【ラグビー】意地を見せるも大敗。全国大学選手権出場の可能性が消滅

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◇2016ムロオ関西大学Aリーグ第5節対同大◇11月12日◇宝が池球技場◇

【前半】関大10-19同大
【後半】関大0-56同大
【試合終了】関大10-75同大

前節、京産大相手に苦杯をなめた関大。今回の相手は今季無敗で首位を走る同大。しかし、目標である全国大学選手権出場の切符をつかむためには、勝つしかない。また、けがで出遅れていたBKリーダーのCTB田村がこの試合から復帰した。
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スタンドから多くの仲間や観客が見守る中試合は始まった。7分、相手を抑えきれずトライを決められ先制を許す。だが、副将が嫌な流れを断ち切る。13分にPR後藤が相手陣深くでインターセプト。そのまま独走し中央にトライ。スタンドからは歓声が沸き上がった。その後、FB竹中のゴールが成功し同点に追いつく。その4分後に同大にゴールラインを割られ、再びリードを与えた。22分に竹中がPGを決め点差を詰める。しかし、前半終了が近づく中で悲劇が起こってしまう。精神的支柱であるNO8高本主将が脳しんとうにより退場。その後、もう1トライを奪われ9点差で前半終了。桑原監督と後藤は「前半は良かった」と口をそろえたように王者相手に互角に渡り合った。
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しかし、後半に入り戦況が一変。この日からメンバーに復帰した同大のエース・WTB松井にハットトリックを決められるなど相手に圧倒される。田村やFL二上といった4年生を中心に決死のディフェンスを見せるも及ばない。スタンドから「切り替え」と選手を鼓舞する声もむなしく、後半だけで8トライを献上。試合終了間際には、CTB岡橋がインゴール目前まで迫るが一歩届かず。後半はノートライで終戦。王者の牙城を崩すことはできなかった。
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前節の京産大につづき大敗を喫した関大。全国大学選手権出場はかなわなくなってしまった。「1対1でうまくやられた」と主将の高本は同大との差を口にした。今季の試合も残り2試合。とうとう入れ替え戦が現実味を帯びてきた。次節は同大と同様に連勝街道をひた走る天理大。苦しい試合展開が予想されるが、全員ラグビーで勝ちに行く。【文:柴村直宏/写真:嶋健太朗】
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▼桑原監督
「前半はよかった。後半はフィットネスが足らなかった。けがとか感染症とかでメンバー変更はあるが、ガラッとは変わっていない。一戦一戦ベストメンバーで戦っている。(天理大戦に向けて)作戦を練らないといけない。修正点を直して勝ちにいきます」

▼高本主将
「(試合途中の脳しんとうの疑いによる交代について)全然大丈夫。入りは悪くなかった。やってきたことを出せた。チーム全体で一つ一つのプレーで同志社に前に出られた。BKもタックルに行っていたが、1対1でうまく出られた。天理は一つ一つの精度が同志社より高い。80分間ひたむきにやっていく」

▼後藤
「前半はよかった。関大の武器であるディフェンスが効いていた。(自身のトライについて)チームが大敗してしまったので喜べない。スクラムは五分五分だった。圧倒して勝ちたかったので悔しい。前半にできていた我慢が後半にできなかった。足が止まって、FWとBKのリンクができなかった。天理は全勝なので、チャレンジャーとして勝ちにいきたい」

▼田村
「3週間前に復帰して、この試合までしっかり準備してきた。まだまだ直すべきところばかりで成長できると思う。前半は競って、後半に離されるゲームが続いている。取り続けられようにしないといけない。けがで出遅れて、リーダーで出られない。迷惑をかけた。いつも以上に声を出して引っ張ることを心がけた。(天理大について)昨シーズンも今年の春も最後まで接戦になっている。相手は強いが結果を残せる。"One Heart"の言葉通り一つになって勝利を目指す。自分はタックルをすることしかないので、体を張り続けたい」

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