【サッカー】[ULTRAS]『全員サッカーで日本一』ならずも仙台の地で関大魂を見せつけた!

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◇アットホームカップ2016第14回インディペンデンスリーグ全日本大学サッカーフェスティバル2回戦対福岡大Asatellite◇11月30日◇みやぎ生協めぐみ野サッカー場Aコート◇

 

【前   半】関大ULTRAS 0-2 福岡大Asatellite

【後   半】関大ULTRAS 2-1 福岡大Asatellite

【試合終了】関大ULTRAS 2-3 福岡大Asatellite

 

前日の1回戦では北教大岩見沢に延長の末、1-0で勝利を決めた関大ULTRAS。北教大戦は東北の寒風に初めてさらされ厳しい戦いを繰り広げた。今日の相手は前年度優勝校の福岡大Asatellite。福岡大はIリーグ全国大会8回連続出場の強豪で、さらにAsatelliteは約8割が1、2年生で構成され、次代トップチームの主力を養成することが目的のカテゴリーだ。10年ぶりに出場を果たした関大がいかにして勝利へと結びつけるのかに期待がかかる。

 

前半4分にはMF俵がコーナーキックを作り出す。これをMF牧野が放つも入らない。15分からの約3分間はFW宮村、FW村中を中心にDF山下、DF岩井も得点を目指す動きを見せるも相手の守備が固く突破することができない。25分にはフリーキックを獲得。牧野が放つボールを岩井がシュートまで持ち込むもこれは入らず。その後のコーナーキックも決まらない。もどかしい時間が続く中、先制点は福岡大に譲る形となった。31分と38分に立て続けに失点し2点ビハインド。試合は追う展開で折り返す。

 

 

後半開始直後に得点機が訪れる。村中が中央少し左をドリブルで前進すると右サイドから駆け上がる俵が猛アピール。村中がアシストする形で出したボールを俵がシュートへと持ち込み、左ゴールポストに限りなく近い位置に絶妙に収め得点。1点差に詰め寄る。しかし、15分には福岡大がセットプレーを混戦の中決められ1-3。再び2点を追う展開に。それでも、25分には福岡大ゴール前で混戦の中、得点を狙う。関大は一度中央にいるDF羽田へと戻し、態勢を整える。最後には宮村がシュートを決めた。最後まで諦めることなく戦い続けたもののあと1点を奪うことができず、試合はそのまま終焉を迎えた。

 

 

関西で敵なしの関大ULTRAS。しかし、全国の舞台では北教大や福岡大に苦しい戦いを強いられた。この試練に選手、そして遠き東北までかけつけたサッカー部や保護者の応援と一緒に相手と向き合うことができた。これぞ、まさに『全員サッカー』。日本一という関大サッカー部の野望はトップチームに託し、ULTRASの2016年シーズンは幕を閉じた。【文/写真:水野 真】

 

▼古橋コーチ

「選手の疲労はあったけど、連戦が続く大会なので受け入れなければならない。福岡大は初戦になるので少しメンバーを入れ替えながらできればと思って挑んだ。前半は流れはよかった。内容もよかった。福岡大は少しのチャンスをものにしてくるというのは、さすがだなと。もっと簡単にサイドからということを徹底して、2点ビハインドだったので攻撃に重点を置いていこうと。得点を入れられても攻撃に枚数を加えていこうと後半前に伝えた。福岡大は勝ち慣れている印象があった。内容がいつもと同じなのか、自分たちのペースで行けているのかはわからないけど、結果という部分では勝ち慣れている印象があった。(4年生が引退になるが)4回生が中心に頑張ってくれたチーム。チームとしてはインカレも残っている。そこに行けるやつがいるかというところになってくるがULTRASとしてはここで終わり。トップに出れなくてULTRASに来た選手も腐らずによく頑張った。それを来年にも4回生が残してくれたものを残していきたいと思っている」

 

▼田川ULTRAS主将

「関西で16連勝していて、そしてそのあとの練習も雰囲気がよかった。練習試合も勝っていた。その中でモチベーションも高く望むことができた。北教大戦は前に勝てた相手。おごりというものがあった。でも、向こうもしっかりと練習を積んできていて、自分たちは全国という緊張の固さがあった。それで苦戦した。でも、しっかりと点を取れて勝負強さ、粘り強さが出せたと思う。今日はリラックスして入れた。ULTRASらしい良いサッカーができた。前半の2失点は痛かった。ずっと課題だった決めないといけないところで決めきれなかった。主将としては個性のあるメンバーで、実力があるのにまとまることができなかった。それは僕の責任もある。でも、4回生がしっかりとまとまろうとなって、下級生もついてきてくれた。後輩も主体性を持って動いていってくれた。次第に実力がでてきていいチームになった。日本一が取れるチームだと思えるようになった。主将をやらしてもらえて良かったと思っている。(4年間を振り返って)1回生の時は「チーム1回生」にいて1年間公式戦に出られなかった。2回、3回、4回はULTRASだった。あまり試合に出場できなくて悔しい思いはあるけど、関大に来て毎年毎年違うメンバー、チームだけど、一緒にやれてよかった。今年は特に思い入れもある。サッカー面では悔しい面が多かったけど、関大に入ってよかったと思っている」

 

▼山下ゲームキャプテン

「1回戦で自分たちの特徴を生かすことができなかった。関西の大会でもやっていた前からしっかりとやって高い位置から攻めようと。相手は初戦なので、自分たちの方がしんどいかもしれないけど、その分慣れているという話をしていた。自分たちの有利なところを生かしていこうと話していた。前半の2失点はもったいなかった。相手に自分たちがやりたいところより先にさせてしまった。後半の最後はずっと攻めている状態だった。あと1点、あと2点というのが足りなかった。前半を防げたら勝てたのではないかと思う。(4年間を振り返って)環境的にいいところで練習させてもらった。また、人間的にもサッカーの面でも成長ができた。(高校の時には)無名で知られていない僕が有名だった人たちと一緒にプレーできたのは嬉しく思っている。関西大学サッカー部にはとても感謝している」

 

▼MF俵

「昨日も危ない試合をしてしまった。今日も福岡大という強い相手と聞いていたので、いつも以上に勝とうという気持ちで試合に臨んだ。1対1の仕掛けはできたと思う。クロスは精度は悪かったけど最後までやり抜くということは結構できたのではないか。ただ、守備のところ、セカンドボールのところで相手が身体を張って強くて、そこは反省しないといけない。1つ前で(村中)燿一くんにパスというかこぼれた感じで渡すことになった。追い越したら相手がついてこれないと思ったので走ってボールを呼んだ。キーパーも前に出てきていたので早めにシュートを打った。いいところに入ったので良かった。今年は、前期はトップにいて、1つカテゴリーが落ちた。気持ち的に難しいことがあったけど、最後はULTRASのために全力を出し切る感情や気持ちが芽生えて、今日も精一杯戦えた。4回生は練習の時から引き締める声をかけてくれて、アドバイスももらった。ありがたかった。楽しい先輩たちで気さくに話しかけてくれて嬉しかった」

 

▼FW宮村

「福岡大が蹴ってくるサッカーというのはわかっていた。それに受けてしまわないようにULTRASらしく、ボールを早く回してサイドを持って行ってやろうと話していた。でも、前半は流れを持って行かれて相手のペースへ引き込まれてしまった。前半で得点までいけていれば状況は変わっていたかもしれない。自分たちのサッカーでゴール前までいけるという感覚はあったので、後半入る時はしっかりと意識していい感じでペースをつかめた。相手の一瞬の隙をつかれてやられた。仕方ないというとダメだけど、そこをしっかりと突き詰めていかないと全国は厳しいことがわかった。(得点シーンを振り返って)前半から相手のラインがバラバラなのはわかった。タイミングよく裏に抜けだしたりアクションを取ればボールは抜けると。関大から前へとボールを出してくれたので、あとは振り抜くだけという感じ。(4年間を振り返って)早かった。僕自身は3年生まではトップでやっていて、4年生はULTRASだった。最後、ULTRASで楽しくやれたし、できればトップでやりたかったけど、全国まで来れてみんなとやれて本当に楽しかった」