【ボクシング】総合関関戦前哨戦、大差で勝利!

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◇第40回総合関関戦前哨戦◇4月2日◇関西学院大学ボクシング場◇

関大7-2関学大

【前哨戦】
B級  檜皮 ●WP

【本戦】
LF級 竹下 ●WP
F級  上木原 ○WP
B級  古郡 ●RSC
B級  中尾 ○WP
L級  平出 ○WP
L級  ラフトン ○RSC
LW級 相原 ○RSC
W級  日野 ○WP
M級  宮本 ○RSC

(WP:判定 RSC:レフリーが行う勝敗宣告。TKOに相当)

昨年、リーグ戦でなんとか1部残留を決めた関大。対して関学は名門・近大に敗北し、2部降格を味わうも、この1年で1部に這い上がりノリに乗っている。1か月後のリーグ戦に向け、伝統の一戦でいいスタートを切りたい。

最初は前哨戦でB級の檜皮が登場。組み付きながらも左を打ち込むが、判定負けとなった。


▲檜皮

続いての本戦は9試合。なかでも竹下、古郡、中尾、ラフトンは前日に入学式を迎えた1年生だ。

まずはLF級竹下。なかなかタイミングをつかめず、手数が少なくなってしまう。3Rでは連打が見られるも判定負けとなった。


▲竹下

続いてはF級上木原。1Rは相手に流れを掴まれるも、上下攻撃やボディで徐々に自分のペースに持ち込んでいく。「体と力で負けずに打ち勝った」と平出主将が話すように、3Rでは相手のマウスピースが外れるほど連打を決める。試合終了のゴングで抱き合い、互いの健闘をたたえ合った。


▲上木原

上木原で1勝目を挙げると次はB級古郡。打たれても、相手の顔面に重い1発を当てる。しかし、相手との距離を詰められず2RでTKO負けとなった。


▲古郡

B級の中尾はリズム良くパンチを繰り出す。フックにアッパーも打ちこみ、3Rには連打。4年生相手に堂々たる試合運びで判定勝ちを収めた。


▲中尾

2勝2敗となり、リングに上がったのは主将の平出。序盤は連打を浴びるも「みんなに勢いをつけたい」と、3Rでは左から確実に当てていく。最後は互いに打ち込み互角に戦う。しばしの沈黙の後レフリーにより平出の手が挙げられると、観客席はここ一番の盛り上がりを見せた。


▲平出

次はL級のラフトン。組み付きが多い中でもコーナーに追い詰め、ワンツーからの1本を決める。2度のダウンを奪うと2RでTKO勝ちを収めた。


▲ラフトン

4勝目を挙げ、関関戦勝利に王手をかけた一戦、LW級は相原。最初は大きな腕の振りとなってしまい、応援から「細かく」と声が掛かる。しかし、相手に禁止行為の腕を抱え込まれるホールドをされ、さらに熱くなる。右ストレートに連打と止まらない相原。3Rでまたもやホールドの判定が出され、試合終了。関大の勝利が決まった。


▲相原

2人残して勝負が決まり、ほっとした会場の空気を破ったのが日野。昨年、えひめ国体3位の実力の持ち主が繰り出す、重く響く打撃音に会場はどよめいた。ガードの上からもジャブを打ち、攻めの姿勢で判定勝ちとなった。


▲日野

最後はM級の宮本だ。昨年の関関戦で、1年生ながら最後に関大の勝利を決めた男が今年も見せた。ワンツーからの1本を入れるとダウンを奪う。すぐさま左ボディを打つと、相手セコンドからタオルが飛びTKO勝ち。試合はたった2分で幕を閉じた。


▲宮本

卒業生や応援も多く駆け付け、アウェー戦とは思えない盛り上がりを見せた関大。総合関関戦白星第1号となり、勢いをつけたに違いない。1年生の新戦力に上回生の安定した試合運びも見せ、1ヶ月後のリーグ戦にも期待がかかる。【文:谷満梨奈/写真:多田知生】

▼平出主将
「やる前は接戦になるかと思っていた。出し切ることができて安心した。リーグへの自信になった。練習はしてきていたから気持ち負けないように。個人的にはみんなに勢いをつけたい。相手が上と思っていて、1Rは取られてもいいから手数出して頑張って疲れさせて3Rで取れるようにした。今回よかったのは上木原。大学から体と力で負けることが多かったけど、負けずに打ち勝った。(1年生が多く出たことについて)体をしっかり作って適応できるように。(リーグ戦は)他のクラブに比べて人数少ないから、まとまってチーム力で優勝したい。」