【アイススケート】三浦・市橋組、自己ベスト更新で成長を証明

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◇第85回全日本選手権大会◇12月23日◇東和薬品RACTABドーム◇

【ジュニアペアフリー】
1位 三浦(大阪スケート倶楽部)・市橋組 72.49
【最終結果】
1位 三浦・市橋組 111.68

前日のショートプログラム(SP)に続き、大会2日目にはジュニアペアフリーが行われた。SP終了後に「まだ成功したことがない難しい技」と語っていたスロートリプルサルコーは、朝の公式練習ではきれいに決まり、本番での成功に期待がかかる。

6分間練習で三浦と市橋がリンクへ滑り出すと、会場は温かい拍手と歓声で2人を迎え入れた。大きな声援の中、前日と同じく演技の要素を丁寧に確認。スロートリプルサルコーの調整も行なった。

演技直前に名前をコールされると、固い握手を交わしてからスタート位置についた。ペアとしての絆も深まった今年、その成長ぶりを見せることはできるか。

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序盤はチャップリン・メドレーの明るい音楽に合わせ、リズムの良い演技を披露。観客は手拍子で2人を後押しする。リフトやデススパイラルなどの要素をきれいに決めた。

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曲調が変わり、演技はスロートリプルサルコーが控える中盤へ。惜しくもクリーンに成功とはならなかったが、「回転はきれいになっていた」(市橋)。新たな技の習得に向け、手応えは十分だ。

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その後も息の合った演技を見せた三浦・市橋組。後半には高いスローダブルルッツも成功させ、進化した姿を見せつけた。さらにその成長ぶりは点数にも表れ、自己ベストを更新。それでも演技後には「加点が増えるような技にできるよう頑張りたい」(市橋)と、さらなる技術の向上を誓った。

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今後は、より難しい技への挑戦を目指す2人。成長を続ける三浦・市橋組の今後の活躍に期待したい。【文:宮西美紅/写真:川﨑恵莉子】

▼市橋
「小さなミスはあったが、大きな減点につながるミスはなかったので、そこまで反省する点はなかったと思う。でもまだ減点される要素ばかりなので、加点が増えるような技にできるように頑張りたい。(昨年と比べて)サイドバイソロジャンプは去年と変わっていないし、シングルをやってきたので、それほど問題視はしていない。リフトは難しいものに変えたが、シニアの選手のリフトを見ていると、自分たちのリフトはまだ簡単。これからもっと難しい技に挑戦していきたい。昨年は技をこなすのに精一杯だったが、今年は少しずつ技以外の、滑りの部分も磨いていけたらいいなと思う。今後数年で、多分来年もジュニアで出ると思うので、ジュニアグランプリに派遣してもらって、出るだけではなく、ある程度の結果を残したい。1番高い将来的な目標は、オリンピックに出ること。まだ日本はこれからペアが発展していくと思っているので、自分たちがその代表になれるように頑張りたい。スロートリプルサルコーは、朝の公式練習の曲かけで綺麗に決まったので、本番もいけるかなと思ったが、少し(失敗してしまった)。でもしめることはできた。回転が足りているかは(現時点ではまだ)わからないが、一応こけることなく、回転はきれいになっていたので、今までにない成果だと思う」
▼三浦
「ショート、フリーともに自己ベストを出せたが、ミスが少しずつあった。ミスをなくせるように頑張っていきたい。昨年より伸びたところはあるが、もっと成長していきたい。スケートの息が合ってきたり、サイドバイサイドのジャンプもちゃんと合わせられるようになってきたと思う」