【アイスホッケー】関西勢初の優勝を目指したインカレを4位で終える。

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◇第89回日本学生氷上競技選手権大会3位決定戦対東洋大◇1月9日◇苫小牧市白鳥王子アイスアリーナ◇

 

【第1P】関大 0-2 東洋大

【第2P】関大 0-1 東洋大

【第3P】関大 1-3 東洋大

【試合終了】関大 1-6 東洋大

 

前日の準決勝で明大に敗北を喫した関大。3位決定戦に回り優勝への道は断たれたが、今季最後の試合を勝利で終え、大阪へと帰りたいところだ。対峙するのは東洋大。一昨年のインカレでも3位決定戦で対戦した。堅守から得点を狙い3位へと食い込みたい。

 

開始早々にはFW照井が中央からゴール前へとパックを保持して侵入。右へとパスを出し、FW佐野が駆け込む。これはタイミングが合わず先制とはならない。その1分後には関大のゴール前中央が空いてしまい、そのすきを狙われ失点。さらに追加点を与えてしまい2点ビハインドで第1Pを終える。

 

 

第2Pは関大の反則で数的不利な状況で攻め込まれ失点を許す。このピリオドは守りから攻めへと転じることができない。パックを関大が保持しても、すぐに奪われリターンで攻めたれてしまう。苦しい展開だが、これ以上の失点は許さず1失点にとどめた。

 

 

勝利のためには4点以上必要な最終P。3分にはFW香田が東洋大GKのわずかなすき間に押し込み得点。1-3とし、ここから関大のペースへと持ち込みたいところだが、関大が立て続けに反則で2分間退場となり、守りに徹する。GK沼田が懸命に守る。全員がそれに呼応するかのように、ゴール前の守りを固めた。数的不利な状況は守り抜いたがその後に連続失点を許してしまう。終了間近には大規模な反則も発生し、さらに得点は決めることができず、試合は1-6で終了した。

 

 

今季、関大アイスホッケーの全試合はここで幕を閉じた。全国優勝を目標に戦ってきた氷上の戦士たちの物語は後輩へと託された。全国の舞台での経験を次へとどうやって生かすのか。来季も日本一というただ1点を見つめて、取り組みを進めたい。【文:水野 真/写真:笠井奈緒】

 

▼鈴木コーチ

「昨日負けて一旦スイッチがオフになってしまった。今日に向けて切り替えようという意識は見られたが、体が動かなかった。昨日のボディーブローが効いていた。「守りの関大」をもう一度やろうと思ったが、明大、東洋大には力の差を見せつけられた形になった。来年はいい選手も入ってくるので、方針は変わらず守りを固めて、最終日の優勝決定戦に残れるようにしたい。立ち上がり5分が昨日今日と良くなかった。ロースコアに持ち込んで勝ちたいうちとしてはしんどい展開。今日は連戦で疲れがたまって、あしが動かなくてスティックを引っ掛けて反則になってしまった。体もそうだがメンタル面も弱い。前よりは強くなったが、まだまだ。昨日負けて選手も沈んでいたが、最後の試合、岡監督も最後なので、プライドを持って、3位になろうともう一度スイッチオンした。例年だが、基礎体力がまだ足りない。決勝にたどり着いて戦う力がない。守りの意識は上がってきているが、格上の相手に対してパニックになってしまう。それのためにこの大会前に東洋大と練習試合を行なった。全日本でプロとも戦った。しかし、リーグ戦などで継続して強豪と戦う機会がないので、試合をこなさないとついてこないスタミナもあるかなと思う。来年も方針は変わらず、真面目にコツコツとやっていきたい」

 

▼佐々木健主将

「自分たちは守りからのシステムを貫くというイメージでやっている。やりたいことはしっかりとやっている。ただ、足が止まったりと課題もあったと思う。これは来季に向けて取り組んでいってほしい。託したい。体調管理も実力のうち、いい経験になった。試合は安易なプレーから失点。流れが変わった。切り替えることができなかったので、さらに失点してしまった。第3Pは最初の5分の2失点。そして、得点したけどそこから流れをつかめなかった。(今季を振り返って)主将としてつらいこともあった。このチームで良かった。みんながいてくれたからこそだと思う。4年間はあっという間だった。濃い4年間にしてもらえた。こんな最高の環境へと行かせてくれた両親に感謝。そして、監督、スタッフに感謝している。関大に入って良かった」

 

▼馬渕副将

「(昨日の試合が終わって)負けてしまったのは仕方ないので、次に突き進むしかない。関大は準優勝が1回で3位はないので、そこをとってやろうとモチベーションを上げた。(東洋大は)フィジカルが強くて、当たってくるチームという印象。序盤から当たっていこうという気持ちはあったが、そこが課題。関大はシステムが全国からも評価されている。その良さでパワープレーのシステムが上手くいって得点につながったと思う。疲れた中で足が動いていなくて反則が増えた。そこで流れをうまく掴めなかった。中盤はしっかり守れていたと思うが、立ち上がりを含めてゲームを5分刻みで考え、意識して守りをしっかり固めないといけない。今シーズンの後半はコーチ陣ではなくて4年生が練習とかセットとかを考えていた。それによって一人一人が責任感が生まれたと思う。4年生が仲が良いので、意見を出し合って頑張ってきて、それが後輩に伝わってついてきてくれたかなと思う。守りも大切だが、関東相手だとスコアを取れない。守りからいい攻めにつなげてほしい」

 

▼浪岡副将

「昨日の負けは受け入れて、気持ちをリセットしていこうという話をしていた。絶対に3位で大阪に帰ろうというそういう気持ちで取り組んだ。1Pから悪い流れでそのままずるずるといってしまった。それが勢いに乗れなかった原因の1つだと思う。大会を振り返ると準々決勝まではいい流れで、明大戦から自分たちのプレーをすることができなかった。関西と関東の差が出たと思う。来年こそ、優勝してもらいたい。(4年間を振り返って)自分は1年生のころから試合に出させてもらっている。全国優勝は1回もできなかったがこの関大アイスホッケーのスタイルは日本トップレベルだと感じた。あっという間だった。後輩にはいい選手がたくさんいる。関東とのレベルの差はそんなにはない。自分たちの持っている力を出し切れば優勝へと進むことができるので頑張ってほしい」