【航空】空を翔る!航空部に潜入

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KAISERSの中で唯一空を戦いの場とする航空部。操縦桿を使ってグライダーを操る選手たちは、れっきとしたパイロットです。今回は前田陽平主務案内のもと、実際にグライダーを飛ばす合宿から帰ってきたところをお邪魔しました。

合宿や大会は岐阜県にある木曽川滑空場を始め、各地の滑空場や空港で行われる。その際、グライダーは解体して陸送される。

▲格納庫でグライダーを組み立てているところ

レリーズチェック
グライダーとウインチまたは曳航(えいこう)機を接続するワイヤー(索)をつける金具のチェック。グライダーにはエンジンがない。そのため、飛行機曳航という飛行機に引っ張ってもらう方法と、ウインチというドラム式の機械でワイヤーをつなぎ、凧揚げのように引っ張りあげる方法がある。翼が長いグライダーは揚力が発生しやすく、前から風が当たるとすぐに浮く。その後は上昇気流に乗って高度を上げ、空を滑るように飛んで行く。

操縦席

右上が速度計、右下が高度計。左上は普段あまり見ることのない昇降計(バリオ)という計器。 機体が1秒間に何メートルの上昇・下降をしているかを示すものである。 左下には無線がついており、管制(ピスト)との連絡をとる。真ん中が操縦桿、足元にはラダーペダルがあり、機首を左右に動かすために使う。横には小窓もついている。上空では太陽が近くなり、夏は特に暑くなるので、小窓を開けて風を入れる。

航空部の大会である競技会。ルールは旋回点と呼ばれる三角形のコースの2つの頂点を通過し、滑空場に帰ってくるものである。選手は速くタスクコンプリートすることを目指す。しかし、上昇気流に恵まれない天候の場合は高度を稼ぐことができずタスクコンプリートを狙えない場合がある。この場合は滞空時間での得点で競うこととなる。その場の状況や天候によって作戦を立てるのは、自然を相手にするならではのものである。

ピスト、サブピスト、ウインチマン、索付け、索を出す人、翼端を持つ人、機体を押す人などさまざまな役割があり、それぞれがしっかりと役目を果たすことで初めて安全に1機のグライダーを飛ばすことができます。次回は浅尾幸一郎主将に、空を飛んでいる間のことや航空部について答えていただきます。【文/写真:谷満梨奈、関西大学体育会航空部提供】