【サッカー】[FC2008]昨年度優勝校・関大FC2008がKSLカップ準々決勝敗退。連覇ならずも確かな成長を次へと生かしていく。

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◇KSLカップ2016準々決勝対AS.Lalanja Kyoto◇12月4日◇京都府立山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場◇

【前  半】関大FC2008 0-2 AS.Lalanja Kyoto
【後  半】関大FC2008 2-2 AS.Lalanja Kyoto
【試合終了】関大FC2008 2-4 AS.Lalanja Kyoto

関大FC2008は関大サッカー部229人という大所帯な部のカテゴリーの1つだ。関大サッカー部のスローガンは『全員サッカーで日本一』。全カテゴリーでの日本一を目指して多くの選手たちが目標に向かって活躍している。
今季最後の大会となるKSLカップは、昨年度関大FC2008が優勝し連覇がかかっている。準々決勝の相手はAS.Lalanja Kyoto(以下、京都)だ。このチームとは昨年の同カップの決勝で対戦した強豪だ。是が非でも獲得したいタイトル。試合は関大応援も集まる中始まった。

 

 

前半3分FW永松が倒され左サイドからFKを獲得。MF島田が放ったボールはゴール前に落ちるも、相手DFに当たり得点には繋がらない。そのカウンターでは京都に速攻で攻めあがられシュートを打たせてしまう。その後、CKは守備陣の固いDFでなんとか守り切った。10分にはCKからの攻撃で島田が左コーナーから放つボールはファーサイドへと進み、DF安田がシュート。しかし、これは枠を捉えることができない。12分には関大の攻撃から京都がボールを奪うとそのままシュート態勢に。放たれていたボールはキーパーが前に出てきていたこともありそのまま失点。直後には関大がコーナーキックを獲得し得点のチャンスを迎える。放たれたボールは限りなくゴールに近づくもFW鐘尾のタイミングが合わず得点には持ち込めなかった。34分には再び失点危機。センターサークルから相手のFKで放たれたボールはゴール前へ。混戦の中、ゴールに刺さるも、その1つ前にオフサイドの判定があり、さらなる失点とはならなかった。前半終了間際に再び京都に関大の守備を突破され失点。速攻のときの守りに課題が見えた前半、どこまで修正をかけることができるのか。

 

 

9分に右サイドからFW大久保が駆け上がる。一度相手DFにボールを奪われるも再度取り返し、ボールをゴール前へと流す。最後には駆け込んだ関大の2人のうち、鎌田がシュート。これが刺さり1-2。近づいてきたと思うものの12分PKを決められ再び2点差に。なかなか点差を詰めることができない。16分にはMF吉塚がシュートを放つも左ポストにあたりはね返る。9分後にも失点し1-4。厳しい戦いが続くも懸命なプレーで得点を狙う。アディショナルタイムにはMF中堀がゴールから約40メートルの位置から放ったロングシュートが得点に繋がる。しかし、冷たい雨の降る太陽が丘に勝利の女神は振り向くことなく無情にも終了のホイッスルが鳴り響いた。

 

 

準々決勝で敗退も今年のFC2008はたくさんの経験を積み成長を遂げた。全国社会人選手権では元日本代表監督・岡田武史氏率いるFC今治とも対戦。負けはしたもののまたとない経験をした。この自身の体験を来季に向けてどう生かしていくか、がこれからの時期に期待される。成長を止めることなくさらなる高みを目指したい。
次なる関大サッカー部の戦う舞台はインカレだ。スローガン『全員サッカーで日本一』のラストチャンス。必ずや大阪に優勝旗を持ち帰りたい。【文:水野 真/写真:西井奈帆】

▼保手濱監督
「最後の大会で負けたら終わり。4回生と笑って終えられるようにということ、相手がどうかというより、去年がどうこうというよりは今回をどうしていくのか、優勝していくのかということを話していた。今日の試合は固さもあったのかなというところと自分たちの100%の力を出せなかったのはあると思う。思い通りじゃなくて我慢するというところがあって、最低限のプレーを出せるというところはなかったと思う。昨年と比べてはまとまっていた。誰一人はぐれることはなく、自分たちの課題に対してみんなで取り組んでいくというところはあった」

▼古賀FC2008主将
「勝ちに行くという気持ちはあって、今までリーグでも全社でも1位はなかった。自分たちの繋ぐサッカーはうまく機能していなかった。それでも中でなんとかしようということを感じれてた。よく頑張っていたと思う。ずっと4回生がリーダーシップを取れていないと言われてきていた。試合に勝つためにまとまるということは結成当時より確実にあがっている。団結力がついてきたと思う。結果だけを見ればあまりだけど、このチームで戦っていけて良かったと思う。4年間を振り返ると、初めはただがむしゃらにサッカーをしていた。ボール拾いから。自分のことで精いっぱいだったけど、FCの主将になってからは自分のことだけではなくてチームのことを考えることが必要になった。本当に成長させてもらえた」

▼阪本ゲームキャプテン
「今日からはトーナメント。負けると終わりになる。まずは内容よりも勝つという意識統一はしていた。全員が気持ちがあってプレーはしていたけど、FCらしいサッカーはできなくて、カウンターでやられてしまった。最初の2失点は厳しかったけど、ハーフタイムで相手が2点取れたら自分たちはもっと取れる。逆転をしようという話をしていた。自分たちの力を出せればできたと思う。4年間を振り返ってあっという間だった。1つ1つ、サッカーもそうだし、それ以外でも成長をさせてもらえた」

▼鎌田
「縦を突破していけと言われていた。持ち味は突破してクロスをあげること。今日は得点を決めるということも意識をしていた。得点シーンは右足でミートはしなかった。(島田)将也くんが近くにいたけど自分が決めたくて気持ちで持って行った。味方と連携してクロスまで持って行くことができたけど、そこからゴールまでつなげることができていない。それは自分にとっての課題だと感じている」

▼中堀
「4回生を引退させたくなくて、自分が点を取るという気持ちで試合に出場した。得点の時は終盤が空いてきていて、そことセンターバックの間でボールを受けようと思っていた。ボールが来た時に相手キーパーが出てきていたので、シュートを打った。自分はあの位置からのシュートは得意なので入って良かった。また、最後の方はスペースも空いてきていたのでドリブルで進むこともできた」