【野球】吉川初完封で勝ち点1

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◇平成27年度関西学生春季リーグ第1節対京大2回戦◇4月6日◇わかさスタジアム京都◇

京大 000 000 000=0
関大 001 000 30✕=4

(京)大山、平田、松本―奥山
(関)吉川―久米、高橋佑

5日に予定されていた試合が雨で順延となり、1日遅れで迎えた対京大2回戦。この日も時折、小雨が降る中で試合が行われた。関大は3年生・吉川が初先発初完封を果たし、勝ち点1を挙げた。

1年春以来の登板となった長身右腕が初先発のマウンドで輝いた。初回、130キロ台後半の直球を主体にテンポよく投げ込み、2三振を含む三者凡退で上々の立ち上がりを見せる。2回は死球や安打などで2死満塁のピンチを招くが、キレのある変化球で三振を奪い、切り抜ける。4回にも1死一・三塁と得点圏に走者を背負う。しかし、「ピンチこそばたばたせず、力を抜いて、真ん中めがけて投げた」と吉川。マウンド上で初先発とは思えぬ落ち着きを見せ、連続三振で得点を許さなかった。

一方、打線は3回に先頭の7番・松山が右前打で出塁すると、8番・久米がバスターエンドランを決める。1死一・三塁となり、1番・塩田の左犠飛で先制した。7回には西田友の二塁打、松山の中前打などで京大の2番手・平田を攻め立て、無死満塁の好機を作る。続く9番・吉川が押し出し四球を選び、待望の追加点を挙げた。ここで京大の投手は松本に交代。だが、関大の勢いは止まらず、塩田が右犠飛、多田が右前適時打を放ち、この回3点を加えた。

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△2打点を挙げた塩田

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△適時打を放つ多田

吉川は後半もペースを崩さず、最後の打者を138キロの直球で見逃し三振に抑え試合終了。京大打線を散発の5安打に封じ、自身のリーグ戦初勝利を見事に完封で飾った。石田に次ぐ先発争いが繰り広げられる中、期待の右腕がきっちりとアピールした。【吉見元太】

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△5安打完封勝ちを収めた吉川

▼早瀬監督
「吉川は状態がよく、去年から力がついてきたので先発させた。まとまりが出てきたり、ストレートの質が良くなっている。落ちるボールもうまく使えるようになった。前半一・三塁の場面で粘り強く守れたので良かった。あそこで点を取られていたら吉川も最後まで投げていなかったかもしれない。江口も状態がいいので、どこかで使いたいと思っている。吉川、江口、阪本大の3人は期待できる。連勝を目標に1節目を戦ってきたので、一つ段階を踏んだというところ。守備もそれなりに守れていると思っている。あとは打つほうでもう少しバットが振れれば」

▼石丸主将
「この前の開幕戦に比べたら、緊張がほぐれていい当たりも多く出ていたので次につながる。守備では失策が1個あったが、不安はそんなにない。吉川は2回の満塁の場面で踏ん張ってくれたので、それが得点にもつながったと思う。ランナーが出た時の打撃の内容があまり良くない。フライで簡単にアウトになったりということが多かった。それを課題にして次節まで取り組みたい」

▼吉川
「昨日中止になって、メンバーだけの練習で少し投げられたので調子は良かった。初めての先発で緊張して、最初は自分の力を出せていないと思った。リーグで投げたのは1年春以来。昨年くらいから実力的にましになったと思っていて、投げてもある程度の結果は出たんじゃないかっていうくらい自信を持っていた。それでも機会がなくて、3年生になったら絶対投げたいと思っていた。先発と聞いたのは1戦目の試合後。オープン戦でも先発していたので自分でも予想していたし、準備もしていた。(先発を経験して)まだまだ通用するのかなと感じた。得意球のシンカーに自信を持っていて、オープン戦でも真っ直ぐと変化球の割合が五分五分くらいになってしまうことがあったが、あくまで真っ直ぐ中心で組み立てることを意識した。ピンチでもばたばたせず、ピンチを作ってしまう時に力が入っていると久米からも言われるので、そういうときこそ力を抜いて、コースを狙ったりせずに真ん中めがけて投げた。石田さんという大きいエースがいるけど、抜かして自分が1戦目に投げられるようになりたい」