【なぎなた】林田個人で西日本V! 最終戦全員で戦い抜く

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◇第41回西日本学生選手権大会◇11月20日◇ならでん体育館(奈良市中央体育館)◇

【演技競技】
4位 市川・大山組
【試合競技団体】
2位 関大A(藤原・大山・林田)
4位 関大B(久保・古内・市川)
【試合競技女子個人】
1位 林田
【試合競技男子個人】
3位 石橋

今年のインカレで3年連続準優勝を経て、ついに優勝を果たした林田。今回は、林田を含む4年生最後の試合となる、西日本学生選手権大会が開かれた。有終の美は飾れるか、すべての種目での表彰台を狙う。

はじめに行われたのは、演技競技。関大からは5組が出場し、市川・大山組と木本・林田組の2組が、3回戦まで勝ち進んだ。木本・林田組が、神陰女大に2-3の判定負けで惜しくも3回戦止まり。4回戦に進んだのは1組のみとなった。相手は、木本・林田組が負けを喫した神陰女大だ。しかし、ここは落ち着きを持った型で判定3-2と、勝利を勝ち取った。準決勝では1本しか旗が上がらず敗戦、3位決定戦に望みをかける。3位決定戦では息の合った演技を見せるが、惜しくも勝利ならず。4位で表彰台を逃した。

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次に行われたのは、試合競技団体の部だ。3人制で関大からは、5チームが出場。「団体戦の5つどのチームも、そのチームの空気ができていて、まとまりがあった」と、藤原が振り返るように、それぞれのチームが全力で戦った。関大Aは初戦で苦戦を強いられ延長戦まで持ち込んだが、大将・林田が得意のスネで制し、2回戦突破。関大Eの敵討ちとなった3回戦では、大将・林田のスネ2本勝ちで準決勝へ駒を進める。「関大Bが、『Aと当たるために絶対勝つ』と言ってくれた」(藤原)。この言葉通り関大AとBが対戦したのは、準決勝だった。次鋒・大山が試合終了間際に、メンを決め関大Aがリード。大将戦でも、林田のスネ1本勝ちで関大Aの勢いを見せつけた。決勝でも粘り強く攻めるが、勝敗は決まらず延長戦へ。関大の応援が鳴り響く中、エース林田が積極的に仕掛ける。しかし、最後に1本を取られ優勝には至らなかった。林田率いる団体は2年連続2位と悔しい結果となった。一方、3位決定戦に挑んだ関大Bだったが、先鋒・久保の1本負けが響き、4位。関大2チームでの表彰台独占とはならなかった。
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昼休憩を置き、続いては試合競技女子個人が始まった。関大6人中、藤原、市川、林田が3回戦進出。藤原は、去年の今大会優勝者・溝上(鹿体大)に延長戦の末敗れ、準々決勝に進むことはできなかったが、「個人戦の終わり方に関しては、不甲斐ないと思う。それでも、自分を応援してくれる同期と後輩がいたことがうれしかった」と、現役最後の試合に言葉を残した。市川も延長戦で決着がつかず判定に持ち込んだが、自身の旗は上がらず。そんな中、絶対的エース林田は順調に勝ち進み準決勝を迎えた。ツキなど隙を見て打っていくが、なかなか旗は上がらない。延長戦ではやはり得意とするスネで勝利。残すはあと1試合、4年間の全てを出し切り優勝を狙う。開始早々、打突の好機を見ながら攻め、スネで1本先取。そして、残り時間を逃げ切り、見事西日本優勝という有終の美を飾った。
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最後は、試合競技男子個人の部だ。玉木、石橋がともに準決勝で敗れ、3位決定戦で対戦。延長までもつれ込んだが、最後は石橋がメンで決め切り表彰台を獲得した。
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全種目表彰台とはいかなかったものの、林田、石橋が好成績を収めた。4年生最後の試合を全員で戦い終えたなぎなた部。「自分の軸をしっかりもってやっていれば結果は出ると思うので、頑張ってほしい」(林田)。「関大なぎなた部の伝統をたやさず、楽しんでこれからもやっていってほしい」(藤原)。4年生の言葉を胸に、楽しむ関大なぎなた部の伝統が受け継がれていくことに期待だ。【文:西井奈帆/写真:嶋健太朗】

▼林田
「今までは技術力だけを上げようとしたけど、呼吸であったり、目に見えない部分を意識して取り組んできた。これが引退試合になるので、自分を出し切ってやろうと思った。判定なく勝ち上がれたのが良かった。団体延長戦では、自分に勝負がかかってきていたので、何としてでも1本取ってやろうと思った。関大Bとの準々決勝では、お互いを知っている分試合はやりにくかった。でも、逆に空いている所もお互いに知っていたのでそこに引き込めた方が勝ちだと思った。準優勝ということで、もう1つつなげて試合をしたかったので、少し納得いかない結果となった。後輩たちには、自分の軸をしっかりもってやっていれば結果は出ると思うので、頑張ってほしい」

▼藤原
「インカレの結果が思わしくなかったので、この2か月での挽回をねらった。学年ごとの意識の差を埋めようと、ミーティングをした。私たちが目指しているのは、全員で勝つということ。今日の試合は、私たちが目指していたものができて、全員で一人を応援するとかいい雰囲気ができた。団体戦の5つどのチームも、そのチームの空気ができていて、まとまりがあった。関大Bと当たったということは、お互いに勝ち上がってきたということだから、対戦できてよかった。関大Bが、『Aと当たるために絶対勝つ』と言ってくれたので、少し気まずい部分もあったけど楽しくできた。自分は、今までそんなに活躍したことないけど、団体のメンバーが引っ張ってくれた。個人戦の終わり方に関しては、不甲斐ないと思う。それでも、自分を応援してくれる同期と後輩がいたことがうれしかった。後輩には、関大なぎなた部の伝統をたやさず、楽しんでこれからもやっていってほしい」