【ラグビー】藤井組が始動!新スローガンは‶Challenger”

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昨年は2016ムロオ関西大学Aリーグで8位に沈み、入れ替え戦に回ったラグビー部。入れ替え戦では、大体大との熱戦を辛くも引き分けに持ち込み残留を決めました。悔しい経験を経て、今月18日に新チームが始動。新幹部は主将に藤井拓海、主務に南部大輔、副将に竹中太一、FWリーダーに本田智久、BKリーダーに北田圭史、会計に小川舞子が選出されました。その中から、今回は藤井主将と南部主務を直撃。今季に懸ける思いを熱く語り尽くします。
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▲1年生時から試合に出場し関西を代表するプロップの藤井

――まずは、新チームの話に入る前に、昨シーズンを振り返っていかがですか。

藤井拓海主将(以下藤井) 成績としてはAリーグ8位で入れ替え戦に回ったというのはよくなかったとは思いますが、結果としてもう一度、Aリーグで戦えるのはよかったと思います。最後は全員でAリーグに残ろうという気持ちでやっていました。

南部大輔主務(以下南部) 裏方としてサポートしてきて、意志統一がうまくいっていないように感じました。夏から新しいコーチが来て、今までのやり方と違う部分があったりして、戦術面でまとまりに少し欠けるところがあったように思います。

――入れ替え戦(関大10-10大体大)も厳しい戦いでしたね。

藤井 入れ替え戦の独特な雰囲気にのまれていました。自分が1年生の時の入れ替え戦(関大39―0大体大で関大が昇格)は挑む立場でやりやすかったのですが、今回は焦って気持ちが前面に出すぎて状況判断がうまくいっていなかったです。

――ロスタイムは自陣深くまで攻められて焦りましたよね。

南部 やばいなと思いました。祈ることしかできなかったです。「Bリーグは全体に嫌や、頼む」とずっと感じていました。

藤井 自分らの代がBリーグで戦うのだけは嫌でしたね。やっぱり上の舞台でやりたいですし。

――そして、今月18日には新チームが始動しました。スローガンである「Challenger」にはどのような思いが込められていますか。

藤井 Aリーグ8位なので、一番下から上位のチームに挑み続けようということで、新4年生全員で決めました。それだけでなく、練習の中でも隣のやつに負けたくないであったり、常に挑戦し続けてほしいという気持ちです。

南部 自分は主務としてプレイヤーも続けていこうと思っています。そこで、今は下のチームでやることが多いので、下の学年にもしっかりとこの思いを浸透させていきたいなって考えています。

――お互いの主将、主務としての印象を教えてください。

南部 キャプテンは藤井しかいないなって思っていました。高校で経験した全国優勝なんてほんとにすごいことですし、1年生から試合に出ているので、ついていこうと思えます。しっかりと主務として支えたいです。

藤井 南部は去年から主務について副務として一緒に行動してくれていたので、信頼できますし任せられます。そして、南部自身が言っていましたが、プレイヤーとしても下のチームを上げてもらいたいです。

――話は変わりますが、全国大学選手権で天理大と同大が正月越えを果たしたのはどう思われましたか。

藤井 いい刺激になりましたね。関大は関西の中でもフィジカルが小さい方ですが、ラグビーの理解度を上げていけばフィジカルの差は埋めていけるし、関東とも戦えるなって思いました。

南部 関西で上に行けばこれだけ戦えるんだとは思いました。それはラグビー部全員が感じたことだと思います。京産大が明大に勝った試合も現地で見ていて、この雰囲気を作り出したいなって強く感じました。

――今季から正式に春のトーナメントが始まりますが、どのように捉えていますか。

南部 春のイメージがすごく重要です。去年は春にいいイメージで入ったのに、夏合宿で負け続けてイメージが崩れてしまいました。春にいいイメージを持ったまま秋に臨めるように、今年の春は大きな踏ん張り時だと思います。

――期待する選手を教えてください。

南部 やっぱり藤井、竹中の二人がやればついていくと思いますし、竹中の調子次第でチームが変わると思います。竹中は肩の手術をするので、復帰したときにエースとしてどれだけ影響を与えられるか、不安もありますが期待しています。FWでは、小栗(涼)と中野(広平)の二人ですね。最上級生として最後までやり抜いてくれれば、チームもいい方向に進むと思います。

藤井 セットプレーの面を考えると、自分と一緒に最前列でスクラムを組む本田と杉本(達郎)の二人です。スクラムが去年はあまりよくなかったので、FW8人で誰が出ても泥臭く仕事していかないといけないです。京産大のスクラムが特に強烈だったので、押されないようにしていきたいです。
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▲エースとしての活躍が期待される竹中

――関大はディフェンスのチームだと言われることが多いと思いますが、どのようなラグビーを展開していきたいですか。

藤井 そうですね。ディフェンスは軸になると思います。関大はアンストラクチャー(崩れた状況)からのトライが多いとデータでも出ているので、そういった場面を一本一本狙っていきたいです。

南部 方向性は下のチームにもしっかりとつなげていきたいです。ジュニアリーグが熱いプレーをすることで上も変えられると思います。あとは、大事な場面でペナルティが多いので、チームとして何か気持ち的に優位に立てるものを作りたいです。

――最後に、今季の目標と意気込みをお願いします。

藤井 目標は関西優勝です。必然的に全国大学選手権につながるので。2個上の代がグループステージで1勝しましたが、今はトーナメント制なので、1個1個勝ち上がって、上を目指したいです。

南部 全力で挑んでひたむきに関西制覇を目指したいです。主務として部の顔になるので、関大はすごいと言われるように。関東にも関大はラグビーが強いんだというイメージをつけたいですね。それが下の代にもつながれば、誇れることだと思います。

藤井 主将の立場としてチームを引っ張るのは当たり前なので、信頼されるようになりたいです。そして、ラグビー部の一部員として一番のチャレンジャーでありたいです。
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▲新スローガンを掲げた藤井(左)と南部

しっかりとした信念が感じられた藤井主将と南部主務。今季の飛躍を予感させてくれました。強者ぞろいの関西大学Aリーグに挑み、覇権を奪取する姿に期待がかかります。【文/写真:嶋健太朗】

藤井拓海(ふじい・たくみ)
人間健康学部3年。1995年9月2日生。176㌢・110㌔。東海大仰星高出身。小学校3年生からラグビーを始める。趣味は映画鑑賞。座右の銘は「どこまでいっても満足するな」
南部大輔(なんぶ・だいすけ)
政策創造学部3年。1995年6月18日生。168㌢・80㌔。尾道高出身。3歳からラグビーを始める。趣味はウインドウショッピング。座右の銘は「人に覚えられる人間」