【テニス】竹元が新進初V!林・柴野組もダブルスで優勝を飾る!

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◇平成28年度関西学生新進トーナメント決勝◇3月9日◇万博テニスガーデン◇

【男子シングルス決勝】

○竹元2(7-56-3)0矢多●

【男子ダブルス決勝】

○林・柴野2(6-26-2)0飯島・中山(同大)●

男子シングルス決勝はダブルスのペア同士の関大対決。ダブルス決勝では前日第1シードの矢多・竹元組を破り、勢いに乗っている林・柴野組が挑んだ。

まず、男子シングルス決勝が火蓋を切った。第1シードの竹元はこれまで春関、夏関とシングルスのタイトルを獲得してきたが新進のタイトルだけはいまだ手にいれていなかった。一方の矢多はダブルスでは新進、春関、夏関を制した実績を持つが、シングルスでは過去ベスト8が最高。今大会は初の決勝に進出していた。第1セット、矢多は出足につまずく。得意とするサービスでダブルフォルトを連発し、竹元にブレークされてしまう。その後、ブレークバックをし、3-3と食い下がるも6-5とリードされ、第12ゲーム目に竹元が安定したストロークを深いコースに決め、矢多のサービスゲームを撃破。第1セットを先取する。第2セットは先に竹元が3-0とリードするも矢多に3連続でゲームを取られ、流れが矢多に渡る。しかし、竹元は次のサービスゲームを冷静にキープし、4―3となった第8ゲーム。「気合いを入れた」と語るようにギアを上げ、ポイントを取る度に吠えた。ブレークに成功し、流れを引き戻すと、最後はラブゲームキープ。いまだ獲得できなかった栄冠を手に入れた。

強い風が吹き荒れる中行われた男子ダブルス決勝。柴野はダブルスでは初の決勝進出。同ペアとして初となる優勝を目指した。第1セットは終始、関大ペースで試合が進む。第3ゲームでミニブレークを奪った後は、サーブを軸に相手ペアを崩し、最後は3連続でゲームを奪い、第1セットを先取した。「セカンドセットは気持ちでは強気と言っていても、プレーで強気な部分が自分にちょっと減ってしまった」(柴野)。その気持ちが影響したのか、第2セット序盤は一進一退の攻防が続く。第3ゲームにブレークに成功するも、ブレークバックされる。第5ゲーム、三度のブレークチャンスを逃すも、最後はゲームを死守しミニブレークを決め、その後は3ゲーム連取でダブルス優勝を果たした。

 

今年初めての公式戦で単複アベック優勝とその強さを存分に見せつけた関大。今年こそ念願の王座制覇へ。新たな1年を最高な形でスタートした。【文/写真:三木勇人・多田知生】

 

▼竹元
「初めてシングルスの決勝で矢多と対戦するということでいかに自分のプレーをやれるかということを意識して臨んだ。ストレートで勝てて良かった。相手のサーブが良いのが分かっていたので、いかにしっかりサーブを返してブレークするかがカギだと思っていた。でも、なかなかサーブが返せなくて、苦戦していたが大事なところでブレークできて良かった。第2セット4-3でブレークしたら次はニューボールでサーブが出来、自分が有利になることが分かっていたのでここしかないと思って気合いをいれた。今まで春関、夏関は優勝していて新進だけ優勝できていなかったので、当然そのことはうれしい。(春関に向けて)春関優勝は絶対だと思う。それまでにみんな準備していると思うので、自分はみんなの倍以上の準備をして優勝したい。インカレでもベスト8に終わっているので今年は優勝したい。(他の関大勢については)ダブルスでは後輩の2人が優勝してくれてすごい状況的には良い大会になったと思う。まだまだ上位に食い込める選手がたくさんいて早い段階で負けてしまっているのも知っているので、そういう選手を上にあげて層を厚くしていきたいなと思っている。主将になって前に比べて個人戦だがチーム戦のように思って戦えた。これからも一戦一戦満足する戦いをしていきたい」

▼矢多
「(シングルス初めての決勝進出した要因は)サーブからの展開をもっと早くして、ポイントもどんどん短く切っていく。ダブルスじゃないがダブルスの戦い方でどんどん積極的に試合を進めていった。(竹元との対戦で意識したことは)練習でもいつもしていて、ストロークが上手いのであんまりラリー戦にならないように意識した。ファーストサーブが入ったときのポイントは良く取れるし、試合も自分のペースで回るが、入らなかったときは上の相手になってくると隙を逃さない。今大会通してサーブの確率が良くなかった。もっと確率を上げていかないと良い相手に当たると厳しい。(今大会振り返って)まず関大がシングルスベスト4を独占したことが1番良かったなと。個人的にも初めて準優勝という結果で素直にうれしいし、自分のやりたいことが少しずつ出来ているので、そこを続けていけばと思っている。最後の年になるので、すべてにおいてレベルアップできたらいいなと考えている」

▼林
「ペアの柴野が初めてのダブルス決勝だった。僕は今まで先輩と組ましてもらって決勝の舞台を経験していたので、柴野が緊張する分僕がどんどん攻めて声出して引っ張って行こうと思っていた。けど、柴野もしっかりいいプレーしてくれて、それに僕もいいプレーで返せてお互いいいプレーができたのはすごくよかった。ただ、全体的にはまとまった試合ができたとは思うが、要所要所危ないところがあった。40―40を取り切れていなかったら逆のスコアもあったかなっていう気もする。もっと出だしの2ポイントや自分たちのサービスゲームの組み立て方だったりもうちょっといろいろなバリエーションがないと関西では勝てても全国で優勝するとなるとまだまだかなと感じた。(柴野とのペアについては)普段から仲がいいので、お互い言いたいことも言えて励ましあえたので良かった。今大会はいい感じにかみ合っていたかなと思う。(春関は)誰とペアになっても優勝を目指す。自分的にはシングルスの調子が最近いい。けど、まだ結果が出ていないので、上位4人(竹元、矢多、柴野、加藤)を倒してシングルスでも優勝を狙う。」

▼柴野
「(ダブルスでは初のタイトル獲得)初めて獲れて本当にうれしかった。第1セットは大貴(林)と強気で行けたので結果につながった。第2セットは気持ちでは強気と言っていても、プレーで強気な部分が自分にちょっと減ってしまった。結果的には6-2だったけど内容は競ってしまった。大貴はとても上手くて自分を引っ張ってくれたので、僕は大貴のテンションを下げないようにしようと思っていた。2人で上げていって結果優勝につながった。大貴のおかげで自分がやるべきことが明確に見えていたので良かった。(準決勝の竹元・矢多ペアとの試合については)単複優勝を狙っていたところで、自分は矢多さん、大貴は竹元さんに負けた。両方シングルスで負けた相手と当たったのでダブルスでは絶対勝つと思ってやった。それが勝ちに繋がった。(春関は)単複優勝を目指す。インカレでも絶対勝てるようにその下準備を明日からやっていきたい。」