなに恥ずかしいと思われない試合をして、絶対勝つという気持ちで臨みたい」