【野球】阪本大が8回0封、若泉の3打点で開幕戦飾る!

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◇平成29年度関西学生春季リーグ戦第1節対京大1回戦◇4月1日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 010 110 110=5
京 大 000 000 000=0

(関)阪本大、増井―久米
(京)樋川、松本、横田、藤原―飛田

わかさスタジアム京都で幕を開けた関西学生春季リーグ戦。投打の歯車がかみ合い、京大を寄せ付けなかった関大が開幕戦を快勝で終えた。

開幕戦の先発マウンドを託された副将の阪本大は、1回裏を三者三振で切って取り最高の立ち上がりを見せる。


▲阪本大

早く先制点をプレゼントしたい打線は2回。1死からリーグ戦初スタメンの5番・倉川が三塁線を破る二塁打で出塁する。続く6番・松島の投ゴロの間に倉川が進塁し2死三塁。チャンスを広げると、打席には7番・若泉を迎える。外角の球をうまくはじき返した打球は、右中間への適時三塁打。最上級生のバットで関大に先取点をもたらした。


▲若泉

4回表、先頭の倉川が左越えの二塁打で塁に出る。1死三塁とチャンスは広がり、打席には若泉。再び外角の球を右方向へと運ぶと、これが右前適時打となり加点する。


▲倉川

相手の暴投と3番・古川の中犠飛で2点を追加して迎えた8回。先頭打者の倉川がこの日3本目となる右前打でチャンスメイク。この後、盗塁に失策が絡み1死三塁に。ここで、打席には三度、若泉が入る。この試合バットが振れていたポイントゲッターはしっかりと打球を外野に飛ばし中犠飛に。ダメ押しとなる5点目をもぎ取った。


▲古川

「コースに強いボールが投げ分けられた」と阪本大。打たして取るピッチングがさえ渡り、8回を投げて被安打4、89球という省エネスタイルで京大打線を封じ込めた。


▲阪本大


▲阪本大(左)と億田

最終回のマウンドに上がったのは、リーグ戦初登板の増井。ストレートが自慢の右腕は攻めの投球を貫き、3人斬りでゲームを締めた。


▲増井


▲増井(左)と久米

新戦力の台頭が伺えた開幕戦。スタメンの内、実に6人が2、3年生とフレッシュな顔ぶれとなった。加え、昨年からレギュラーを張る若泉が3打点を挙げるなど、チームの仕上がりは上々だ。「勝ち点5を目指してやっていく」(久米主将)。2季連続のリーグ優勝に向けて、関大野球部が実りある1勝を手にした。【文:嶋健太朗、写真:大島涼太郎、奥井健太】

▼早瀬監督
「いい勝ち方。阪本大はスピードは出ていなかったが、コントロールよく、らしいピッチングをしてくれた。打線は倉川がいい状態でポイントで塁に出てくれた。今日は言うことない。スチールも決まっていたし、ランナーを進められていたので、攻撃はヒット数の割には、点が取れたと思う。後は原が一本打って勢いをつけてくれたら。増井もいいもの見せてくれた。初のリーグ戦のマウンドを次につなげてくれたら」

▼久米主将
「練習試合でやってきたことができた。収穫のある1勝だと思う。阪本大とは、三振取るよりも、打たして取る攻め方で、バッターを見て組み立てた。球自体は良かったと思う。若くて思い切りの良いチームなので、どんどん攻めていきたい。若泉は最上級生として引っ張ってくれている。倉川は上級生にもグイグイ入ってこられるタイプなので、どんどん活躍してほしい。自分の仕事は打つことよりも0に抑えること。増井もいい球投げていたし、自信にしてほしい。リーグ優勝のためにとにかく連勝。勝ち点5を目指してやっていく」

▼阪本大
「初回の入りがよかった。球速は出ていないけど、コースに強いボールを投げ分けられた。京大が内角の詰まらせるボールを狙っていると思ったので、狙いを外して外中心で入った。その後は、カットボールとチェンジアップを中心に内外に使い分けていけた。緊張はなく、最上級生として、ゲームを作ることだけを考えて入った。まだまだな部分もあるが、0でいけてよかった。この春は0にこだわっていきたい」

▼若泉
「チーム的にも勝てたし、個人的にも貢献できて良かったと思う。(先制点の場面は)2アウト、ランナー三塁で下位打線ながらも点を取りに行こうと思っていた。初球ストライクから行こうと思っていて、外の真っすぐを打つことができた。2点目は、相手守備陣が前進していたのでバットを振り抜いたら打球が抜けると思った。外の真っすぐを打った。打ちに行かずにどっしりと構えていた。(8回の場面)あんまり点が入っていなくて、1点でも多く取りたいと思っていた。ヒットよりも1点を取りに行くバッティングを心がけた。犠牲フライでもいいという気持ちで打席に入った。高めのまっすぐを打った。ビデオを見たりして、相手の投手には対策を取った。リーグ戦前は特別な練習はしていなかったが、何が必要かということを考えて練習した。これからも勝ちに貢献できるようにチームプレイに徹する。」

▼倉川
「今日がリーグ戦初出場だった。とりあえず振っていこうと思ったのがいい結果につながった。相手のピッチャーが外に逃げる球が多いと聞いていたので外に張った。今日は、外のストレートを狙いつつ、外のツーシームをヒットにすることができた。今まで、外の球が苦手だったので、リーグ戦が始まるまでにそこを克服できるように心がけた。試合前は緊張していたが、だんだん雰囲気に慣れてきた。明日も試合があるが、今日の結果は忘れて1から頑張っていきたいと思う」

▼増井
「8回に登板を告げられた。先頭のボールの後のストライクで気持ちが楽になった。ストレートで思い切って、久米さんを頼って投げられた。3人で終わらせたのはベストな結果。試合の流れもよかったので、切らないようにだけを考えていた。自分が投げるのは試合の後半になってくると思うので、0に抑えて流れを切らないようにしていきたい。メンバーに選ばれているという責任を持ってやっていきたい」