【アイスホッケー】2年ぶりのベスト4進出!鬼門の日体大を完封で下し、昨年の雪辱を晴らした!

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◇第89回日本学生氷上競技選手権大会準々決勝対日体大◇1月7日◇苫小牧市白鳥王子アイスアリーナ◇

 

【第1P】関大 1-0 日体大

【第2P】関大 3-0 日体大

【第3P】関大 0-0 日体大

【試合終了】関大 4-0 日体大

 

インカレ3日目。準々決勝へと進出した関大は因縁の相手・日体大に挑む。日体大は昨季のインカレや今季の夏の大会で完封負けを喫している強豪校。アイスホッケーの強い関東勢は前日の東海大から数えて2校目となる。すでにベスト8に残っている大学は8校中7校が関東の大学。関大は唯一の関西勢としても力を見せつけたい。

 

開始1分でDF中村が少し浮かした形のシュートを放つ。その後、FW三浦、FW大澤が次々とゴールを狙うもこれは入らない。流れをものにするためにも第1Pで得点を決めたい。7分台にはDF佐藤がブルーライン際右側から対角にパスを出す。これにFW馬渕が反応し飛び込むもタイミングが合わずシュートを打てない。関東の壁は高いのかと思われたその時、決めたのは前日の2回戦でも活躍した馬渕だ。FW浪岡からDF土居へと渡ったパックをゴールへと運び先制。勢いづいたこのピリオドは、シュート本数でも関大19、日体大が5と圧倒し第2Pへと進む。

 

 

第2Pは開始12秒で浪岡が決めると、3分台にはゴール前の大混戦の中、三浦が大澤へとパスを繋ぐとこれを逃さずゴールへと運び得点。そのわずか20秒後にも速攻で浪岡が再び得点し4点差に。昨年完封された相手に力を見せつける展開を繰り広げる。途中、関大の反則でキルプレー(数的不利)になってしまうが全員で守り抜き、無失点で最終Pへ。

 

 

迎えた第3Pでは2人が反則で一時退場している中での守備を強いられる。約1分間だが関大の堅守が奏功し失点を許さなかった。このほかにもFW佐野がファインプレーで相手の攻撃を回避。この機転の利いたスティックさばきにスタンドからは歓声が上がる。このピリオドは得点こそなかったが、無失点で切り抜き4-0。関西王者の力を見せつけることができた。

 

 

勝利した関大は2年ぶりに準決勝に進出。また、3試合連続完封勝利を果たし優勝へと勢いに乗っている。昨年の悔しさを晴らし、狙うは優勝ただひとつ。試合を追うごとにまとまりを見せる関大は、準決勝・明大戦も無失点で次の駒へと進めたい。【文:水野 真/写真:笠井奈緒】

 

▼大迫コーチ

「選手たちは昨年の悔しさが残っていて、意地でも勝ちたいと意気込んでいた。スコアリングチャンスで取れたのは評価したい。(日体大との)過去2試合は完全にシャットアウトされていて、7ピリオドぶりに得点できたと思う。今年は例年以上に自分たちがやるべきことを意識できている。失点0で進めているのも大きい。なかなか試合でできるものではないが、普段から意識して練習することはとても大切。枠にシュートを入れるであったり、強いシュートを打つであったり、1本シュートを打てる大切さを考えながらやってくれてる。(キルプレーの場面では)守りをちゃんとやっていれば無失点で行けるということを示せたが、どうしてもオーバーワークしてしまう。パックを追いすぎてしまうといったことがあるので、落ち着いて守ることが重要だと思う。まずは先制点を取れたこと、そして第2P早々に2点目を取れたのが大きかった。(課題は)もっと普段からやっていることを徹底すること。今日勝ちはしたが、自分たちが100点のプレーをできた訳ではない。次は本当に100点のプレーをしないと勝てない相手だと思う。出た課題を修正して、毎試合成長していきたい」

 

▼佐々木健主将

「日体大は(昨年負けていて)因縁の相手というのもあるけど、僕らは全員で攻めて全員で守るホッケーというのをやっていこうと。いつも通りいこうと心がけていった。今日の試合は直す部分は少し。結構満足。一丸となれた試合だったと感じている。トーナメントがあがるごとに一丸となっていくことを実感している。(無失点というのは)みんなが守りということを意識できている結果。コーチからは守りのカバーというのが前試合の後に指示があった。意識するようにと。そして、いつも通りやれば勝てると話をしてもらえた。明日の準決勝(明大戦)は個人の技術のレベルが高い。今日の試合のように全員でということを心掛けて試合に臨み、絶対に勝ちたい」

 

▼FW浪岡

「昨年のインカレと夏の大会で完封負けをしている。今日は完封勝ちしてやろう、という意気込みで試合に向かった。(自分の)1点目はいつも練習しているプレー。DFからパスが来たのでなんとしても決めないといけない。強引にシュートへと運んだら、運よく入って良かった。2点目はFWの香田がいいパスを繋いでくれた。それに合わせるだけという感じだった。仲間に恵まれたという得点だった。今日の試合はみんなが身体を張って、みんなでやって、スピードも相手に負けていなかった。昨年の逆。圧倒されていた借りを返すことができてよかった。次の明大戦では自分がリズムを作って、勝利に貢献していきたい」