【アイスホッケー】氷上競技インカレ直前企画⑥ 結束力~関西勢初の日本一目指す関大~

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第89回氷上選手権大会(インカレ)アイスホッケー競技がいよいよ本日(5日)16時30分よりフェイスオフ。カンスポでは、関西勢から悲願の日本一を目指す選手にインタビューを敢行。佐々木健主将にインカレへの意気込みを伺った。

■まずは日体大にリベンジしたい
――まずはじめに、昨年のインカレを振り返ってください。

佐々木健主将(以下佐々木)
正直負けるとは思っていなかったので、びっくりしたというのが本音です。チームのみんなも悔しさは残っていると思いますし、今年も日体と対戦できるのでリベンジしたいですね。個人的に日体と当たるのはラッキーだと思っています。まずはそこで悔しさを晴らして勢いに乗りたいですね。

――今年の春先は苦しんだと思います。

佐々木
昨年はGK人見さん、館田さんなど絶対的な軸がありましたけど、それが抜けて先の見えない不安の中でのスタートでした。春は関西でも苦しい試合が続いて、交流戦も7位。関東に勝つために関西で自分たちのホッケーをやると目標に掲げていましたが、思うようにいかない時間だったと思います。

――そこから巻き返しの秋でしたが、何か変わったことはありますか?

佐々木
10月ぐらいにスタッフの方から言われて、自分たちで考えてやってみるという形になりまして、セットやベンチの指示、練習メニューを自分たちで考えるようになりました。リーグ戦のセットメンバーも自分たちで決めていましたね。それをきっかけに今までスタッフに頼りきりだったのが、自分たちで考えてできるようになったと思います。それが試合中のリンクの上でも、徐々にできるようになりました。自分たちで課題をクリアできるようになったことが一番成長したところだと思います。はじめは苦労も多かったですけど、4年生全員で助け合って回していけたところも、結束力を高めることができたと思います。

■まとまりという部分では4年間で一番いい状態
――「結束力」という言葉が出ましたが、今年のチームは例年以上にまとまっている印象を受けます。

佐々木
まず言えるのがベンチからの雰囲気が違うところです。みんなが声を出しているし、一致団結してチームが盛り上がっていると思います。僕自身も例年よりまとまっていると実感していますし、話す機会を意図的に多く作ってセット間でのミーティングも多く取り入れました。今までは一人ひとりのやることが明確になっていなくても、関西では勝ててましたが、関東に勝つという目標に向けて今年大きく変えたところです。時間をかけていくことで全員がそれをやり抜きやすい状態になって、それを一生懸命やる選手が増えました。まとまりという部分では4年間で一番いい状態で、インカレを迎えることができると思いますね。

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▲今年のチームの武器は結束力

――リーグ戦のプレーオフは3戦完勝。プレー面でも非常にいい状態だと思います。

佐々木
プレーオフで無失点は初。守りの意識が上がった成果が最後に結果として出たと思います。得点力はもともと上がっていたので、それに加えて守りもできるようになってチーム的にもいい攻めにつなげることができるようになりました。目標としていた関西で自分たちのホッケーをできた3試合だったと思います。うれしい部分もありますけど、まだまだ満足はしていません。これがインカレにつながらないと話にならないので、関西での戦いは日本一になるための踏み台ぐらいの気持ちを持ってもう一段階上げていきたいです。

――ご自身のプレーをここまで振り返っていかがですか?

佐々木
主将らしいプレーはできていないですね。点もとれたし、いいパスもあったと思います。もちろん、守れている時は守れていましたけど、高い位置で安定したプレーはできませんでした。自分のプレーがチームの調子にもつながると思っているので、そこは意識したいです。チーム全体に守りを意識しろというからには、もっとレベルの高い守りが体現できるようにやっていきたいと思っています。

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▲主将としてチームを支える佐々木健

■チームをプレーで盛り上げることができるのは香田
――いよいよインカレが始まりますが、キーマンとなる選手を教えてください。

佐々木
4年生で中心となる馬渕、浪岡はもちろん、チームをプレーで盛り上げることができるのは香田だと思います。

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▲チームの司令塔・馬渕

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▲チームのポイントゲッター・浪岡

最後も調子が良かったのでそれを持続してほしいですし、流れを作ってほしいですね。

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▲キーマンに挙げられた香田

とにかく全員が去年の悔しさを晴らしたいと思っていると思います。トーナメントなので勢いは大事ですし、1試合1試合やっていかないといけないですが、まず最初の関門は日体だと思います。それを倒して流れを作ってというビジョンを描いています。

――最後にインカレへの意気込みをお願いします。

佐々木
インカレの目標は日本一。そこは譲れないところです。いかにチーム全員が自分の役割に徹することができるかだと思っているので、最後まで主将としてプレーでも精神的な部分でもチームを引っ張りたいです。そして今年は岡監督が最後。インカレで日本一になって気持ち良く最後の花道を飾ることができるように頑張りたいです。自分自身も両親やOBスタッフに恩返しできるように、日本一になることだけを考えて頑張ります。

個々の力はもちろん、今年の関西王者は例年以上の結束力で関東勢に挑みます。佐々木健主将をはじめ、関大の選手たちが氷上を席巻する熱い戦いに注目です。