【ラグビー】執念の猛追及ばず。Aリーグ最下位で入れ替え戦へ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇2016ムロオ関西大学Aリーグ第7節対立命大◇12月3日◇西京極総合運動公園◇

【前半】関大 0-33 立命大
【後半】関大 28-7 立命大
【試合終了】関大 28-40 立命大

dsc_6900
dsc_6928
「勝って5位でシーズンを終えようと思っていた」(FL高本主将)という関大の思惑は崩れた。日本代表キャップを持つFL古川ら力のある選手をそろえる立命大に意地を見せたものの、前半の失点が痛かった。

ラインアウトでのミスやハンドリングエラーから流れを失い、立命大に33点差をつけられた前半。後半は関大が修正し、主導権を握った。
「選手を替えてから(流れが)変わった」と桑原監督。後半開始から出場したFL二上が攻守に躍動する。後半7分、その二上が相手の防御網を切り裂くと、サポートに走っていたCTB渡辺にオフロードパスが通り、ゴール前まで攻め込む。最後はSO北田がデイフェンスをかわしてゴール下にトライ。FB竹中のコンバージョンも成功し、7点を返した。ここから関大が息を吹き返し、ボールも選手も良く動く。11分にはCTB岡橋の突破から右へ展開し、WTB久保田勝がトライを奪った。
関大のペースに持ち込むと、粘り強い守備もよみがえる。出足の鋭いタックルで相手の攻撃の芽を摘み、FWの素早い集散でターンオーバーする場面もあった。後半12分から投入されたCTB津田もいきの良い働きを見せ、攻撃にリズムが生まれる。16分には二上が、立命大に1トライを追加された直後の25分には竹中がトライを奪い、28-40と追い上げた。
dsc_7056
dsc_7560
dsc_7575
dsc_7849
img_4591
しかし、猛追もここまで。リーグ戦全日程を終え、関大は1勝6敗で関学大、摂南大と並んだが、3チーム間の対戦における得失点差で最下位に沈んだ。10日に宝が池公園球技場で行われる入れ替え戦に臨むことになった。相手は2年前、関大に降格させられた大体大。高本は「Aリーグで戦ってきたプライドもこめて、思い切りいきたい。それが勝ちにつながると思う」と言葉に気合を込めた。【文:吉見元太/写真:谷満梨奈、柴村直宏】
dsc_7667
▼桑原監督
「選手を替えてから(流れが)変わった。(ハーフタイムは)タックルが甘かったのでダブルタックルの徹底と、きっちり足を刈るように話した。(シーズンを通して)チーム力のわりに順位が悪いなという感じ。初戦、2戦目でつまずいたので。(入れ替え戦について)今日の後半のようにできたら十分。前半もいいタックルはあったし、シーズンを通して徐々に良くなってきたので。(Bリーグに)落ちないように一生懸命やります」

▼高本主将
「前半は空回りした。勝って5位でシーズンを終えようと思っていたので、シーズンの締めくくりという意識が空回りしてしまった。(入れ替え戦について)大体大もFW中心のチーム。今日みたいなスクラムを組んでいるとやられてしまう。僕らもスクラムには自信を持っているので、立て直せるように。思い切ってアタックできたら前に出られる。最後なのでいい意味で開き直って、Aリーグで戦ってきたプライドもこめて、思い切りいきたい。それが勝ちにつながると思う」