【サッカー】FC大阪に惜敗、2年連続の天皇杯出場ならず

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◇第22回大阪選手権大会(第97回天皇杯全日本選手権大会大阪府予選)準決勝対FC大阪◇4月2日◇J-GREEN堺S1◇

【前 半】関大 0-0 FC大阪
【後 半】関大 0-1 FC大阪
【試合終了】関大 0-1 FC大阪

準決勝の相手は、JFLに所属するFC大阪。格上チームではあるが、昨年の同大会決勝で2−0の勝利を収めた結果を持つ。今試合の前には関大FC2008が阪南大に敗北。決勝を関大対決という形では迎えられないが、天皇杯進出に向け確実に駒を進めたい。

開始直後からパワー溢れる試合が展開された。9分、相手選手に右サイドからロングシュートを放たれるも、GK白澤が確実にキャッチ。速攻で逆サイドに返しFW竹下につなげるがゴールは遠い。なかなかゴール前でのチャンスは訪れないが、MF中井が中心となりセンター付近で好機を図る。「相手が簡単にクリアしてくる場面も多く、自陣にボールを返されることも多かった」(前田監督)。相手DFの守備が堅く中盤での攻防が続いた。前半終了間際に中井がフリーでミドルシュートを放つもゴールポストの上へ。両者互角の戦いを繰り広げ、前半が終了。
▲FW竹下

▲MF森主

▲DF荒井

後半も前半に続き前線にボールが送れず苦戦。昨年から活躍するMF藤村、竹下の連携で前に運ぶが、竹下が相手DFに完全にマークされシュートに至らない。自陣でのプレーも多くなる中、DF荒木、DF鯉沼が体を張り最終ラインを守る。左サイドではDF黒川が見事なドリブルさばきで中井へつなぎ、FW加賀山にパス。チャンスかと思われたがこれも相手DFに阻まれ、得点にならず。
後半残り25分、藤村にレッドカードが発動し数的不利な状況に。何としてでも無失点に抑えたい関大は、この後計5人の交代で体力面を補う。試合終了間際、このまま延長戦にもつれ込むかと思われたが、相手にコーナーキック(CK)のチャンスを与えてしまう。このCKで混戦の中、押し込まれ失点。残り時間わずか、DF陣も自ら上がり攻めるが終了のホイッスルが鳴り響いた。
▲FW加賀山

▲DF黒川

準決勝敗退が決まり、2年連続の天皇杯進出とはならなかった。しかし、格上の相手を終了間際まで無失点に抑えた関大の粘り強さは健在。そしてスタンド全員での熱のこもった応援は今後も確実に相手チームを脅かすだろう。2週間後には関西学生リーグが開幕。「しっかりできなかったことに目を向けて、伸びるチャンスでもある」(前田監督)。新生関大サッカー部はまだ始まったばかり。再び勝利へ向け『全員サッカー』で走り出す。
【文:西井奈帆/写真:大島涼太郎】
▼前田監督
「FC大阪の方がJFLでレベルの高いリーグにいて、そのチームが去年大学生に負けたということで今年はだいぶ気合いが入ってると思っていた。相手ファールも多かったけど、相手が力んできたらそれを瞬時によけたり、それを受けないような技術が身についておけば、テクニックでフィジカル面はカバーできた。それだけでも勝てないのでまだまだ同じように力強くならないといけない。前半、後半一人減った穴を攻撃で埋めるのは難しいので、守備で確実に無失点に抑えることが重要だった。今日は負けてしまったけど、リーグも始まるのでしっかりできなかったことに目を向けて、伸びるチャンスでもあると思う」
▼竹下
「退場するまでは悪くなかったが、退場してから耐えきれなかったところがまだまだ弱いところ。(シュートまでなかなかいけなかったが)もっとゴールを意識したボール回し、ドリブル、パスをしていかないといけない。ただ回しているだけでは勝てないので、シュートをもっと意識したい。(個人的には)自分が前でボールを収めて起点になることができれば、もっと攻めやすくなると思うしそこを意識したい。今日のような試合でも勝ちきれる、粘り強く戦えるようにしたい。準備の段階からチームで意識してやっていきたい」