【アイスホッケー】土居新主将にインタビュー~関大アイスマン、悲願の日本一へ~

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1月に行われた第89回氷上選手権大会(インカレ)で4位の結果に終わった関大アイスホッケー部。悲願の日本一とはならなかったものの、日体大に勝利を収めて雪辱を果たしました。カンスポでは先日幹部交代式を経て、新主将に任命された土居功弥(あつや)主将を直撃。インカレの振り返り、そして新チームに向けての熱い抱負を伺いました。

▲主将に就任した土居

■関東とは決定力の差を感じた

――インカレでは前回大会敗れた因縁の相手・日体大と準々決勝で当たる組み合わせでした。

土居功弥主将(以下土居) 昨年の栃木でのインカレや夏の交流戦でも日体大には負けていて、しかも1点も取れませんでした。優勝という目標はもちろんあったんですけど、その前にやり返してやろうという気持ちはみんなあったと思います。過去2試合は2対1や3対2などの数的有利(パワープレー)な場面で確実に点数が取りきれず、逆に数的不利(キルプレー)な場面で失点されて負けてしまいました。表には見えないんですけど、運動量も豊富で相手に少し当たっただけでは全然動かなくてパックをキープされ、フィジカルの差でも驚かされました。

――試合は第1Pから関大のシュート数が19本、日体大5本と圧倒。そのまま優位に試合を運び、4―0の完封勝利でした。思い通りにゲームを進められましたか?

土居 第1Pから思い通りには出来ていたとは思うんですけど、昨年の栃木のインカレの時もそういう感じで進んでいって相手に少ないチャンスを決められて負けたので、みんな気を緩めることなく最後までプレーしていました。4対5や3対5などの数的不利(キルプレー)も結構あったんですけど、「勝とう」という意識が強くて、体張るプレーやシュートブロックなどを全員が徹底してできていたと思います。さんざんやられていたので、勝った瞬間はシャットアウトでやってやったという気持ちでチームの雰囲気もものすごく良かったです。

――しかし、最終的に関東の壁厚く準決勝は明大、3位決定戦は東洋大に敗れ4位という結果でしたが、インカレを振り返っていかがですか?

土居 コーチにも言われたんですけど最低限の存在価値は残せたのかなと思います。昨年インカレに負けてからみんな例年以上に意識を高く持ってトレーニングを取り組み、一人ひとりのフィジカルが強くなり、それが大会で活きました。それに4回生中心にチームが去年以上に一つの目標に向かってやろうという雰囲気があったのがよかったです。でも目標は優勝だけなんで全然満足はできなかったです。

――関東のチームと1番感じた差を教えてください。

土居 間違いなく決定力だと思います。関大も得点するチャンスがなかったわけではないんですけど、そういうところで確実に決めるか決められないかの差があったと思います。それにアタッキングゾーンでの展開が全然違いました。いろいろなパターンで攻めてきて、個人個人でも打開できている。引き出しの量が違いました。

なんとしてでもインカレ優勝

――いよいよ新チームになりますが、注目している選手はいますか?

土居 1年生から試合に出ている香田と佐野ですね。
香田は今回のインカレで得点に絡むシーンが結構あったのでそこは新チームでも続けてほしいなと思います。

▲インカレでも活躍したFW香田

二人ともポイントゲッターなのでそこを中心にやってもらいたいです。

▲ポイントゲッターのFW佐野

あと、もう一人が9番の小竹です。

▲成長株のFW小竹

これまで出場機会にあんまり恵まれていなくて、夏の交流戦のメンバーには入れませんでした。でも、そこから力をつけてリーグ戦でも香田や佐野に並ぶくらいポイントを稼ぐようになったので、新チームではもっと活躍することに注目しています。

――関大が目指していく理想のホッケーは?

土居 今回のインカレを経験して感じましたが、どこのチームよりもシステムに関してはトップレベルだと思っています。なので、理想としてはシステムで圧倒することですね。ただ圧倒するとなると一人一人のパス、レシーブやフィジカルなどの基本的なスキルをもっとあげていかないといけないといけないと今回のインカレで感じたので、改善していきたいです。

――最後に新チームの抱負をお願いします。

土居 インカレチャンピオンにまだ関大は1回もなったことがないので、目標はそれだけです。なんとしてでも優勝が目標です。

インカレ制覇へ強い意気込みを語ってくれた土居主将。関西勢初の偉業達成へ。今後も関大アイスマンの活躍に目が離せません!【文/写真:三木勇人】

土居功弥(どい・あつや)
人間健康学部3年。1995年12月9日生。175㌢73㌔。DF。釧路工業高出身。小学校1年生のときにアイスホッケーを始める。憧れの選手はエリック・カールソン(オタワ・セネターズ)