【準硬式野球】投打に充実。昨秋超えの4勝目!

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◇平成29年度関西六大学春季リーグ戦第3節対阪大1回戦◇4月6日◇南港中央野球場◇

関 大 410 000 003=8
阪 大 001 000 000=1

(関)小川―瀧上
(阪)高畑、大崎―相澤

春休み期間を3勝1敗で乗り切り、現在首位タイに立つ関大。ここからは阪大、神大と国立大との対戦が続く。阪大には、2月に行った練習試合で11失点し大敗するなど、油断は大敵だ。「優勝のためには4連勝するしかない」(三浦監督)。リーグ制覇に向け、ここからが正念場だ。

「朝一の試合なので初回の入りを大事にした」と川村主将。1回表、先頭の村松が三塁強襲安打で出塁すると、相手の失策に死球が絡み1死満塁のチャンスを迎える。ここで、打席に迎えるは5番・前田。「2球スライダーを空振りしたので、ストレートが来ると思った」(前田)。その狙いは見事に的中し、左前適時打を放ち先制に成功する。その後も、6番・瀧上、7番・下條の連続適時打と、8番・小川の内野ゴロの間にも1点を追加し、大量援護で小川を先発のマウンドへと送り出した。

2回に前田の適時三塁打で1点を加点し、迎えた3回の守り。先頭バッターに左前打を許す。2死を取ったものの、走者を二塁に置き打席には3番・京藤。三塁線への高く弾んだ打球が内野安打になると、三塁手・前田の送球エラーが重なり、1点を返された。

その後は、なかなか追加点が奪えず中押しができない状況。だが、この日の小川はテンポよく打者を打ち取り、相手に流れを与えない。小川は「変化球中心に組み立てた」と、ストレートに自信のある阪大打線を手玉に取る。

両者、3回以降スコアボードに0を並べて迎えた9回の表。先頭の村松が右中間への二塁打でチャンスメイク。3番・白石の中前打もあり、1死一、三塁と絶好の場面を演出する。ここで、4番の笹峰に中前適時打、5番・前田に左越適時三塁打が飛び出し、3点のダメ押し。一気に勝負を決めた。

先発の小川は118球を投げ、今季初完投。中継ぎ陣に休養を与えるなど、エースとしての役割を果たした。また、これで4勝目となり、早くも昨秋の成績を超え勢いに乗る。リーグ優勝に向けて、負けられない戦いが続く関大。全員が最強の挑戦者となり連勝を目指す。【文/写真:嶋健太朗】

▼三浦監督
「結果に関してはよかった。国立とはいえ、同大、関学大が1勝1敗だったし、2月の練習試合では11点取られてボロ負けしている。その中で、初回と2回で点を取って、3回までに5-1でいけて、その後点が取れない状況になって油断もできなかったが、9回に村松が長打で出てくれて、ダメ押しが取れていい運びだった。小川は立命大と同大の時は8、9回を投げられなくて、池本にスイッチしていたが、のびのびと最後まで投げてくれた。中継ぎを休ませられたのは大きい。優勝に向けて、私立は1勝1敗でも計算できるが、国立は4連勝しないといけない。明日は継投で的を絞らせないように、守備からリズムを作っていけたら」

▼川村主将
「朝一の試合だったので、入りを大事にした。その中で4点取れたのは大きい。中盤は攻撃が単発になっていて、課題の部分が出たので反省しないといけない。でも、3点取ってダメ押しできたのは明日につながる。小川は完投してくれて、他のピッチャーを休ませてくれてエースの自覚が感じられた。国立には4連勝しないといけないが、足元すくわれないように、優勝のために1勝1敗ではきつい。阪大は打つチームなので、継投で変化させて的を絞らせないように。全員で戦う」

▼小川
「9回投げられたのは大きい。阪大は真っすぐが強いので、変化球を中心に組み立てた。リズム良く内野陣がゴロをアウトにしてくれたので、乗っていけた。初回に4点取ってくれてマウンドに上がれたので、楽に入れた。9回のダメ押しでより楽になった。明日も負けられない。初回から今日のような試合をしていきたい」

▼前田
「(1打席目は)スライダー2球空振りしたのでストレートが来ると思った。真っすぐに張っていたので思い切り振り抜けた。2本目は1打席目にストレートを打っていたのでスライダーを狙い通りに打てた。3本目は完全に反応で、来た球を打つしかないと思っていた。最終回に点を取れたのは明日につながる。(3回の)自分のエラーで完封を逃したので申し訳ない。自分は打つことが第一だが、守備をもっと集中してやっていきたい」