【野球】11得点で完勝!京大から勝ち点を奪う

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◇平成29年度関西学生春季リーグ戦第1節対京大2回戦◇4月2日◇わかさスタジアム京都◇

京 大 200 000 000=2
関 大 414 001 01✕=11

(京)長谷川、藤原、杉浦、横田、松本―飛田、黒山
(関)山本、濱田駿―久米、高橋

開幕戦で勝利をつかんだ勢いそのままに、関大打線が爆発。15安打11得点で京大から勝ち点を奪った。

初回、2死一、二塁の場面で投ゴロに打ち取ったかに思われた打球を山本が一塁に悪送球。悪い形で先制点を与えてしまう。


▲山本

追いつきたい打線はその裏。先頭の多田が左中間を破る二塁打で出塁すると、続く2番・阪本将が四球を選び無死一、二塁のチャンスを作る。「自分が返さないといけないと思った」と古川。流した打球は右翼線二塁打となり1点を返す。なおも無死二、三塁で4番・原が左前適時打を放ち同点に。リーグ戦初安打を放った新4番打者は、塁上で大きくガッツポーズを見せた。さらに、5番・倉川の右前適時打、7番・太田の適時内野安打でこの回4点を取り、一気に逆転に成功する。


▲古川


▲原


▲倉川

2回に古川の左前適時打で1点を加え、迎えた3回。一死から太田の遊撃内野安打、久米の死球、山本の右前打で満塁とすると、1番・多田の打球が遊撃手の失策を誘う。この間に太田が還り、6点目。さらに、阪本将が右翼線へ適時三塁打を放ち、9-2。3回にして早くも相手を圧倒する。


▲多田


▲阪本将

先発した山本は、尻上がりに調子を上げ、京大打線を寄せ付けない。2回から7回まで1人の走者も許さないピッチング。試合を立て直し、関大に流れを呼び込んだ。


▲山本(右)と高橋

6回裏、先頭の6番・若泉が四球で塁に出ると、代走・中島が2つの盗塁を決め好機を作る。続く太田も四球を選び無死一、三塁とチャンスを広げた。ここで、4回から山本とバッテリーを組んでいた高橋が左犠飛を放ち、1点を追加する。

8回には、先頭打者の太田がこの日4本目となる右前打を放つと、8番・高橋も右前打でつなぎ無死一、三塁のチャンスを演出する。迎えるは、この回の表から守備に就いていた西田。しっかりと中犠飛を放ち11-2とする。最後は、8回からマウンドに上がった濵田駿が無失点で締め京大から勝ち点を奪取した。


▲高橋


▲濵田駿

打線のつながりに加え、6盗塁と機動力も光った。また、2番手の濵田駿はアウトをすべて三振で奪うなど、投手陣の層の厚さを見せた。「同志社に向けて、死ぬ気でやっていく」(久米主将)。勝ち点5で2季連続優勝に向け、同大からも勝ち点をつかみ取る。【文:奥井健太/写真:嶋健太朗】

▼早瀬監督
「山本は意気込みすぎて空回っていた。立ち上がりが課題だし、不安。インコースを使いながら投げて行けといった。球の質や球持ちはいい。リラックスして投げられているときはこれまでもあった。スピードじゃないと分かってほしい。リリースのポイントを意識して。体で行きがち。次につながる修正はできていたと思う。打線は、積極的にストライクを打てていることがいい結果につながっている。変化球なども。原はもうちょっとかなと思う。やっと一本出てほっとはしている。四球もとっているのでそのうち上がってくるとは思う。オープン戦から良かったり悪かったりしていた。久米は死球が右手だったので大丈夫かなと思って交代させた。大事には至らないと思う。ピッチャーもこの2試合で4人見れた。増井も濱田も良かった。関大はバッティングもいいチーム。なんとか1敗せずに済んだ。あと4つをどう勝つか。新しい力も出てきた。松島と阪本将はどっちも調子悪くなくて1試合ずつ試した。松島は本格派のピッチャーに強くて勝負強さがある」

▼久米主将
「初回に点を取られて、ミスの後にカバーできるかというのは、オープン戦からもやってきた。試合の中で、落ち着いて話し合って4点取れたことで勢いをつけられた。山本とは、2点は仕方ない。3点目を取られないことだけを考えようと話して、取られなかったのがよかったと思う。打線は、3番の古川が機能してくれた。4番の原も打ってくれて、クリーンナップが勢いづけてくれた。投手陣はヒットもそんなに打てれていないし、自分のテンポでどんどん投げてくれた。濵田は、9回に先頭出したのはダメな部分だが、後を打ち取ってくれたのはよかった。全てが山場になる。同志社に向けて、死ぬ気でやっていく」

▼阪本将
「最初点を取られたら、ズルズルいくケースが多いが今日はそうならなかったので良かった。前半で点が取れるように。1人1人が点を取る意識で取り組んでいる。(自身として)変化球を狙ってチャンスで一本打てたけど後が良くなかった。向こうのピッチャーのいいようにやられた。調整していきたい。ビデオを全員で見たり、前のバッターがどんなピッチャーか伝えるなどして軽く対策はとった。(次節に向けて)今年の同志社がどのようなチームかあまりわかっていないので偵察班などと連携をとってしっかりとやっていきたい」

▼古川
「(初回)2点を先制されて、多田が出てくれたので自分が返さないといけないと思った。アウトローのスライダーを打った。二回は変化球でカウント取りに来るのを読んでいたので思いっきり振った。昨日も今日もチャンスをものにして無駄な進塁を与えなかったこととスキを見せない投球が良かったと思う。何が何でも勝っていきたい」

▼山本
「初回は力んでいた。初回の先頭打者を追い込んだ後に三遊間を抜かれた時に動揺した。2回以降は、自分のコントロールできる範囲でのピッチングを心掛けた。監督からは内を攻めろと言われた。速球は指にかかっていてよかった。真っすぐで押していけた。秋のリーグ戦ではあまり防御率が良くなかったので、今年の春の目標は無失点はもちろんだが防御率を下げたいと思う。オープン戦では5、6試合投げていて、いい感じに抑えてくれた。チームとしては全国制覇を目標にしている。自分が投げて勝てるようにしていきたい」

▼原
「来た球を打つ。そう思って打席に入った。考えだしたら悪い方向に行くところがあるので、1本出てよかった。(昨日無安打だったが)技術は変わらないので、4番らしく、自分らしく思い切りシンプルにいこうと思った。長打が持ち味なので、強いスイングを心掛けた。まだまだなので、同志社戦まで1週空くので、技術的に変えていかないといけない。(4番に関して)プレッシャーがあるが、気負わず受け止めて、チームが勝てるように自分のバッティングをしていきたい。打撃だけではないので、守備でも貢献してやっていきたい」