【準硬式野球】ミス連発 つかめなかった勝利

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◇平成29年度関西六大学春季リーグ戦第2節対同大1回戦◇3月29日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 000 200 001=3
同 大 101 000 21X=5

(関)小川、池本―瀧上
(同)冨永―河野

前節の勢いを考えれば、十分可能かに見えた開幕3連勝。しかし、自分たちのミスでそのチャンスはこぼれ落ちてしまった。

先発・小川は初回から同大打線につかまる。2死二塁から4番・烏田の中前打を中堅手の川村が本塁に好返球するも、わずかに間に合わず失点。さらに三回にも中前打と四球でピンチを招くと、中軸に連打を浴び1点を奪われてしまう。

一方、関大の攻撃。3回まで安打は出るものの、打線にならず得点にはつながらなかった。しかし、チャンスは突然巡ってくる。四回、1死一、二塁で打席には6番・瀧上。打ったのは平凡な遊ゴロだったが、これを遊撃手が失策。飛び出してしまった二塁走者・白石が三本間に挟まれアウトとなったが、この間に瀧上が二塁まで進み、なおも好機は続く。

なんとしても得点がほしい関大。ベンチからも同大に対して圧力をかける。すると、7番・下條は空振り三振で万事休すかと思われたが、捕手が後逸。バッテリーエラーで、ようやく1点目を手にする。さらに8番・小川の打球でも一塁手が失策し、同大に追いついた。

次に試合が動いたのは七回裏。「先頭を取れなかったのがこの結果を招いた」と小川が振り返るように、まずは犠飛で1点を失う。続く烏田をストレートの四球で出塁させると、小川に代わって池本が3戦連続のマウンドに上がった。しかし、二者連続四球で押し出しに。2―4と差をつけられる。

八回にも1点を失い迎えた関大最終回の攻撃。下條と代打・堀口の連打でチャンスメイクする。2死一、二塁とし、1番・村松に回る。ベンチの期待に応える意地の左前打で、走者を1人返した。

関大サイドが最高潮の盛り上がりを見せる中、この試合2打数2安打と当たっている2番・川村が打席に。今から反撃開始かと誰もが思ったが、二塁走者・堀口が牽制球で刺されてアウト。あっけない幕切れとともに、開幕3連勝を逃した。

試合後「投手陣は踏ん張ってくれた」と三浦監督、川村主将はともに語る。それだけに、細かいミスで自らの首を絞めてしまったのは痛かった。次戦は立命大2回戦に引き続き、平井が先発予定。前回のような継投策で、守備からいい流れにもっていきたい。【文:谷 風花/写真:嶋健太朗】

▼三浦監督
「自滅。ミスの連発だった。同志社もミスをしていたが、うちがミスをし続けた。ピッチャーは踏ん張っていたが、疲れてきたところで勝ち越されてしまった。試合の過程が悪かったのと、走塁ミス。これでリズムが作れなかった。守備の時間が長くて、攻撃にリズムが生まれなかったと思う。それが打線につながりがなかったことや、走塁ミスをしたことにつながってきた。最後の堀口のアウトも盗塁のサインは出ていない。練習からしっかりやっていかないと。小川には完投させたかったが、2-2の時点で池本に代えるつもりでいた。六回が終わって86球と、そんなに球数が多いわけではなかったが、キャッチャーの方から球威が落ちていると報告があった。継投のタイミングの失敗はあったと思う。先発も池本も調子はあまり良くなかった。明日は勝つしかない。私立には1勝1敗でいかないと、優勝のチャンスはない。若いピッチャーを使って継投でリズムを作って、打線の雰囲気を上げたい。そしてゲームを支配して、必ず勝てるように。チームの調子は決して悪くない。3連勝できるかもしれないという油断があった。今日でその油断はなくなったはずだから、切り替えてやっていく」

▼川村主将
「ミスが続いて、エラーの後にフォアボールが出たりして悪いながれを食い止め切れなかった。守備の時間が長くて、攻撃がミスなどで短くなって相手に流れが行ってしまった。全体的にまだまだ。3連勝に向けてということで、空回りがあった。この負けでいい意味で醒めてくれたと思う。負けに対する悔しさも伝わってきた。投手陣はランナーを抱えても踏ん張ってくれた。明日も総力戦になると思う。今日はミスが重なったので、ミスせず自分たちのペースでやりたい。泥臭く、どんな形でも勝ち切りたい。結果にこだわっていきたい」

▼小川
「しんどかった。毎回ランナーを背負って、粘れたけどリズムを作り切れなかった。先頭を取れなかったのがこの結果を招いたと思う。点を取られた時にビッグイニングにしないように考えて投げている。昨秋はそういう場面があったので、バタバタしないように気を付けている。同大は簡単にアウトを取らしてくれないのでキャッチャーを信じて投げた。(タイムリーについては)たまたま。バッティングは好きで楽に打たしてもらっているのでピッチングにつなげられていると思う。細かいミスで今日は負けたので、明日はミスをしないように。明日は勝ちます」