【レスリング】無念の2部降格

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◇平成28年度西日本学生秋季リーグ戦2日目◇12月4日◇金岡公園体育館◇

【リーグ戦】
関大 3-4 立命大
【順位決定戦】
関大 3-4 近大

1部を二つのグループに分けて行われるリーグ戦。Aグループに入った関大は、前日に福岡大、同大に敗れたことでグループ最下位スタートとなった。この日行われた立命大戦も競り負け、7・8位決定戦に回ることとなった。相手は、Bグループ最下位ながら、西日本学生選手権で6人の入賞者を出した近大だ。残留を懸けた一戦の火ぶたが切って落とされた。

先陣を切ってマットに上がったのは61㌔級の大川。両者静かな立ち上がりとなるが、徐々に大川がペースを握る。この1年間磨いてきたグラウンドでのディフェンスもさえ、相手に得点を与えない。指導の差でリードした試合終盤にバックを取って勝負あり。途中、出血と左肩を痛めるアクシデントもあったが、判定勝ちしチームに勢いをもたらした。
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続いて登場したのは65㌔級の竹本だ。左ひざのじん帯を痛めながらの強行出場となったが、試合開始早々からポイントを重ねていく。第2ピリオド終了間際にはスタンドからのがぶり返しで差を広げる。そのままテクニカルフォール勝ちで連勝を飾る。ポイントゲッター2人がきっちりと役割を果たした。
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しかし、74㌔級の一瀬がフォール負け、125㌔級が不戦敗、57㌔級の加藤が判定負けと3連敗で一気に形勢逆転される。後がなくなった状況で主将の70㌔級・小山がマットに足を踏み入れた。まずペースを握ったのは小山。「相手の緊張もわかった」と話したように冷静に攻撃を続け、アクションタイムを獲得。そのまま、守り切り、指導で1点を先制する。だが、ここから相手が息を吹き返し、逆転されてしまった。それからは時間の経過とともに、相手にじわりじわりとポイント差を広げられていく。そのまま無情にも試合終了のブザーが金岡公園体育館に鳴り響いた。「気持ちかなと思う」(小山)。敗れた小山はマットに崩れ、天井を見上げたまま数秒間立ち上がることができなかった。
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その後、86㌔級の脇田が判定勝ちを決め、一矢報いたものの、笑顔はなし。少数精鋭で臨んだ1部の舞台は、ここで幕を閉じた。
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無念の降格となった関大。小山は「1部で定着するのは難しかった」と素直な心境を吐露した。来春は2部での戦いとなるが、即復帰を先輩に報告するため、後輩レスラーが全力で戦い抜く。【文:嶋健太朗/写真:宮西美紅】
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▼小山主将
「僕の責任。勝てたし、相手の緊張もわかっていた。気持ちかなと思う。総合的な実力では五分五分だった。悔いが残る。やっぱり1部で戦う実力ではなかった。定着は難しかった。1部の器ではなかったのかな。後輩たちには自分たちの成績を越えられるように。最終的には優勝を目指してほしい。1年生は人数もいるし期待している。レスリングに出会えてよかった。いいスポーツに巡り合えて楽しめた」