【拳法】4年生引退。女子は全日団体6連覇!男子は悔しさ残るベスト8

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◇第61回全日本学生選手権大会◇11月27日◇大阪府立体育会館◇

【女子】 優勝 (6連覇)
【男子】 ベスト8
【女子最優秀選手】  髙丸裕里

「アベック優勝」。すべてはこの目標を達成するために。1年間の集大成である全日団体を迎えた拳法部。昨年は女子が5連覇を成し遂げ、男子は惜しくも準優勝に終わった。芳木主将率いる今年のチームも実力は十分。今年最後の大一番が始まった。

男子は7人総当たりで行われ、2回戦・大院大、3回戦・関西外大に7-0で勝利。準々決勝は宿敵・関学大を迎え撃った。西日本団体決勝、総合関関戦で敗れている相手だけに、絶対に負けられない。

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△澤井

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△濱尾

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△芳木主将

先峰は4年生の山口。2、3回戦は闘志あふれるプレーで圧倒した。攻められる展開が続き、周りから「かまえろ」の声が飛び交うが、胴蹴りで1本先取。ここから勢いづくと残り20秒、相手を押さえ込み2本先取で勝利を収めた。

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△山口

流れを引き寄せたかと思われたが次峰・川端が敗北。開始直後に胴膝で1本取られると、1本取り返した後に再び胴膝を決められた。

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△川端

試合は振り出しに戻り、三峰・上垣内が関学大主将・宇山と対戦。西日本個人戦の決勝では延長戦を制し優勝を手にした。この日も接戦となり、両者とも1本が決まらず引き分けとなる。

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△上垣内

中堅・木村も破れ、1勝2敗1分けで三将・田中が登場した。これまで得意の組技で圧倒的な強さを見せてきた田中。この試合も場外警告を与えるなど優位な状況で進める。開始1分で2本先取し、悪い流れを払拭した。

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△木村

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△田中

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田中に続き、副将・赤堀も勝利を挙げる。3勝2敗1分けとなり大将戦で勝利すれば準決勝進出となるが、大将・北池が敗北。勝利の行方は代表戦に委ねられた。

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△赤堀

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△北池

代表戦は引き分けた三峰戦と同じ、上垣内と宇山。

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何度か蹴りで攻めるが再び両者とも1本が決まらず、拮抗した状況で残り時間わずかとなる。延長戦になるかと思われたが、相手は最後の最後まで狙っていた。

終了と同時に面蹴りを決められ、この瞬間、関大の準々決勝敗退が決定。「アベック優勝」の夢は、あまりにも早く散った。

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女子は3人総当たりで行われ、脇山、坂東、髙丸の昨年同様のメンバーで挑んだ。初戦・青学大戦は脇山、坂東が2連勝。「雰囲気に飲まれた」と大将・髙丸は引き分けるが、その後の芦屋大戦と大市大戦は全員が勝利し、決勝に進出した。

決勝の相手は立命大。先峰・坂東は相手につかまれる場面が多く見られ、終了間際にも倒されたが、最後まで粘りを見せ引き分けに持ち込んだ。

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△坂東

中堅・脇山は全日個人で敗れた岡崎と対戦となった。「自分から倒れてしまった」と相手に押さえ込まれ1本を許す。しかし、引き下がらなかった脇山。積極的に前に出て胴膝で1本奪い返すと、最後は残り10秒で押さえ込み面突きを決めた。

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△脇山

1勝1分けで迎えた大将戦。髙丸は開始7秒後に押さえ込み面突きを決めるなど相手を圧倒し、試合時間わずか20秒で勝利を収めた。

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△髙丸

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試合後に関大の学歌が流れると、最後まで戦い抜いた選手からは涙がこぼれる。全日団体6連覇。4年生の引退にふさわしい結果を残し、今大会は幕を閉じた。

女子は変わらぬ強さを見せ、男子は関学大に行く手を阻まれた1年だった。輝かしい成績を残してきた髙丸を中心に頼れる4年生は今大会で引退。拳法部としては悔しい結果となり、「アベック優勝」の夢は後輩たちに託された。新主将・赤堀を筆頭に、新たなスタートを切る。【文:川﨑恵莉子/写真:西井奈帆】

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