【アイスホッケー】14得点完封勝利!関西王者がインカレの舞台で関大旋風を巻き起こす!

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◇第89回日本学生氷上競技選手権大会1回戦対八戸工業大◇1月5日◇苫小牧市新ときわスケートセンター◇

 

ついにインカレ開幕。関西勢として初となる日本一の座を目指す、1年間で最後の大会がやってきた。関大は昨季ベスト8と悔しい思いを持っている。関西学生リーグ優勝校としての誇りを胸に悲願である優勝へ向け、1月5日から5日間を勝ち進む。

試合地は北海道苫小牧市。アイスホッケー部員の多くが北海道出身の選手だ。保護者や全国から集まった選手が見守る中、試合は始まった。

 

 

第1Pは「固くなる選手も多かった」と佐々木健主将が語るように得点を重ねることができない。しかし、果敢な攻撃を見せ、2分台にはFW佐野が2発シュートを放ち先制点を狙う。攻めの姿勢でFW小竹が待望の得点を決めたのは11分。その後も追加点を目指すが次ピリオドへと持ち越される。

 

 

得点を量産し次の試合へ向けて勢いをつけたいこの試合。関大は第2Pから大量得点を生み出す。5分台にはFW照井がDF佐々木健のゴール裏からのアシストに素早く反応。巧みなパックさばきでゴールを決める。あざやかな得点にスタンドからも歓声があがった。また、終盤には佐野がFW馬渕からのパスを決めて得点。ゴール後思わずガッツポーズも飛び出し喜びを爆発させる。このピリオドでは佐野、照井、馬渕、FW香田、DF安田の5人が合計7得点し8-0。相手を大きく引き離した。

 

 

迎えた最終Pでは、開始16秒でFW浪岡が得点。その後、FW鈴木のシュートがDF中村にあたり、ゴールを決まると、流れはもはや関大の独壇場。ここで躍動したのはすでに2点を決めた佐野だ。11分には小竹からゴール前で出されたパスを滑り込みながらそのままシュート。これでハットトリック達成となったが、まだ留まることを知らない。14分台にも鋭い佐野のシュートの威力を相手キーパーが抑えることができず、これも得点。最後は4年生のFW前田が同じく4年生のDF笠間、浪岡のつないだパックを決めて、インカレ初戦を14-0の圧勝で次戦へ駒を進めた。

 

 

次なる相手は東海大だ。連戦となり厳しい試合となるが、歴代の学生王者たちはこのハードスケジュールの中を勝ち抜いている。関大の優勝への道はまだ始まったばかりだ。【文:水野 真/写真:笠井奈緒】

 

 

▼大迫コーチ

「一戦一戦勝っていくこと。(関西と関東では)ゲームのスピード、フィジカル、試合のうまさなど総合的に見て2ランク上なので、そこに早くこっちが順応しないといけない。次の試合も合わせずにあたるところで当たって展開を早くする。今日の完成度はまだまだ。50〜60点くらい。点数こそ入ったが、スコアリングチャンスはまだまだあったので決めていかないと。準々決勝、準決勝につれてチャンスは減っていくので、決めないと絶対に勝てない。(第1Pで1得点で)しっかり点を取れと伝えた。攻め上がってもゴールに向かう姿勢がなかったので、(パスを)もらえる位置に入って、ゴールに向かっていけ、これからまだ先があるのにこんなところで苦戦したら勝っていけないとも言った。(守備面では)最後にノーマークを取られたり、要らないところでプレッシャーにいってしまったりしたところがあった。どんな相手でもそういうプレーをしたら流れが悪くなってしまうので、今日明日で修正して次に臨みたい。(次戦は)スコアリングチャンスをしっかり決めて、早めにゲームを決めること。今日出た課題、普段出ている守りの課題を意識してやっていきたい」

 

▼佐々木健主将

「12月にいろいろな試合を積んできた。最初の5分であったり守りでのカバーという細かい部分ができていないことがあったので、それを詰めていくということがインカレに向けてやってきたことになると思う。第1Pは注意しないといけないことだったが、最後の大会になるので固くなる選手も多かった。チャンスはあったが決めきることができない感じになった。でも、その後は切り替えてやっていけたので良かったと思う。今日の14点というのは、もっとできたな、という試合結果。明日に向けては、万全な体制で迎えることができるようにご飯食べて、ミーティングやクールダウンをしていきたい」

 

▼佐野

「初戦はいつも以上に自分たちのプレーができないということを過去の経験から感じている。だから、足をいつもより動かしたり、シンプルなプレーを心がけたりするということに注意して1シフト目に行った。1Pは1点しか取れていなくて、インカレだから苦労するとは思っていたけど、内容は悪くなかった。このままプレーを続ければいいという感じで特に焦りはなく、リーグと同じように入れたから2P、3Pで結果的に14-0になったと感じている。簡単には勝てないと思っている。今日の2P、3Pのようなプレーを明日は1Pからスイッチを入れてできれば快勝できると思う」