【弓道】7年ぶりの王座出場、惜しくも準優勝に終わる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第40回全日本学生女子王座決定戦◇11月21日◇伊勢神宮弓道場◇

【1回戦】関大18―16信 州 大
【2回戦】関大24―16福  大
【準決勝】関大21―20愛 知 大
【決 勝】関大29―31桜美林大

【総合成績】関大 準優勝

≪競技説明≫1チーム3人で構成され、1人4射を2立(回)行い、合計24射の的中数で競う。決勝戦のみ1人4射を3立行い、合計36射で競う。

7年ぶりに立った王座の舞台。7年前に日本一になった伊勢の地でその再現を目指したが、惜しくも準優勝に終わった。

大会前日の早朝、選手たちは伊勢神宮へ参拝。関大カラーの紫紺のお守りを全員で身に着けて戦いに挑む。

メンバーはリーグ優勝に大きく貢献した大前・岩本、落前・増田、落ち・村井の3人。「伊勢で弓を引けることにワクワクしていた」(岩本)。だが、初戦から緊迫した展開となる。信州大が1立目の6中から立て直す。関大は2立目で8中と調子を崩すも逃げ切り、2中差で1回戦を突破した。

img_0435

2回戦の相手は福大だ。1立目は全員皆中で12―10とリードする。2立目、岩本、増田が皆中し、「詰めなきゃかっこ悪い」(村井)。最後の射で的を射止め、圧巻の24射皆中で快勝する。

img_0442

準決勝は打って変わって接戦だった。1中差で愛知大を下し、関大の応援席もほっとした表情を見せる。7年ぶりの日本一は目の前に迫った。

迎えた決勝戦は、強豪・桜美林大と対決する。初立は11中と好スタートを切るが、相手も11中。2立目は岩本の2中が響き、9中でプレッシャーをかけることができない。20―20の同中。観客が息を詰めて勝負を見守る中、運命の最終立が始まった。

先攻の桜美林大は11中。ここで関大の勝利を決めるには、12射皆中が求められる。しかし、2射目で村井が外す。3射目も増田と村井が外して9中。あと一歩のところで優勝を逃した。「悔しい気持ちでいっぱい」と村井は目に涙をためる。しかし、「伊勢神宮パワーを感じた」(増田)。聖地に立てた喜びもかみしめた。

img_0475

優勝には届かなかったが、増田が全36射中34射をあて、優秀選手賞を獲得した。チームの中心となっているのは3年生のため、主力選手は来年も全員が残る。「来年もリーグ優勝して伊勢に戻って、次こそは絶対に日本一になる」とメンバーの3人は語った。この悔しさを胸に、1年後のリベンジを誓う。【文/写真:新潟瑞葵】

▼岩本
「(伊勢神宮弓道場は)雰囲気のある道場で、自分はここで弓を引くことができるんだというすごくワクワクした気持ちで挑んだ。想像していたより緊張せず、のびのび引けた。試合を楽しんで引くことができ、大前として初矢をあて、流れをつくれた。決勝の2立目で半矢を出してしまい、相手にプレッシャーをかけられず、逆にチームの足を引っ張ってしまった。練習や試合で不安そうな顔をしている自分に大丈夫という温かい言葉をかけてくださり、自分に自信を持たせてくれた。来年もリーグ全勝優勝して、来年こそ日本一になる。また、今回東西対抗戦で20射引ききることができなかったので、来年も出場し、しっかり最後までチームに貢献したい」

▼増田
「試合の時はいつもより的が小さく感じることが多いが、今日は的の大きさは普通に見えていた。前日に伊勢神宮に参拝して、神宮パワーをもらった。みんなで関大カラーの紫紺のお守りを買って身に着けていた。(2回戦の皆中の場面は)自分は前に引く岩本について行くだけ。優秀選手賞をいただけたが、まだまだ。来年は最優秀選手賞を取れるように、来年も伊勢に戻ってきて次こそは日本一になる」

▼村井
「(前日の)男子の東西対抗試合を見て、緊張していた。(2回戦の皆中は)正直詰めないとかっこ悪いと思った。皆中できて最高に気持ち良かった。(決勝戦は)桜美林大が優勝してうれし泣きしてる横で、すごく悔しかった。男子も練習とか手伝ってくれて感謝している。来年こそは日本一になりたい」