【サッカー】最高のプレーと応援を続けよ!インカレ初戦・東海学園大戦をFW竹下の逆転弾で制す!

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◇全日本大学選手権大会1回戦対東海学園大◇12月7日◇江東区夢の島競技場(東京都)◇

【前  半】関大 0―0 東海学園大
【後  半】関大 2―1 東海学園大
【試合終了】関大 2―1 東海学園大

今日7日、東京都江東区夢の島競技場で開催されたインカレ1回戦。関大は初戦で東海学園大と対戦した。相手は東海リーグでは3位ながら、総理大臣杯で関西のリーグを制した阪南大に3-0、優勝した明大にはPK戦までもつれ込ませるなど全国で実力を発揮してくるチーム。スタンドにはサッカー部をはじめ大勢のサッカー部員が集まり、勝利へと強い後押しをした。

前半1分から果敢に攻めの姿勢を見せる。DF池端からMF塩谷へと相手の上を通すパスが成功し、その後、FW竹下がこの試合初シュートを決めるも距離もあり相手キーパーの手中に。6分にはペナルティエリア外からFW加賀山がループシュート。これは枠を超えてしまい得点には繋がらない。直後には東海学園大のシュートが放たれるも、関大の守護神・GK前川が弾き失点を許さない。さらに13分には相手FW畑に抜き出され失点の危機を迎えるが、DF荒木が守り切り関大の堅守を見せた。直後にも同選手に抜かれGKとの1対1になるものの、今度は前川がしっかりとボールを止めた。16分にはDF黒川から始まる攻撃で最後に竹下がシュート。これはゴールのわずかに上へと流れ得点できなかったが、スタンドからも声が上がった。18分には中央にいたMF石井から右サイドの塩谷へと一度ボールを流し、すぐさまゴール前の竹下へとパス。シュートを放つも枠を捉えることができない。その後、東海学園大が関大側ゴール左サイドの奥深くからボールをゴール前へ戻しシュートを狙ってくる。しかし、前川が自らボールを押さえにいき、スタンドからはその高い身体能力に驚きの声が上がった。攻守に渡り関大の力を見せつけるも得点を決めることができない。その間も塩谷やMF清永の華麗なプレーの1つ1つに歓声が上がり、関大サッカー部の最高の応援も選手たちを勢いづける。37分には相手セットプレーからシュートを打たれ、前川が上へと弾く。一度上がったボールが再び勢いを失わず前へと進み、まだ枠を捉えていたが、前川が駆け戻りもう一度たたき出す。まさに奇跡というにふさわしいプレー。このインカレの舞台で前川は躍動し観客を沸かす。

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△前田監督

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△DF荒木

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△DF諸石

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△GK前川

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△MF塩谷

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△MF清永

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△FW竹下

後半開始早々に2度のCKから攻撃を受けるも守備の連携が功を奏し失点とはならない。6分には今度は関大がCKを獲得し、放つのは清永。セットプレーから60秒超にも及ぶ関大の攻撃でもゴールへの扉を開くことはできない。直後には混戦の中を一度はセーブするも守り切れず失点。追う展開となるもスタンドからは諦めない頼もしい応援が鳴り響く。14分には加賀山がMF藤村と交代。さらに得点を目指す方向性を持たせる。17分には相手MFと前川が1対1になるも、飛び込みボールを奪取。さらなる失点を許さない。22分には塩谷に代わりMF平尾が出場。直後には平尾が左サイドを得意のドリブルで駆け上がりゴールチャンスを演出。25分にはゴール前で藤村から竹下にボールが渡る。これを押し込み得点。1-1に戻しさらに攻勢にかかる。相手のパスミスを竹下が拾い、関大の得点のチャンスをつかむ。最後には清永がシュートを放つがふかしてしまい追加点とはならない。アディショナルタイムに入り延長戦突入かと思われた後半49分にFKで最後の得点のチャンス。前川がセンターサークルから放ったボールはゴール前へと流れ、最後には竹下がヘディングシュート。飛び出していた相手GKの頭上を越え、そのままゴールへと流れ込み2-1。見事な逆転勝利を収めた。

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△MF藤村

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△MF森主

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△MF石井

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△FW竹下

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勝利した関大は2回戦へ進出。次戦は10日土曜日に夢の島競技場で鹿屋体育大と戦う。今試合はまさに『全員』で勝ちえた試合となった。竹下の2得点はプレーする選手やスタンドの熱い応援がまさに形となったというにふさわしい。優勝を手にするのは関大だ。最高のプレーと会場を轟かせる迫力ある応援をあと4日間続けるためにも徹底した準備を行いたい。『全員サッカーで日本一』達成まであと4勝。【文:水野 真/写真:大島涼太郎・西井奈帆】

▼前田監督
「前半0でいけてよかった。五分五分というのが前半だと思う。また、あそこまで前に出てくる選手というのは関西にはいないので、不慣れというところはあったように感じた。相手のFW畑はドリブラーでテクニック主体の選手の中で最後力強くフィニッシュまでくる。違うタイプの選手がいたのは嫌な存在だった。特徴がかぶらない選手が揃っている関大の選手たちをどう動かしていくかというのは話していた。左の攻撃から起点を持って、ドリブラーを入れて、右には連携できる選手を入れた。FW竹下は後期リーグで得点をよく決めていた。前半もチャンスもあったので課題も多い。シュートを増やせという話をしていて、アイデアや発想によるものもあるので、とりあえず活性化させるようにと伝えていた。守備もできて基礎体力も高い。走りも後半になってもなかなか落ちない。最後のヘディングのループシュートはよく相手を見ながらやってくれたと思うが、関大の応援の力もあると思う。熱い応援があれだけのことを起こさせる力がある。関大らしさが出たのではないか。チームをまとめているのは4年生。あれだけの応援を起こすことができるのは貴重な存在」

▼石井主将
「自分たちが積み重ねてきたことをしっかりと出すこと。夏の総理大臣杯で2回戦敗退という悔しい思いもしている。この冬で最後のチャンスで『全員サッカーで日本一』を目指せる場がある。トップだけじゃなく応援も立ち上がりをよくしてくれた。前線の選手は力があって、ドリブルがうまい選手もいて、それもわかったうえで1対1の部分では甘かったところもあったと思う。FW竹下はプレーの部分とか人間性とか学年も意識して自分がやらないといけないということを認識して成長している。その変化が良い方向へと向かっている。すごく期待している。個人としては立ち上がりは少しミスもあって波に乗れなかったけど、途中からはセカンドボールを拾いながらボールを散らせた。特徴ある選手も入ってきて、起点となれるようなプレーをしていった。次の相手は情報もなくて、ピッチに立ったら特徴をつかんで情報を話し合いながらやっていくしかないのかなと思っている。今回はFWの選手の情報もあったのにやられるところも多かった。ゲーム中でしっかりと解決していかないといけない」

▼竹下
「勝ててほっとした。(前半)1本でも(得点が)入っていれば展開が違ったと思うし、決められるところはあったので決めてればチームをもっと楽にできたかなと思う。(1点目は平尾が)クロスを上げて(藤村)洋太が折り返してくれて当てるだけだった。ゴールも近くて難しくはなかった。(平尾)柊人君のストロングポイントははっきりしているし、そこを使えばどんな相手でも抜けると思う。そこを使いながら間が空けば、僕が受けてゴールを狙う。それが今日ははまったので良かった。(2点目は)相手のボランチとセンターバックの選手がコミュニケーションを取れていなくて、何回も被っていた。その時も被ると思って待っていたら被ってGKが出ていたのも分かっていたので冷静に流し込めた。(次戦へ)鹿体大も厳しい試合になる。でも関大はここで負けていいチームじゃないし、絶対優勝するべきチーム。1戦1戦、関大らしくひたむきに戦っていきたい」