【航空】空を翔る!浅尾幸一郎主将にインタビュー

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KAISERSの中で唯一空を戦いの場とする航空部。今回は浅尾幸一郎主将にインタビューし、航空部について答えていただきました。

――航空部に入った理由はどんなものが多いですか?
浅尾
 もともと飛行機が好きとか体験搭乗に連れて行ってもらって一目ぼれとか。1回飛んでみるとすごい。心奪われます。パイロットになりたい、航空関係につきたいっていうのもあります。僕は大学に入って新しいことしたいと思って。みんな0からでスタートラインが同じ。他のスポーツよりかは自分の力を試せると感じたからです。

――飛んでいる間はどんな感じですか?
浅尾
 すっごい楽しいし。サーマル(上昇気流)に当たった時はわくわくします。教官と飛んでいるときは緊張するんですけど(笑)。やるべきことをこなしていれば、総じて楽しい。航空部のみんなも楽しいって気持ちがあるから入ったと思います。

――どんなことを考えて飛んでいるのですか?
浅尾
 初心者だったらまっすぐ飛ぶとか、ソロフライトになるとライセンスを取るためとか、それぞれの目標を頭に入れて飛んでいます。高度250㍍を切ったら帰ることを考えますね。降りるのは一発勝負なんで。あとはどこに上昇気流があるかとかです。

――上昇気流って見えないですよね。
浅尾
 見えないですね(笑)。上昇気流は押し上げられているところだから、下が平らで上がもくもくしている積雲を探します。実際に鳥もぐるぐる回っていて。地面が温められて空気が上に昇るんで、温まりやすい、学校のグラウンドとかビニールハウスの上とかです。

――景色は見ますか?
浅尾
 見ます。東西南北に何があるか覚えておかないと、自分がどこを飛んでいるか分からなくなるので。ランウェイに帰ってこなきゃいけないから、今どこを飛んでいて滑走路はあっちみたいな確認をします。あと(景色は)めっちゃきれいです。

▲グライダーからの景色

――1番うれしかったことは何ですか?
浅尾
 初めてのソロフライトです。言葉に言い表せないくらいのうれしさと充実感。自分の思うままに、飛行機で1人で飛んで帰ってきたんやって、誇りに思います。やってきたことが報われた瞬間。1番最初の目標で1つの通過点だけどすごい嬉しかったです。

――航空部で学べたことはありますか?
浅尾
 いろんな人との接し方。空港を使わせてもらっているので関係者の方への礼儀とか。安全管理は普段の生活から通じるものはあります。あとはスカイスポーツの楽しさ。飛ぶことがこんなに楽しいと思ってみなかった。旅客機と違って自分で操縦する楽しさを再発見できました。

――グライダーはどのような存在ですか?
浅尾
 みんなめっちゃ愛着を持っています。自分の命を預ける機体なんで、それだけ大切に扱おうという気持ちになる。扱うという言い方もなんかちょっと嫌。接している、ですね。


▲疾風(しっぷう)


▲紫燕(しえん)

――航空部を一言で表すと?
浅尾
 みんなが一緒の方向を向ける部活。1機のグライダーを飛ばすためにいろんな仕事で同じ方向を向いて。飛ばしてもらう側も地上に降りてきたらみんなのために役割を果たすし。みんなが同じ方向を向かないと飛べないです。

――最後に今後の関大航空部の目標をお願いします。
浅尾
 全国優勝すること。ほど遠い目標に感じるけど、まず身近なところから。全部が優勝につながっていると意識させて、個人の目標の果てに全国優勝。目の前の目標からこなせるようにしていきたいです。

熱い思いを持ち、空へ飛び立つ選手たち。これからも航空部の活躍から目が離せません。【インタビュー・構成:谷満梨奈/写真:関西大学体育会航空部提供】